快適なインナーって何かないかな?そんなふうに思ったことありませんか?
私は体質的に汗かきだということもあり、汗かいてびしょびしょになるインナーに嫌気がさしていました。汗かきのデメリットは、びしょ濡れになるインナーだけでなく秋冬とかになると、かいた汗のせいで汗冷えして結果的に体調を崩すなんてことも多いんです。
今回は日常の快適性に直結するインナー探しの旅に、ひとまず終止符をうった私が、インナー探しの終着地点の報告として今回の記事を準備しました。
では早速本題に入っていきましょう。
快適なインナー探しの終着地点は結局モンベルで決着
快適なインナー探しとなると、私から言わせてもらうと結局アウトドアメーカーのものを探すことになります。
安く探そうとワークマンやしまむら、ホームセンターの衣料コーナーに行ったりと、右往左往していましたが結局のところ、安物は安物なり。最低限価格は価値を反映するものです。
アウトドアメーカーのものとなると、何を見ても高く感じるのは私だけではないはずです。そうはいっても、実際手にとって普段から使ってみるとアウトドアメーカーのものの快適性に驚かされます。
アウトドアメーカーの中でかなりリーズナブルな価格帯で、コスパ最強筆頭がモンベルです。そんなどこにでもある有名なモンベルさんですが、今回の快適なインナー探しの終着地点としても結局モンベルさんで決まり!という結論に至ってしまいました。
快適なインナー探しの終着地点がモンベルにたどり着いた理由
快適なインナー探しの終着地点がモンベルになったと言いましたが、そこにたどり着いた理由も紹介します。
- 結局コスパ最強が長期視点では最高の選択
- 良いアイテムでも結局一長一短ある事実
- 手に入りやすさも選択肢の決め手
ざっとこんなところでしょう。順番に確認していきましょう。
結局コスパ最強が長期視点では最高の選択
まずモンベルにたどり着いた第1の理由としては、結局コスパ最強が最高の選択ということです。
長い人生において、毎日生活しないといけません。たとえばたまにキャンプに行くとか、休日に登山に行くという人もいるでしょう。たまにだし良いものを買おう!という特別感に浸るのもわかります。
ただ毎日生活しているのに、普段の生活は快適でなくていいのだろうか?そんな特別な日はやはり快適に過ごしたい!それも理解できます。ただ私は普段の日も漏れなく快適に過ごしたいと思います。
結局毎日を快適に過ごしたいのであれば、使用頻度も高くコスパ視点で考える必要もある。たまの外食のように「今日は特別だから良いお店で食べよう!」なんてこともあるでしょう。ただ、たまにじゃなくて、せっかくなら毎日が良くないですか?
ということで、毎日の快適性を求めるのであれば、手が出しやすい価格帯も必須条件です。
良いアイテムでも結局一長一短ある事実
私も快適なインナー探しをするべく、結構な出費といろんなメーカーを買い漁って自分でテストしてみました。私が購入したメーカーはこんな感じです。
- コロンビア
- モンベル
- ミレー
- イオン
- ファイントラック
- ひだまり本舗
まだまだメーカーがあるので、たったこれだけ?と思う人もいるかもしれませんが、1年でこれだけテストすれば個人的には十分です。(出費の話をすると死活問題クラスです笑)
私は昔よく知らないこともあり、やたらにコロンビアばっかり買っていた時期がありました。(たまたま最寄りの店舗で結構な品数扱っていたのが影響してると思う)コロンビアは今の私から言わせてもらうと、アウトドア風アパレルブランドという感じです。(アウトドアブランドとして機能を突き詰めている感は正直ない)
そこからアウトドアに興味を持ち出し、身近に店舗があるモンベルを調べ始めました。価格的にも手が出しやすいメーカーということもあり、多少なりとも買ってはテストということを繰り返していました。ただモンベル以外にもアウトドアメーカーが実際あるし、ここで終わるのもどうなんだろうと考えました。
そのあと秋冬の汗冷えで体調を崩す自分の対策として、ミレーで有名な「ドライナミックメッシュ」を手に入れてみました。これを使ってからミレーへの信頼度が上がったものの、コスト的にもう少し安く手に入らないかと調べていました。それからイオンでも「ドライナミックメッシュ」と同系統で、価格が1/3くらいで手に入るアイテムがあることを知りました。
結局秋冬のメッシュインナーは、イオンがコスパ最強だなという結論で私の中では完結しました。ただイオンでは形状が選べず、半袖固定というのが少し難点でした。ミレーは3/4スリーブから、半袖・ノースリーブと3種類から選べるところが魅力です。結果的に加齢に伴い、熱量が少なくなってきたこともあり、秋冬は長袖相当でさらにメッシュがあれば快適という結論に至りました。(最終的にミレーの3/4スリーブドライナミックメッシュで着地です)
秋冬は完結したとして、春・秋用にミレーの「ドライナミックスルー」という薄手で、使い勝手がいいインナーを新たに買ってみました。信頼度が上がったミレーということで、春や秋も使えるだろう!という目論見です。これも肌の汗離れがよく、汗冷えが非常に少なく、快適なアイテムでした。これと同じような効果がある別メーカーがファイントラックです。
ファイントラックは「ドライレイヤー」というものになっていて、ミレーのドライナミックスルーとは効果が違うものです。
ファイントラックは、生地の機能自体で強制的に汗を肌から離してしまうという効果があります。対するミレーは生地自体は汗を吸着しますが、メッシュ形状と乾きやすい構造から汗冷えを極力感じない特徴を備えていました。
春・秋はミレーでもファイントラックでも、正直個人の好き好きという結論に辿り着いて、どれか使っておけばいいよね!っていうのが私の感想です。
ひだまり本舗のインナーは、完全に冬用の防寒対策の決定版的な位置付けて購入しました。ひだまり本舗のインナーで有名なところは「エベレスト」もしくは「チョモランマ」です。個人的には絶対体を冷やしたくないという場合には「エベレスト」を選ぶという結論に至りましたが、ただこれが最適解とは言えず答えを模索しているという感じです。(若干答えにたどり着きつつあるが、来シーズンに期待)
メーカーだけでなく生地自体も気になってくる
ここまで私が模索したメーカーの話をいろいろしてきましたが、メーカーうんぬんかんぬんではなくて、そもそもインナー自体の生地も気になるんだなということを発見しました。
快適に過ごすための生地の素材はこの辺りです。
- ポリエステル(化学繊維)
- メリノウール(天然素材)
正直答えは人それぞれとか、環境次第みたいな答えになってしまうんですが、快適な生地探しに結論はありません。
生地の乾燥の速さを求めるのであれば、化学繊維のポリエステルが終着地点になると思います。(現時点としての回答)メーカーによって生地の構造を工夫していて、いろんな機能が付与されています。ただ乾燥に関しては化学繊維が強いことは間違いありませんが、ニオイ問題は化学繊維を選んだ時のデメリットにもなります。(化学繊維はニオイの発生率が高い)
逆にメリノウールに関しては、自然のエアコンと言われるような素材で、温度調節機能だけでなくウール特有の消臭機能もメリットとして挙げられます。
何日着ていてもほとんど臭わないと言われるくらい、メリノウールは消臭性が高い素材です。(実際にとんでもない連日使いまわすテストをしている人がいる)これはある意味化学繊維のデメリットを打ち消す、最大の特徴でもあります。ただメリノウールにも弱点はあって、消臭機能や温度調整機能は抜群ですが、濡れに対する乾燥は非常に遅く、乾燥に関しては化学繊維に軍配が上がるという感じです。
ポリエステルとメリノウールはお互いに一長一短あって、どっちを取るかみたいな関係性になっています。最近ではこのお互いのメリット・デメリットを共存させた、ハイブリットの生地を展開するメーカーも非常に多いです。(最低でもメリノウールが30%混紡されていると消臭機能があるそうです)
私の素材の結論としては、停滞着のように大して活動しない時には、メリノウールの温度調整機能が非常に快適だと感じます。(冬の停滞着にはメリノウールで揃えたい)逆に活動的な時にはメリノウールの吸湿量に限界があって、私の体感では化学繊維の速乾性と肌離れの良さに軍配が上がると結論づけました。(冬の活動着には化繊で攻めて速乾性に全振りしたい)
短期間であれば化繊を、長期であればメリノウール混紡を
私の素材選びの最終結論は、短期間で日帰りくらいの活動であれば、速乾性や汗冷え対策に特化させた化繊を選ぶのが良いと思います。また連日とかの長期で活動する時には、消臭対策も含めた選択肢が必要になるので、メリノウール混紡生地を選択して速乾性と消臭性の両方取りすればいいと思います。
冬に関しては濡れたものを着ていることの方が死活問題なので、冬は乾きに全振りした化学繊維で肌着をまとめたいですね。
私の使用用途に合っているのは結局化繊が最有力候補
私の使用用途としては、短期間が非常に多いです。
快適なインナー探しのメインが、仕事中の体調管理としても考えられているからです。そうなった場合に、消臭対策を加味したメリノウール選びをするよりも、完全に速乾性と汗冷え対策に特化させた化繊が選択肢として最有力に上がると結論づけました。
毎日使える化繊を選ぼうと思うと、最終的に辿り着くのがモンベル。
モンベルは本当に四季を通して年中選べるラインナップがあります。私はモンベルの中でもジオラインが非常に使い勝手がよくて助かっています。(コスパの部類でも最高です)
モンベルのジオラインは、形状だけでも「ノースリーブ」「半袖」「長袖」と3種類から選べて、季節ごとや体調・体質によっても好みの形状を選択できます。またモンベルはジオラインだけではないですが、生地の厚さも選べるように準備されていて「薄手」「中厚手」「厚手」で選べるようになっていて、本当にいろんな環境に適応できるように商品ラインナップが多いです。
私のように「ジオライン」でいいや!と思う人であれば、あとはジオラインの中から季節や環境に合わせて「形状」「厚さ」で選べば、すべて完結するというのが非常に快適です。
メーカーの迷路や生地の迷路にも迷い込んで、結局どれが1番良いわけ?と思っていましたが、今は特に悩むことなく、今ジオラインの中で一番快適に過ごせそうなのはどれ?という選び方になったので非常に私は嬉しいです。
手に入りやすさも選択の決め手
快適なインナー探しもいいんですが、普段から使うものという視点から考えると、実際の商品の手に入りやすさも結構重要なポイントです。
その点モンベルに関しては全国至る所に店舗が存在しますし、オンラインショップもあるので全国のどこかに在庫が残っていれば、結局店舗に行かなくても手元に商品が届く状態です。
これめっちゃ快適で、使ってて最高なのよね!っていうアイテムがあったとしても、普段から売り切れが続いていて手に入らないとか、試着できないから本当にいいものか判断できない。みたいなこともありますよね?
その点もやはり全国に店舗があるモンベルに関しては、現物も店舗に行けば見ることもできるし、実際にあるものであれば試着することもできます。
やっぱり手にとって、自分の目で見て確認できるのはネット通販ではできない醍醐味です。これのおかげで買ったけど失敗した!ってことがマジで少なくなりますからね。
最後に
今回は私が1年以上本気で悩んだ、快適なインナー探しの最終決着を記事にまとめてみました。
もちろん人によっては最適解が違うのは当たり前の話です。私の最適解があなたの最適解とは限りません。ただこういった他人の情報を見ることで、情報として迷うことがだいぶ減り、地味にショートカットした選択をすることができるかもしれません。
今回は私の快適のインナー探しの話を長々させていただきました。ここまで読んでいただきありがとうございました。