こんにちは、マツです。
今回は投資で成功したければ大いに失敗しろ!って話をしたいと思います。
「おいおい、失敗したいんじゃなくて私は成功したいんだよ!」って人も数の中にはいるかもしれませんが、どんな世界も初めから華々しい成功への一本道というのはありません。
どんな道でも成功するという目的地に着くためには、まるで行きたくもない茨の道を突き進む努力と覚悟が必要になります。
今回は私の経験談でもある、失敗から成功へ近づく投資の話をしていければと考えています。
それでは本題に入っていきましょう。
投資で成功するためには、いかに失敗の経験を積めるかが鍵になる
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という言葉がありますが、この言葉から読み取ると私は愚者ということになるのかもしれません。でも投資という、なんとも輝かしい怪しい光を放つ世界において、初めから輝かしい成功への道を突き進むのは非常に困難です。
まぁ数の中には順風満帆に稼ぎまくっている人もいるのかもしれませんが、そう易々と稼がせてくれないのが投資の世界だと私は思います。そんな簡単に稼げるのであれば〇〇ショックなんて言葉もありませんしね。
私も投資の失敗経験は本当に数多く経験してきました。まぁ私以外の投資家もきっと同じように苦い思いを数多く経験していると思います。というか、投資ってそんなもんなんです。
何度もいいますが、簡単に稼げるんだったら投資している人みんなが億万長者であるに決まってます。
私の初めての大失敗は、人生初の投資で個別株しかも一社に一点集中という、今では完全に狂気の沙汰ともいうべき行動を選択しました。まぁ結果は言うまでもなく大いに大失敗で、「投資怖い!!」ってなったのは考えるまでもないですね。これは例えるならルーレットに参加して1つのマスに全額突っ込んだくらいの行動です。
その後私が憧れたのが、日本中というか世界中ネットが繋がる環境であればどこでも稼げることができるトレーダーでした。(これは一握りの人限定かもですが)私は投資資金もほとんどなかったこともあり、それであれば少額からでも攻められるFXを次の戦場に選びました。
今となっては、投資で攻めるとか考えてる時点ですでに負け組。カモさんこちらにいらっしゃいでしたね。
私は今までの投資経験で人生1度も全損して退場したことがありません。何を自慢げにと言われるかもしれませんが、火傷する経験は人並みか人並み以上に体験してきましたが、大火傷する前に必ず立ち止まって自己分析するのが私の良さです。
FXに関しては初めのうちは投資のロットを調整しつつ、若干増えたり減ったりを経験しながらモミモミしていたんですよね。ここまではよかったんです。そのあとどうしても稼ぎたい欲が出てくるので、途中で勝負の時が訪れるんです。まぁ投資の勝負の時なんて、ほぼというか失敗の時みたいなもんなんですけどね。それからあれよあれよと投資資金の2/3が一瞬で溶けて、正直トレーダーって簡単になれるもんじゃねーな。って悟りました。(一部の天才もしくは天才っぽい人を祭り上げたただの情報操作だと私は思いました)
まぁFXに関しては色々考えたり悩んだり、投資手法なんたらと色々考え直したり、投資の時間軸を調整したりと試行錯誤して、結局投資資金まで元に戻したんですよね。(減らしたところから考えると3倍に増やしたことになりますが)その後も利益を出して、これいいじゃん!って思ったのがその時の頂点で、そのあともなんだかんだと投資元金までほぼ突き落とされるという経験をしました。
FXに関してはその段階でスパッと足を洗いました。まぁFXもいい経験させてもらいました。短期トレードをやったからといって稼げるわけでもないし、投資手法を模索してもこれぞ鉄板!って必勝ルートもありませんでした。FXもそうですが証券会社や金融機関は、手数料で儲けているカモ待ち業者ということも理解して、投資の世界に関する勘違いも一掃できましたしね。
こんな感じで私の投資経験だけでも、これだけ失敗談が詰まっています。まぁ失敗する投資家には共通項があるって話をよく聞きますが、これはやらない方がいい!ってものが結構あります。
この失敗の常勝ルートみたいなものも経験を通して、体で反射的に避けるように経験値を蓄積していく必要があります。
頭がいい人はそんなことしなくても勝手に勝てるのかもしれませんが、きっと凡人も多いであろう投資の世界では、失敗談の積んだ量があなた自身の投資経験値の上積みにつながるわけです。
投資は実際にお金をかけた方が早く成長できる
投資は少しでも現物のお金をかけて始めた方がいい。というのが言われます。私自身もそう思います。長く投資していると正直現物のお金を突っ込んでいても、はて?実際の現金が入っているんだろうか?と思うくらい現実味がなくなります。
なので実際のお金を手元から離して、実際に相場にお金をさらしてみる。その結果どうなるかも眺めてみる。こんな経験を数多く体験することで経験値が蓄積されます。
実際にお金を投資しなくても、いくらでもエアトレードみたいなことができると言いますが、私はやはり痛みを伴う経験がないと人間成長が少ないと考えます。
まぁ実際損失を積み上げた分を取り返そうとすると、元から利益を積み上げるよりも何倍も苦労するというのがありますが、正直若いうちにできる失敗なんてどんな失敗も擦り傷です。歳いってからするケガの方が大怪我に繋がります。
最近非常に多いですが、新聞やネットニュースなどで暇があれば投資詐欺に引っ掛かっているしょうもないおじさん・おばさん・若者が目につきます。なんで赤の他人にそんなお金預けれるんでしょうか。私は見知った人でも信用できないくらい人間不信ですけどね!笑
正直投資詐欺に遭う人は頭が弱く、他人任せで金儲けしようとする欲深か野郎ではないかと私は考えます。
流石に金融庁に届けている証券会社が、詐欺を公然とすることは想像できませんし、投資詐欺に遭う人ってなんかよくわからない場所に入金したり、利益が出て出金しようとするというよくわからない行動をしているじゃないですか。
そもそも投資しているお金を出したり引っ込めたりしてる時点で、そりゃカモになるでしょうよ。って感じなんですよね。
話が脱線してましたね。次の話題にいきましょう。
成功に近づくためには失敗の内容を反省しよう
これが結構重要なんですが、投資で失敗するという経験は、多かれ少なかれいろんな人が体験すると思うんですよね。問題になるのがこの先です。
失敗経験を成功体験に近づけるためにはどうしたらいいのか?まぁ具体的には反省しろって話になるんですがね。
反省か。毎回反省してるけど成功に近づいてる感じがしないよ?って人もいるかもしれません。ただ、こればかりは自分でなんとかしないといけないと思うんですよ。だって、相場は変わるし経済も変わるし世界情勢も変わるでしょ?投資の正解ってその時々で変わるんですよ。
たとえば投資の先生って人に出会うとしますよね?でも、その先生が自分が投資している間中、必ず先生を継続してくれるとは限らないわけで。また逆に先生が大した成績もあげれなくなって、先生と呼ぶにはしょうもないことになるかもしれません。
となると投資の反省はどうする?そう。自分でなんとかしないといけないんです。
まぁ投資での自立みたいなものですが、一人でなんとかするために試行錯誤の連続ですよ。投資も独り立ちする時期が来るんです。そしてそれは早いに越したことはない。
そうはいっても、投資の正攻法みたいなものって、今時腐るほど情報転がってると思うんです。もちろん、信じるか信じないかはあなた次第!みたいな感じだったりして、投資初心者とかだったら何を信じたらいいのー!ってなる気もするし、わかる気もしますけどね。
えぇ、ではいちを今現在投資の正攻法の王道について話しておきますか。私はことあるごとに話していることですが、今の投資の正攻法はインデックスを積み立てです。インデックスってなに?とかインデックスって何買うの?とかは自分で調べてほしいですね。私もあなたの先生をやっているほど時間の余裕もないですからね。これも投資で自立するための第一歩ってやつです。(インデックスは調べれば普通に有名どころがすぐ見つかりますよ)
いろいろ投資をやってみるとわかることですが、インデックスやっておけばよかったー!ってなるんですよ。私自身も数多くそんな経験をしてきました。今現在は私はハイブリットでインデックスもやりつつ個別もやりつつで、手堅くリターンを固めつつ、更なるリターンを求めて投資の迷宮に突入するという選択をしています。(更なるリターンが自分でもやれるへのチャレンジみたいなものです)インデックスではなく、自分で銘柄を選んだりするのをアクティブ運用みたいに言いますが、アクティブ運用が大した成績を上げられないことはすでに過去のデータで証明されていますからね。
結局インデックスフル投資が一番手堅いんですけどね。
投資って正直時間割いてるほど暇じゃないのよ!って人は、インデックス積立設定してやりたいことやってるのが一番いいと思いますよ。これが一番手堅いしリターンも期待できます。
まぁ著しいリターンが出るとはいえないですが、労働で捻出するような資金では見れないリターンが手に入るのがインデックスの魅力でしょうか。
反省の仕方も少しだけ触れてみますか。「あっ、失敗したわ!」ってこと投資してると理解すると思うんですよ。そしたらその失敗した!という投資経験を少し分析するんです。例えば投資するタイミングが〇〇って時を狙ってたとか、逆に価格が〇〇円という部分を仕込みどきに設定したとか。そんな投資した時のエントリー条件を自分で確認します。
次の投資するときには、その失敗した時のエントリー条件を少し変えたり、大きく変えた投資をやってみるんです。そうすると良くなったとか、大きく失敗したとか次の経験をすることができます。
投資での成功ルートって結局1本道なんです。もちろん寄り道もあるかもしれませんが、あくまでもレールの上をずっと走ってると思ってくれて大丈夫です。一番ダメなパターンはその投資のレールを降りることです。投資をやめるのが投資で成功することから一番遠い選択肢であることは胆に銘じておくことをお勧めします。
そんな失敗経験とか成功体験を積み重ねつつ、結構失敗には共通点があるなって雰囲気が掴めてきます。例えば天井や底を狙った注文すると大体失敗するとか。逆に適当に買ってると案外うまくいくとか。それ以外に時間軸を伸ばしてチャートを監視しなくなるとうまくいくとか。
こんな感じでいろんな投資を経験することで、徐々に精度が高くなるという感じですかね。
ある意味投資の練度を上げているという感じでしょうか。ちなみにですが良い投資ってなんだろう?って考えると、そもそも「良い投資は人を選ばず成果が出せる投資です」
あの人だから成果が出せるとか、この人だから失敗したではなくて、この人でもあの人でも上手くいくのが良い投資です。
ただ投資しているだけではいつまで経ってもカモのまま
今回の話は投資で大いに失敗しろ!そして失敗を糧に失敗の情報を分析しろ!そして反省を胆に銘じろ!って感じの内容が私の言いたいことです。
数多くの投資をやってみてるよ!って人もいるかもしれません。それでもいまだに投資で上手く立ち回れないのよ。って人は、きっと正しく反省ができていないのかもしれません。
たまに聞く話ですが、投資というのは失敗したトレードの逆をやれば、自ずと勝ちになるというのがあります。だってそのタイミングで勝っている人がいるから、あなたは負けているわけでしょ?
ならなぜあなたは今、投資で負けてるの?逆に今投資で勝てている人は何して勝ってるの?
そんな感じで、どうして私はいまだに負け続けてるのか?ということに頭を悩まし続けるんです。そしてどんなことになろうが、行動をやめずいろんな方法を模索します。
失敗は成功の母。失敗の数のその先に母なる成功が待ち構えています。
私は投資で勝てると言えるほど大した人間ではありませんが、でも以前に比べると格段に投資で負けにくくなりました。そして想像以上に投資で利益を積み上げられるようになってきました。昔は増やすために投資をしていたんですが、日々気にしていたのは資産が減らないかどうかで、毎日ヒヤヒヤする日々です。今はトレードというか売買することもありますが、損失が出ている銘柄があってもヒヤヒヤもしません。だってトータルでリターンが出てれば私は負けてないんですからね。
まぁそういう意味でいうと、私が人生で初めてトレードした個別株の1社集中投資と今は真逆の方法を選択するようになりました。まぁインデックス買っておけばいいじゃん!って感じですが、個別でもインデックスみたいな真似事をやれば負けにくくなります。
そして投資した銘柄がどうなるかは、正直経営者だろうが有名投資家だろうが、お国の偉いさんだろうが誰も良くわかっていません。
投資には統計のような結果がつきものなのでは?というのが私の今の考え方です。ある程度の銘柄数を保有するようになると、一定の確率で大当たりを引く可能性が上がります。そして数の中には損失を叩き出す銘柄もある。ただある程度の銘柄数揃えられるようになると、あまり深く考えなくてもある程度のリターンが出せるようになる。
面倒であればインデックスを買えばいいし、インデックス並みに分散したら、最終的にインデックスのリターンに限りなく近づく。ただそれだけのような感じです。
それまでの過程は個人個人でさまざまですが、ある程度の結果になるのであれば、あとの投資方法やタイミングは個人の自由なのでは?という感じです。
分析した人が投資で勝てるのであれば、みんなこぞって分析するでしょう。分析しない人が勝てるのであればみんな分析しないでしょう。結局何事も平均に回帰すると思うんです。自分の考えや判断は余興みたいなものです。
なので勝つやつは黙っても勝つし、負けるやつは何やっても負ける。ただそれだけ
最後に
今回は投資で成功掴みたいなら大いに失敗しろ!って話をしたくて記事を書き起こしてみました。
私も何度も投資は向いていない!やめた方がいいんだろうな。と思ったり、一時休息期間があったりと紆余曲折ありました。でも今の私は、投資やっててよかったと思っているし、今後もできれば生涯にわたって投資していきたいと考えています。
何においても投資における経験や知識は、非常に人生の幅を深くしてくれた気がします。本当に見る情報の幅が広くなりますからね。またニュースや経済情報も非常に敏感に興味が湧くようになります。
投資=リターンって考えて、私も初めは考えて投資を始めました。ただ投資はある意味人生のというか人間としての幅や深さを持たせてくれるある意味での教養の1つだと思います。
面倒くさくて何もしていませんが、私が今のような情報や経験を得るようになるまで、本当に時間がかかりました。なので私は、こんな苦い経験した思いを若い人にあまりしてほしくなくて、ことあるごとに勉強会みたいなものを開きたいなと思うくらいです。
やってみると面白いし、いろいろ興味深いものが投資です。投資は経済を知るための活動です。もちろんリターンありきかもしれませんが、リターンが出ずに損失が出るのも勉強の1つです。
損失はリターンを得るまでの通行料みたいなものです。喜んで叩き払っておきましょう!笑
今回は少し長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。