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【職人がやってる】 塗料別の刷毛の洗い方を紹介 | 刷毛が固まらないコツも紹介

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男性の口コミ
男性の口コミ
いつも刷毛洗ってるんだけど、他の職人ってどんな風に洗っているのか知りたいんだけど
女性の口コミ
女性の口コミ
塗装の職人さんって、男の人が多くてあんまり聞きにくいのよ。しっかりした刷毛の洗い方知りたいな

塗装歴10年以上ある私マツが、塗料のタイプ別に刷毛の洗い方と、刷毛が固まってしまわない洗う時のコツを合わせて紹介していきます。

この記事を読むことで、次の2点のメリットがあります。

記事を読むメリット
  1. 塗装職人が実際に行っている刷毛の洗い方を知ることができる
  2. 刷毛を洗う時に、塗料で刷毛が固くならないコツがわかる

この記事は次の方を対象に作成しています。

記事の対象読者
  • 塗装職人が現場で行っている刷毛の洗い方を知りたい方
  • 自己流で刷毛を洗っているけど、職人が実際に洗う方法を知りたい方
  • 刷毛を洗うと、刷毛の毛が塗料で固くなってしまう方

ではさっそく塗料別の刷毛の洗い方を紹介していきます。

塗料のタイプ別により刷毛の洗い方が違います

塗料のタイプにより刷毛の洗い方が違います。塗料のタイプは次の2種類がありますよね。

塗料のタイプ
  1. 溶剤塗料
  2. 水性塗料

塗料のタイプ別に刷毛の洗い方を紹介していきます。まずは溶剤塗料の刷毛の洗い方からです。

溶剤塗料の刷毛の洗い方

溶剤塗料の刷毛の洗い方を紹介していきます。刷毛の洗い方を4つの項目に分けて順番に紹介します。

溶剤塗料の刷毛の洗い方
  1. 溶剤塗料の刷毛を洗うときの注意点
  2. 溶剤刷毛の洗い方
  3. しっかり洗うときに意識すること
  4. 刷毛の保管方法

まずは溶剤塗料の刷毛を洗うときの注意点から紹介します。

溶剤塗料の刷毛を洗うときの注意点

溶剤塗料の刷毛を洗うときの注意点は、次のポイントです。

刷毛の根本部分(毛の根本)を重点的に洗い落とします。

根本部分は毛の開きが少なく塗料が硬化しやすい部分なので、そこを重点的に落とすことで刷毛の硬化を少なくすることができます。

次に、溶剤刷毛の洗い方を紹介します。

溶剤刷毛の洗い方

溶剤刷毛の洗い方を説明します。

溶剤刷毛を洗う時は、ラッカーシンナーを使用して塗料を洗い落とします。

簡易で刷毛洗う時は、塗料シンナーで洗い落とすことができます。ただ、しっかり落とす時はラッカーシンナーを使用した方が確実です。

マツ
マツ
現場では2液タイプ(主剤+硬化剤)を使用するものが多く、塗料シンナーでは洗いが不足する塗料が多いので、ラッカーシンナーをメインに使っています
相方くん
相方くん
2液タイプの塗料でも、塗料シンナーで塗料が十分洗えるものもあるから、その辺は経験になっちゃうよね

次にしっかり洗うときに意識することを紹介します。

しっかり洗うときに意識すること

しっかり洗うときに意識することは、次のポイントです。

刷毛がしっかり洗えているかの確認方法は、刷毛の毛色が白になるまで洗えている時は塗料がしっかり洗えています。

相方くん
相方くん
刷毛の毛質は、うさぎや山羊の白毛、熊毛の黒毛、他にも豚毛もあるよね
マツ
マツ
豚毛はラスター(掃除刷毛)がメインかな

次に、刷毛の保管方法を紹介します。

刷毛の保管方法

刷毛の保存方法は、各メーカーから販売されている刷毛保存缶を使用します。刷毛保存缶がない時には、一斗缶などで代用します。

刷毛保存缶には刷毛を吊るすように穴が開いているので、吊るすための棒に刷毛を通して吊り下げて保管します。

マツ
マツ
保存缶の中に刷毛を吊り下げる時に、刷毛の毛先が乾燥しないようにシンナーなどに浸けて保管していると思います

私が刷毛保存缶に入れるおすすめの液体と配合があります。

マツ
マツ
おすすめする液体と配合は、塗料シンナー+サラダ油を配合1:1の割合で入れるのが、一番刷毛の質が一番良い状態で保管できます

塗料シンナー+サラダ油配合した液体は、刷毛使用前に1点注意点があります。

刷毛保存缶に塗料シンナー+サラダ油を使用した刷毛は、刷毛使用前には必ず塗料シンナーで一度刷毛を洗って、サラダ油を落としてから使用する必要があります

相方くん
相方くん
塗料シンナーは塗料に混ざるけど、

次に、水性塗料の刷毛の洗い方を紹介していきます。

水性塗料の刷毛の洗い方

水性塗料の刷毛の洗い方を紹介していきます。ここでは次の4点を順番に紹介します。

水性塗料の刷毛の洗い方
  1. 水性塗料の刷毛を洗うときの注意点
  2. 水性刷毛の洗い方
  3. しっかり洗うときに意識すること
  4. 刷毛の保管方法

まずは水性塗料の刷毛を洗うときの注意点から紹介します。

水性塗料の刷毛を洗うときの注意点

水性塗料の刷毛を洗うときの注意点は、次のポイントです。

刷毛の根本部分(毛の根本)を重点的に洗い落とします。

根本部分が毛の開きが少なく塗料が硬化しやすい部分なので、そこを重点的に落とすことで刷毛の硬化を最小にすることができます。

次に、水性刷毛の洗い方を紹介します。

水性刷毛の洗い方

水性刷毛の洗い方を説明します。水性刷毛を洗う時は水道水を使用して塗料を洗い落とします。

刷毛を洗うときは、刷毛の毛先を手もみ洗いして塗料を洗い流しましょう。

相方くん
相方くん
水道水で洗う場合でも洗い流した塗料は、水道の配管に直接流さないようにした方がいいよね
マツ
マツ
塗料は水道水で溶けますが、環境破壊になるのでやめましょう

次にしっかり洗うときに意識することを紹介します。

しっかり洗うときに意識すること

しっかり洗うときに意識することは、次のポイントです。

刷毛がしっかり洗えているかの確認方法は、刷毛の毛先を手もみ洗いした時に、刷毛の根本から塗料の色が出ずに透明になるまで洗えている状態がしっかり洗えている状態です。

次に、刷毛の保管方法を紹介します。

刷毛の保管方法

刷毛の保管方法は、水性刷毛は乾燥状態で、さげつ(塗料を入れる容器)に刷毛を逆さにして保管しています。

マツ
マツ
刷毛を逆さにしない場合には、毛先に変なクセがついてしまうので、おすすめできません
相方くん
相方くん
刷毛保存缶も結局は、毛先のクセがなく保管するために使用しているもんね

会社によっては、水に刷毛の毛先を浸けた状態で保管している場合もありますが、水が悪くなって異臭が発生します。定期的な水の交換が必要になるので、保管は乾燥状態がメンテナンスが簡単です。

以上で、塗料別の刷毛の洗い方の紹介でした。

最後にあとがきを準備しましたので、よければ引き続きご覧ください。

あとがき

職人さんになると毎日息を吸うように刷毛を洗って、保管してを繰り返していると思います。

私自身も毎日何回も何本も刷毛を洗って、保管してを繰り返しています。もし、刷毛の洗い方がわからない方がいた場合には、少しでも参考になれば幸いです。

今後も少しずつ作業効率化に繋がる情報を発信していきますので、引き続き見に来ていただけると嬉しいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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