ウィル・スミス主演のアイ・アム・レジェンドを超今さらながら見てみました。不意に仕事の2連休でまとまった休みができたこともあり、天気もあいにくの雨ということで絶好の引きこもり日和。そんな暇の穴埋めにアイ・アム・レジェンドを見てみました。
少し前に同じくウィル・スミス主演のハンコックを見たんですが、ハンコックはなんだか自分の趣味に合わなかったのか、全部見る前に途中でやめてしまいました。そんなウィル・スミスとのひと悶着がありつつも、アイ・アム・レジェンドにチャレンジという感じでした。
ただウィル・スミスの映画自体は昔から大半の作品が好きだったので、というか大半の洋画が昔から好きだったんですけど、今回も少し楽しみに見始めました。
アイ・アム・レジェンドを見た感想
アイ・アム・レジェンドは、現在と過去を交互に見せながら時間経過するタイプの作品で、不意になんだこれ?と思う時がありますが、すぐにあぁ~過去の回想かと理解できる作品です。
アイ・アム・レジェンドはエンディングが2つ準備されているようなんですが、おそらく私が見たのが標準ルートのパターンかと思います。もう一つのルートは時間がある時に改めて見てみたいと思いますが、正直標準ルートの終わり方はなんだかしっくりこない感じでした。
とはいえ、アイ・アム・レジェンド自体は普通に良い作品だったと思います。というのも、ざっくり概要だけ触れると雰囲気はバイオハザードに近いストーリー展開。ただし、世界にウィル・スミスが一人だけ取り残された世界観と、そこで生き続ける状況になんだか感情移入してしまう感じです。
あまり触れるとネタバレになるんでしょうが、現状を楽しみながらそれでも怯えつつ、そんな状況でも強く生きようとしているウィル・スミスの演技が非常に良かったと思います。唯一の仲間である娘から託された犬との関係性も、なんとも微笑ましくも悲しくなるシーンの1つです。
後半までの展開は非常に良くて、だいぶ世界で1人で生きている世界観に没入できるので良いんですが、なんだか敵との戦いが始まったあたりから歯車がずれだした感じがします。
なんとなく理解が通い合いそうで通い合わない感じの敵とウィル・スミスの関係性やら、後半に現れる展開など、なんとも無理やり時間の尺に合わせてストーリー組んだかな?と考えさせられました。
そんなことをいいつつも、全体的には良い映画だったな!見てよかったな。という感想が出てくる映画なので、もし見たことがない人がいたら時間があればおすすめしたいかなと思います。
昔からアイ・アム・レジェンドのジャケット写真が雰囲気があって好きだったんですが、今回初めて全編見ましたが見てよかったと思います。