映画マトリックスが初公開したのが今から24年前の1999年。当時12歳だった少年が今現在36歳のおっさんにまで成長し、シリーズ3作品目までを完全制覇したので感想をまとめてみました。
今回視聴したのは次の2作品
初代のマトリックスは記憶にだいぶ焼き付いていて、今さら見返さなくてもだいぶ記憶があるので今回は省略。
完全制覇した感想
シリーズ完全制覇した感想としては、正直リローテッドとレボリューションズは作品としては作りが弱いという印象。
ざっと紹介すると2作品目のリローテッドは3作品目へのつなぎの作品。なのでリローテッドは伏線も準備しつつ初代マトリックスの世界観を表現するという感じで、初代マトリックスの衝撃からすると、いまいちパンチ足りないじゃん!って感じ。
締めの3作品目レボリューションズはリローテッドの伏線を回収しつつも、マトリックスの世界観を急ごしらえでまとめにいった感じ。まとめたんだからよくない?と思うかもだけど、中盤~終盤はかなり急ごしらえでまとめた印象が強く、設定弱くない?とか、えっ?最後何があってこのエンディングなの?という疑問だらけだった。
設定の弱いところをいくつかピックアップすると
- 人類が長年戦ってきた宿敵の名前が「機械」とか、敵の町の名前が「マシンシティー(直訳で機械町)」
- シリーズ2,3作品の長尺で作った割には、主要人物は初代で完結している
- 影の敵としてシリーズ2作品目に登場する敵の正体は詳しく語らず終わる
など36歳のおっさんが見る点としては、こりゃ弱い作品じゃん!っていう感じ。製作者などには申し訳ないですが、C級映画相当じゃね?金はかかってそうだけど。という感じ
あまりに悪い点ばかり書くと、酷評記事になるので少しフォローも。マトリックスシリーズの良い点は次の感じです。
- 初代の世界観が最高にカッコいい!!
- 現実世界から電脳世界?のマトリックスに入る異世界転生感はいい!
- 2作品目リローテッドのバイクを使ったカーチェイスはカッコいい!
- 3作品目レボリューションズで登場するサティは終始良い子でした
こんな紹介をすると「カッコいいのが見たかっただけじゃん?」って言われそうですが、正直初代マトリックスは「カッコいい」を集約したような世界観でしたよ?と言いたい!
なぜか主要な登場人物がサングラス+黒服にまとめあげてる中二病チックな世界観や、その当時としてはめずらしい異世界転生の世界観。その他にも現実離れしたアクションシーンなどカッコいい!要素のオンパレードだった。
今2023年の令和としては、正直異世界転生ものは腐るというほど作品が存在するし、正直アクションシーンもPS5などが登場している現在としては、こんなもんか?くらいに落ち着いています。それでも23年も前の時代では考えられない世界観。マジでCool!!というくらいイカした世界観でした。
そういう意味では期待感爆上げの状態での2,3作品目の内容が、こじんまりし過ぎていて想像の枠を全く飛び出してこなかった点が残念。結局残念な作品ってことね?って言われそうだけど、期待感を最大に上げるくらい初代マトリックスは良かった!という意味で捉えてもらいたい。
最後に
本当はリローテッドとレボリューションズのそれぞれの感想や紹介を記事に入れようと思ったけど、これを読んで見たかった人はまずは初代マトリックスから見直す気がするし、私と同じく初代を見たことある人は同じく2,3作品目から見そうなので今回は省略。
結局2,3作品はどうなの?という人のために、キーワードだけ紹介してこの記事を締めます。
- 愛
- 懐疑
- 継続
- 真実の愛
- 信頼
- つながり
- 終わり
- 優しさ
ひとつ書き忘れました。マトリックスシリーズは3作品だと思っていましたが、4作品目にあたる「マトリックス レザレクションズ」も2021年に公開されており、各種配信サイトなどでも見れる場所もあるみたいです。気になる方はこちらもぜひチェックしてみてください。