投資信託に弱点があることを知っていますか?こんな話をしている私マツも、つい最近この投資信託の弱点に気づいた1人です。
今回はそんな投資信託の弱点について紹介していこうと思います。
それを紹介する私マツは20歳の時から投資を始めて、現在36歳でかれこれ16年近く株式投資やら投資信託、FXなどいろんな投資を行ってきました。といっても、本格的に貯金の大半を投入しての全力投資はここ数年というところです。とはいえ、投資信託のトータル利回りは直近7年で今2023年5月現在+4.2%という成績にあります。
では投資信託の弱点について紹介します。
投資信託の弱点
さっそく投資信託の弱点はこちらです。
- 下落や暴落に対する対策がほとんどないこと
投資信託の弱点はこの1点です。とはいえ、投資商品の選び方を間違えれば、そんなことも関係なく運用成績がマイナス転落なんて普通にあり得る投資商品でもあります。
ではまず弱点について説明させてください。
投資信託では下落や暴落に対する対策がない件
投資信託に下落や暴落に対する対策はほとんどないことは知っていましたか?そもそも投資信託は商品特性上大半の商品が、積み立て投資やまとまった金額を上乗せ投資していくことを想定している商品です。というのも、投資信託はお客様に投資信託を行っていただくことで、投資信託の商品運営費やら手数料やらとふんだんにお客様から銀行や証券会社にもって運営していく商品です。
いうなれば、投資信託は銀行やら証券会社などがカモ(お客様)からお金を安定的にいただくための商品なんです。そもそも投資商品は基本的に投資資金がマイナスになることをお客様に事前に承諾していただくものです。そのうえ、投資することに手数料が盛り込まれる。お客様からすると事前にマイナススタートを強いられるものです。個人的にはパチンコ店や宝くじ、競馬や競輪などのギャンブルと大差ない運営方法だと思います。
そんなことはすでに知っているかもしれませんね。そんな方にはあれこれ言うのも野暮だったかもです。では下落・暴落対策について話していきます。
投資商品の下落・暴落対策とは
投資商品にも下落や暴落といった一般的に○○ショックなんて呼ばれるものでも、利益を出す方法がある商品があります。そんな商品は私の知識的にはこんなところです。
- 株式投資(信用取引の売り取引)
- FX(外貨証拠金取引)の売り取引
- 日経平均先物の売り取引
なんだか売り取引が多いことに気付いたと思います。これが下落時に利益が出る取引です。ざっと説明すると、元々銀行や証券会社が保有しているモノ(証券や外貨など)を市場に売り出します。その後、売った商品をあとあと買い戻します。その結果、元の所有金額よりも安い値段で買い戻すことができると、同じ商品のセール品を買い戻したのと同じ状況になります。これが下落時に利益を出す仕組みです。
投資信託における下落・暴落対策はあるのか
私個人の意見になりますが、投資信託においても下落・暴落対策は存在していると思います。先ほど前の項目で紹介した売り対策と同じことが出来れば利益を出すことができます。
勘のいい人なら気づいたかもしれません。つい先日日経平均がバブル期以降初の最高値更新が行われました。そんな中私がやったのがその対策です。
- 保有している投資信託を解約
ここだけ見るとただの現金化じゃん。それに最高値更新して上昇中に売り抜けたら、これから上昇する分利益取れないで損じゃん!こんなことを思う方もいるかもしれません。この意見もまさに正解だと思います。
私がしたことは、下落・暴落などのショックを嫌って、上昇の利益(リターン)を捨てました。もちろんリターンはリスクとトレードオフ。リスクにさらすことでリターンを得ることができます。ですが今まで何年も投資をやってきて、利益を出ているものをシメシメと眺めていたことが何度もあります。その結果どうなったか?簡単な話です。何度も訪れるショックや下落・暴落にさらされ、目の前にあった利益を無に帰して、さらにマイナスを叩き出しました。
投資のやり方に正解はない
いきなり投資のやり方に正解はない。なんて項目を準備してどうしたのか?と思われると思いますが、投資の世界には「聖杯」と呼ばれる正攻法なんてものは存在しません。その時その時で利益が出る方法も違えば、損が出る方法も違います。
ということで、今回の私の対応が間違っている可能性もあります。とはいえ、今までの私の経験上このまま黙ってみていることは、多くの失敗とメンタル的なショックがあったことから事前に対策することにしました。
今回のバブル以降の日経平均最高値更新は、どんな結果になるか私を含め世界の誰にも今後の正解はわかりません。ただその時自分の行動にあとから結果がついてくるだけです。
最後に
投資はリスクがあるものです。その結果としてリターンを得る可能性があるものです。ただ、いろんな経験を経て失敗する経験をつぶすことも投資を続けるうえで非常に大切な考え方です。
私は今まで一度も全損した経験がありません。というのは、致命的な一撃を受けたことがないことになります。これもビビり体質からの逃げ腰によるものだったりします。
投資関連の本を読み漁ると、「資金管理が大切」やら「損切りが大事」なんて言葉がゴロゴロあります。私も今同じことを思います。やはり不確実な投資の世界で唯一自分でほぼ正確に管理できるのが、自分の資金だけです。なので、利益が出ている時もしっかり管理する。損失が出ている時もしっかり管理する。投資していない時もしっかり管理する。という一度も管理していない状況がないように気を張ることが大事だと思います。
この記事を読んだあなたも投資で大きくダメージを受けるような損失が出ないことを願います。少しでも参考になる情報が提供できていれば幸いです。ここまで読んでいただきありがとうございました。