こんにちは、マツです。とんでもない長いお盆休みを持て余して、空き時間があれば投稿を量産している最中でございます。
今回はふと思った疑問について少し話を掘り下げていこうと思います。
今回タイトルにある疑問に行き当たった理由として、私が定期的にというか日々チェックしている私が所有している資産のポートフォリオと、個々の銘柄の様子を観察して行き着いた疑問になります。
直近の投資における資産形成の課題は「物価上昇に負けない資産を持つこと」です。
今インフレ真っ最中(物価上昇中)において、インフレに負ける資産は投資の価値を感じないと言わざるを得ません。そんな銘柄を保有することに本当に意味があるんだろうか?ということを話していきます。
インフレに負けているものってなんだろうか?
そもそも一番重要になるのが、インフレに負けているものってなんだろう?そんなことが話のポイントになるかと思います。
私の場合は相場の価格変動を肌身に感じて、自分ごとのように価格変動を感じるためにも可能な限り広めに守備範囲を広げて保有するようにしています。もちろん手数料地獄に突入するようなアクティブファンドなんかは保有対象にはいっておらず、一般的にある程度みんなが知っているような銘柄を手広くみたいな感じです。
なのであくまでも私の守備範囲の中で、インフレに負けて全然伸びない。もしくはマイナス域に突入しているというある意味での脱落組を晒していきましょうか。
- インド関連
- 債券
ざっとここが目につくポイントになるかもしれません。正直全然伸びておらず、お前たちマジで存在価値ねーぞ!?ってブラック企業だとボロクソ言われている銘柄になるのではないかと思います。
これ以外にもバランス型みたいな証券会社で上手く調整しておきましたよ?みたいな良いことしてんでしょ?銘柄も、正直毎度のことながら伸びが悪いです。また多少長期で保有しておけば現金保有よりもマシな増加傾向なので我慢して眺めていますが、こう言ったバランス型も正直手数料ぼったくりかよ!糞食らえ銘柄だと思っています。
まぁ多少なりともリターンが出てる分だけ暴言吐くのは抑えておこうか。そんな感じですかね。
投資でどれくらいのリターンを求めるべきなのか
この辺のリターンとリスクの感覚も正直よくわからない人もいるかもしれません。もちろん私もにわか仕込みの独学屋さんなので私の肌感覚の話になりますが、投資のリターンはある程度次の内容を目安に考えるのが無難だと考えます。
- ひとまずオルカンの平均リターンを投資目標のゼロ時点と考える
まずは基準を準備する必要があります。世界の成長度合いにリンクすると考えられるオルカンを基準にすると、一般的なリターンの比率を理解しやすくなると考えます。
もちろんリターンを追い求めてオルカン以上のリターンを探し求めるのも良いでしょう。ですが、リターンを追い求めると勝手についてくるのがリスクさんです。リターンとリスクは表裏一体。リターンが欲しければその代償として、一時的な大きなリスクも受け入れる覚悟を持つ必要があるというわけです。
ひとまずざっと話をまとめると、オルカンの平均リターンはよくわかっていませんが、私の肌感覚で7%のリターンがインデックスで固めた時の理想リターンになるのかなと思います。
7%を基準にそれ以上の10%とかそれ以上を求めるとハイリスク・ハイリターンの入り口に。逆に7%以下で個別株のおおよその平均リターン3.5〜4%付近が、ミドルリターン・ミドルリスクくらいになるんでしょうか。
いろいろ考えるのが面倒くさい。でもリターンが欲しいって人はあまりよく考えないで有名どころのインデックス攻めておけば十分なのでは?と思います。
私の体感の話になると、個別企業の株を所有すると平均3〜4%のリターン(配当やら優待)をもらいつつ、企業価値の上昇におけるキャピタルゲイン(値上がり益)も狙うという両どり戦略が機能するのではないかと思います。もちろん逆に株価自体が値下がりして、配当や優待でもらったリターンで割に合わないくらいの値下がりを食うこともあるので、やっぱりリスクとリターンは表裏一体という感じですかね。
インフレに勝てない資産をどう見るか
ひとまず市場平均を超えられない劣等銘柄をどう見るかという話をしていきましょう。
先ほど例に挙げたのが「インド関連」と「債券」でしたね。オルカンクラスの世界平均の成長リターンを意識すると、7%前後という内容になると話しました。現状の結果としては、インドも債券もそんなリターンは微塵も出ていません。むしろインドに関してはマイナス域を悠々泳いでいて、何してんの?!って感じです。
現状から考えると、結果的には「インド関連」に関してはただのバブルに乗っかっていたのでは?というのが今の私の結論です。第2の投資先くらいで持ち上げられていたインド関連です。次の主力の投資先になるのでは?みたいな、おそらく証券会社等々の策略にまんまと乗っかって売り抜けられて、結果として個人投資家がアホみて終わりっていうのが現状というふうに考えます。
もちろんインド自体に本当に底力があるのであれば価格が上昇してくるでしょうが、本当に力がある投資先のはずが今現在も価格が下がっていること自体が謎ですからね。
続いて債券に関しては、株式の暴落保険みたいな位置付けになっています。もちろん債券の投資対象が破綻しないという条件のもと債券を買いまくるということになるので、ある意味大丈夫だよね?という何に確証があるのかよくわからないけど、きっと大丈夫!理論で買っているものです。
そんな債券ですが、そもそものリターン自体がそこまで高く設定されていないのが基本です。最近アメリカの国債のリターンが4〜5%くらいに設定されていて高利回りになっているようですが、これはある意味信用度が低い国がよくやる高利回りと一緒のように見受けられます。
話の脱線ついでにアメリカ国債に関しては、正直破綻を表面化させていないだけの大博打銘柄だと考えます。(基本的に博打は参加した人がアホを見るものです)株式相場に関しても日本のNISA勢やら、にわか投資勢がせっせとアメリカ市場の下支えをしている現状がありますが、最終的にババを引かされるのはいつの世も個人投資家だと考えています。
アメリカ話はこれくらいにして、債券に関しては相場の暴落待ちの安定銘柄(希望込み)というものになるので、正直現状のイケイケ相場全開では価値を見出すのは辛いのではないかと思うわけです。
ざっと今までの話をまとめると、インド関連に関しては情報に踊らされたただのバブル相場だった。今現在はバブル弾け済といった感じ。債券に関してはそもそもそれほどのリターンを弾き出すパワーがない銘柄で、いつ起こるかわからない暴落対策の落下防止マット的銘柄といった感じでしょうか。
正直どちらも持っていることになんの意味があるのか私自身は価値を見出せません。
いつリターンが出るかわからないものを持つくらいなら結局現金保有でも良いのでは?
こうなるとリターンが全く出ない現金とも比較したいものですね。
現金自体はインフレに関してはフルボッコされる弱小銘柄とも言えるでしょう。まぁ多くの投資しない勢の方々は結局インフレでフルボッコされてて「私、大してお金も持ってないし、持ってるお金では買えるものも少なくなっているしでどうしよう」っていうが現状になるでしょうか。
そうはいっても現金にもメリットがいくつかあるわけです。改めて説明することでもない気がしますが、現金のメリットはフットワークの軽さが一番のメリットです。私は現金をトランプの手札のように考えています。いつでも手を変えられるし、場合によっては大きな手柄にチェンジできるそんな可能性を秘めたカードでいうところのババのようなポジションでしょうか。
マルチな選択肢がある現金ではあるものの、インフレという物価上昇に関しては完全なる最弱手にもなるということを頭に置きながら、所有したいのが現金ではないでしょうか。
先ほど話題に上げたインド関連のように、直近相場では涼しい顔してマイナス域に入ってくるやつと比較すると、どちらかというと現金の方がマシなのでは?というふうに考えます。
今現在私は現金余力がほぼなくて、どの銘柄にも変更できないようなそんな状況ではありますが、そうはいってもある程度まとまった金額になると、どんな手札にも交換できるのが現金でもあるのでマルチの可能性を秘めた万能マンというふうに思います。
最後に
今回は物価上昇にも勝てない銘柄を持つことに意味があるのか?ということについて、少し掘り下げて話してみました。この対象銘柄に関しては2025年8月時点の話になるので、時期や時代が変われば同じ条件では話ができないと思います。ひとまずは今回の話は直近での話として理解していただければと思います。
そうはいっても相場自体は同じ相場は2度とないものの、似たような相場は今後も何回も訪れます。そんな時に今回のようなものの考え方ができるようになると、少しでも応用がきいたり判断が速くなるのではないかと思います。
今回は少し思いつきから始まったような話始めでしたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
私が好きな本を2冊、下の方にピックアップさせていただきました。お金の価値観が変わったり、投資への考え方を変えてくれるそんな本たちです。
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