こんにちは、マツです。
今回は2025年3月時点の相場状況を踏まえつつ、今現状投資対象がかなり少ないという話をしていきたいと思います。
投資候補がもう少し増えて欲しい
そもそも投資銘柄自体は世の中ごまんと存在しますが、長期投資を基本として考えたときに今現在お手頃・お得な銘柄の発掘は自分の実力では非常に困難だと言わざるを得ません。
まぁ私がなんとなく頭にある投資対象の条件に合致しないということになると思いますが、私自身こういった機会でもなければ特に頭の中の言語化をしないので、自分がGO!を出すタイミングが雰囲気しか理解していないところもあります。
基本的には長期投資対象銘柄になると、将来右肩上がりになることを想定して購入します。なので今の価格がたとえ現在割高だと評価されている銘柄だったとしても、結果的に将来それ以上の高みにいるはずなのでいつ買っても問題ないでしょうという理屈です。
まぁこれ以降は自分自身の欲以外の何者でもないんでしょうが、相場というボラティリティ(変動幅)が存在するものである以上は、可能な限り下限まで引きつけてから購入する方が更なる利益を産んでくれるという意味では狙いたい部類に入ります。
自分の投資対象に入る条件を洗い出してみよう
ひとまずなんだかんだと書いていますが、私自身も自分が長期対象銘柄に対して、今現在どういった判断で購入しているのか言語化してみたいと思います。
- 将来的に企業が存在(10年以上)し、なおかつ生産性・価値創造が高いレベルであること
- 現在価値が過去相場上ある程度下支え状況であること
- いわゆる高配当銘柄であること
ざっとこの3つが私が購入を決断する条件になると思います。多少細かい条件はさらにあるように感じますが、大雑把にいえばこんなところという感じです。
まず企業自体の企業体力も重要です。ある意味吹けば飛ぶような企業体力がない企業では、市場の変化を吸収する力自体が少なく、環境変化で倒産や合併など企業が存続していない可能性もあります。なので私の場合には、ある程度の企業規模。さらには直近5年くらいを目安に、可能であれば以降10年以上存続可能な企業を選択肢に入れます。
ここで3つ目に書いた条件が、長期優良企業を選ぶときに効いてくるものになります。3つ目に書いた条件は高配当銘柄であることとしました。高配当銘柄は私個人的な数値目標としては最低3%程度の配当を行っている企業を対象にしています。まぁ配当の割合といっても、企業規模や株価の状況によって変化するものではありますが、いちをの目安として指定しています。
この高配当銘柄を選択することで、長期優良企業を条件に加えると、無限生産機のようなものが完成します。これは私が理想とする働かなくても手元に入ってくるキャッシュフローです。もちろんこのお金の流れ自体は大きければ大きいに越したことはないですが、何もしないよりはマシ程度で考えている条件になりますね。
そして2つ目に書いた条件が今現在の株価自体が相場全体から見ると、下支え状況であることも考慮に入れます。これはある意味での割安性と見ることもできます。まぁ本当に割安かどうかはそんな簡単に判断するものではないようですが、今現在の相場状況(全体的に強気状態の相場)において逆行してのマイナス価値。これはある意味市場から見向きもされずに安値放置されている企業と言い換えることもできます。
基本的に相場で利益を上げるのであれば、他人が見向きもしない間にコソコソと仕込んでおいて、みんなの視線が集中しているときにはその利益を眺めて微笑みと放置プレーというのが理想的です。
こんな感じで私の場合には条件が3つほどあって銘柄選定していますが、条件に合致する企業を選別するのは非常に骨が折れる作業です。
投資資金が少ないことも多少なりとも影響
私はほぼどの状況においても、投資資金が少ないのが悩みの種です。これを書いている今現在も投資余力がほとんどなく、にっちもさっちも行かないという状況が続いています。
投資余力として現存しているものの使えないお金の筆頭が「iDeco」と「NISA」への積み立て資金です。投資の資金効率の話をすれば、投資するならさっさと相場にぶち込め!というのがセオリーだと思うんですが、iDecoとNISAという地味に非効率な制度のおかげで、現金のまま資金をホールドという状況が発生しています。
このiDecoとNISAへのお金を除くと、私が投資余力として準備する現金となると「労働収入の残り」と「配当金」です。私の場合には毎月決まって入ってくる給料がある働き方をしていないこともあり、労働収入からの残り資金が不安定です。不安定といっても、ある分から少しでも投資資金に回そうと日々奮闘している状況ですが、これがある意味私の投資資金の原資になります。それ以外が2,3年前から本格的に始めた配当金です。
元々長期投資を行っていなかったこともあり、この配当に関してはあったりなかったりという状況で、当てにならないあぶく銭みたいな位置付けでした。つい2,3年前(2023年くらいから)長期投資を視野に入れたのと、現預金の非効率さに今更ながら嫌気がさして投資の市場にほぼ全プッシュで資金を投じたのも影響しています。
結局日々の稼ぎが大してないこともあり、まとまった投資資金を準備するのが結構大変だったりするわけです。
投資資金が少ないことを嘆いていても始まらない
お金が少ないやら、使えるお金の余力が存在しないなど言い訳を探せばキリがありません。そんな言い訳をして誰かがお金を恵んでくれる世の中なら、いくらでも言い訳や嘆きの1つや2つ言ってみせましょう。まぁ世の中そんな甘くはないわけで、政府や行政も大したことはしてくれないですし、会社や家族・友人を当てにするのも違うでしょう。
人間結局当てにするのは自分自身だと私自身は思っているんですが、お金が少ない現状を打開するのは、他人ではなくあくまでも自分自身。ムチを打つべくは自分になるわけです。
たとえば投資資金が1万円も準備できないとか1000円もやっとだとしても、そのお金でも集めてしまえばいいわけで。たとえ細かい金額だったとしても塵も積もれば山となるで、いずれはある程度の金額に育ちます。それに今現在は細かい投資資金でも、相場に突っ込めれるように制度が整備されていて、場所によっては500円くらいとか1000円もあれば間違いなく投資ができる環境が準備されています。
1ヶ月1000円も寄せられない大人がいるのであれば、そんな人は大人とは呼べません。おとな子供。もしくは、大人の皮をかぶったただの子供です。
さすがに大人の仲間入りを果たしたのであれば、1ヶ月1000円くらいはなんとかできる経済的自立を見せて欲しい。
というわけで、最低月1000円準備できる前提で話を選択肢は広がってくる。
ひとまず黙ってインデックスを積み立てるのが無難
あぁでもないこうでもないと語るのは可能ですが、投資資金が少ない人だったり、とりあえず老後資金の足しにでなる今あるお金を投資したいと思うのであれば、ひとまずインデックスはマストでしょう。
インデックスを選んでおけば、投資の最低レベルの利益は享受できると言っても過言ではない。投資の大前提はいかに失敗をなくすかに尽きると思う。投資しているんだから、損が出るのは当たり前とか、投資なんだからどこかで大きく取れれば大丈夫とか好き勝手言う人もいるでしょう。
投資で一番重要なのは野球でいうところの毎試合安定してヒットが出せる選手です。打てばホームラン。基本的に空振り・見逃し三振なんて選手は投資の世界に向きません。そう言ったホームランバッターにスポットライトが当てられがちですが、相場で生き残るためには雑草食べても生き残るくらいな貪欲な生存本能です。
まぁ投資の世界にはセーフティーネットのようにインデックスが存在しているので、あまり雑草貪り食わなくても、牧場の動物のようにのびのび過ごすことができます。
いろんな投資対象に目を向けるのが吉
いろいろと書いてきましたが、やっぱり相場に広く目を向けて視野を広げる努力が必要です。まぁ極論としては何も信用するな!というのが結論な気もしますが、たとえば日本人だから日本円を信用しよう!とか、日本企業に全幅の信頼を置く!なんてことはナンセンス。
今の世の中どうなるかなんて、未来のことは誰にもわからない。神様・仏様が存在するかは知りませんが、相場の未来なんて誰にもわからないし、世界の未来の状況もわかる人はいないわけです。
世の中絶対は存在しないが当たり前。絶対が存在しないと前提条件を置くのであれば、どうなってもなんとかなるポジションをキープするのが無難。
投資の格言で「卵は1つのボールに盛るな」というのがありますが、投資するのであれば可能な限り、卵がある分だけボールを準備しよう!みたいな心構えは必要なわけです。
最後に
いろいろ書いてきましたが、今現在2025年3月時点で私のメガネにかなう投資対象はマジでほとんどありません。ウォーレン・バフェットが市場しか資金を抜いているような話もあったりしますが、私は相場から抜くことまではしませんが、追加で入れるにはどうにも選択に迷うと言わざるを得ない状況です。
そうこう言っても現金でキープしておくことの方が何事もリスクだと私は思うので、選択肢がない状況だったりめぼしい銘柄がなかったとしても、可能な限り資金を相場にされせるように無理にでも投資して今後も資金を増やしていきたいと思います。
少し長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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