家の庭とかに無駄に生えてる木ありませんか?今回は自宅の庭に生えていた生い茂った木をバッサバッサと切ってきたので、初チェンソー体験談を記事にまとめたいと思います。
庭の木を切ることになったキッカケ
庭の木を切ることになったキッカケは、そもそもチェンソーを入手したからでした。というのも木を簡単に切るといっても、のこぎりで切るのは木を切るよりも先に心と骨が折れる苦労があるし、どちらかというと庭の手入れって手入れが好きな人でもないと続かないじゃないですか?
そんな私はズボラと面倒くさがりのミックス雑種犬のような男なこともあり、庭や畑の手入れは祖母と気が向いたときに作業する父に任せて無視を決め込んでいたような息子でした。
そんなありがたさのかけらもない私が今回思いったのは、伐採の便利アイテム「チェンソー」を入手したからです。何回もしつこいですね。このチェンソーはたまたま父親の知り合いの方が、不用になったということでチェンソーを買わないか?と打診があったので、貰い受けて買うことにしたものでした。
かといって、チェンソーがあるからじゃあやるか?といったら、そもそもそんなマメでもない人が庭の木を伐採するなんて何があったの?というと、仕事の空き時間が大量にできたからです。そんな仕事は実家の家業の塗装屋さんが秋口になって仕事が落ち着いたのでした。すべての塗装屋さんが必ずしもそうだとは言いませんが、大半の塗装屋さんは秋口から暇になるように仕事を調整しています。秋から春まで仕事を暇にする理由?それはですね。同じ仕事してても金にならねーんだもんよ!という話です。
という脱線はさておいて、庭の木を伐採する時間と道具がそろったのであとはやる気があればなんとかなる!ということで、今回仕方なしでやってみることにしました。
初チェンソーでのトラブル
初チェンソーということでいろいろトラブル満載でした。トラブルの内容をまとめるとこんな感じでした。
- チェンソーが始動できない
- 燃料は何を入れるのかわからない
- オイル入れる必要あるの?
- チェーンが外れたんですけど?
- チェーンのカバーが付かないんですけど?
- 燃料ってこんなに使うの?
という感じで6つもトラブルがありました。サザエさんと比較すると倍の2回分のボリュームで今回はお届けします。半日以上チェーンソーを振り回したので、いくつかコツみたいなものもつかんだので、トラブルの話の後半に紹介していきたいと思います。
ということでトラブルの内容について少し掘り下げていきたいと思います。
チェンソーが始動できない
まずしょっぱなからのトラブルがチェンソーのかけ方わからないんですけど?というトラブルです。といっても、機械を使ったことがない人がぶつかるよくあるトラブルだと思います。私もそんな類にもれずに、チェンソーのかけ方がわからず四苦八苦しました。
使用したチェンソーは「ゼノア製」のチェンソーで、混合ガソリンを燃料に使用するタイプでした。この手の機械は仕事で混合ガソリンタイプのエンジンブロアを仕事で常時使用しているので手慣れたもんだと思ったら甘かったです。
エンジンブロアを例に出すと、混合ガソリン系の機械あるあるで「チョーク」を使用して始動。「チョーク開放」して再始動でエンジンが回るタイプが大半です。少しひねくれた機械や年季が入ったタイプだと、少しアクセルのスロットルを回してあげてエンジンの回転を助ける必要があったりするタイプがありますが、だいたいは「チョーク閉じる」「チョーク開放」で動きます。
今回のチェンソーはこれでは動きませんでした。こうなるとどうしたらいいかよく分からなくなって、ひたすらエンジン始動の紐を引っ張りまくって、スイッチの入れ直しを繰り返したり、チョークの開け閉めを繰り返したりと、自分でも何やっているのかわからなくなります。
半日チェンソーと共に生活したことでたどり着いた結論としては、チェンソー始動時は地面にしっかりおいて紐を引く。そして、軽くアクセルを強めてエンジンの始動を助ける。という2点がポイントだったと思います。
本当はどちらか対応が不要かもしれませんが、たどり着いた結論の要点としてはチェンソーを抱えてエンジン始動用の紐を引くと、エンジン始動にかかるために必要な力が抜けてしっかりエンジンが回っていなかったことが考えられます。地面に置けない場合はどうするの?と聞こえてきそうなので補足すると、チェンソーを地面に置いて始動できないときは、エンジンの始動を助けるために、少しだけアクセルを回してあげる必要があると思います。
チェンソーが始動できないトラブルの原因と対策はこんなところです。次にいきたいと思います。
燃料は何を入れるのかわからない
チェンソーの始動よりもこっちの方が本当は話が先かもしれないですが、チェンソーには何の燃料を入れるのかわからない。これも初めて機械を使うときのあるあるだと思います。
先に結論だけまとめると、次の燃料が必要です。
- 混合ガソリン
- チェンソーオイル
混合ガソリンは「ガソリン」と「エンジンオイル」を文字通り混ぜ合わせた燃料です。機械によっては、ガソリンを1に対してエンジンオイルを1/25配合する分量やエンジンオイルを1/50配合するタイプなど存在して、「1:25」や「1:50」といった表記されているものがほとんどです。一般的に混合ガソリンというと「1:25」の割合の機械が一般的でした。最近のものはエンジンオイルの配合量が少なくなった「1:50」も増えてきているので、機械使用時は使用燃料の配合比率は要確認といった感じです。
混合ガソリンと一緒に消費されるのが「チェンソーオイル」です。これはチェンソーのチェーンの切れ味をキープしてくれるために、チェンソーの回転と同時に消費されるオイルです。私もチェンソーオイルは使用していたものをもらったものをそのまま使用しただけになりますが、チェンソーオイルはホームセンターで普通に販売されていたと記憶しています。
使用したチェンソーオイルは、このような表記がされていたので、その点が購入時に確認するポイントになると思います。
- チェンソーオイルの粘度(私が使用したものは粘度100)
- オールシーズンタイプ
多少メーカーによって違いがあると思いますが、基本的に消費されるだけの保護用オイルなのであまりメーカーは気にしなくてもいいと思います。それよりもチェンソーに負担が少ないように「チェンソーオイルの粘度」と「オイルのタイプ」は気にして購入したいと思います。
チェンソーの使用時期が決まっている人は「オールシーズンタイプ」ではなく、使用期間が決まっている専用のものの方が良いと思います。粘度はオイルのネバネバ具合を表すもので、これは機械によって適切な粘度があると思うので、説明書などをしっかり確認して購入したいものですね。
チェンソーの使用燃料に関してのトラブルと解決策はこんな感じでした。次にいきたいと思
います。
オイル入れる必要あるの?
チェンソーで初めて知ったことですが、チェンソーではオイルも使用する必要があるようです。先ほど使用燃料のところでも触れましたが、チェンソーには「チェンソーオイル」という刃を保護してあげるためのオイルも使用する必要があるようです。
このチェンソーオイルは、刃の焼き付けや刃こぼれ防止に役立つものようで、これを使用しないと刃の寿命を短くしてしまうので要注意アイテムになります。
チェンソーを使用していてわかったことですが、チェンソーでは「チェンソーオイル」と「混合ガソリン」がほぼ同量使用されて消費されていきます。基本的には燃料切れで(混合ガソリンがなくなって)チェンソーが止まることがほとんどです。燃料補給のタイミングでは「混合ガソリン」と同じタイミングで「チェンソーオイル」の補給をするのがベストです。
チェンソーが止まったのが燃料切れだ!ということで、「混合ガソリン」だけを補給してチェンソーを使い始めると、「チェンソーオイル切れ」で刃の焼き付けや刃こぼれに繋がるので、燃料補給のタイミングでは「チェンソーオイル」も同時に補給することを忘れずに!
チェーンが外れたんですけど?
チェンソー使用していて最大のトラブルが、このチェーンが外れたトラブルだと思います。チェンソーの説明書は持っていないし、チェンソーの使い方をすぐ聞けるところがないのはかなり致命的だと思います。
とはいえこのチェーンが外れたトラブル自力で解決したので、少し対処方法とコツを伝授したいと思います。使用した工具はおそらくチェンソー付属の六角工具を使用します。六角のナットを外すための工具です。この工具を使用してチェーンを固定しているカバーを外すことができます。
正式名称はわかりませんが、カバーを外すとチェーンを回転するための部分とチェーンの張り具合を調整するプレート(チェーンをはめ込む場所)の大きく2つの部品に分かれていると思います。
チェーンが外れているので、チェーンの張り具合を調整するプレート部分を緩めて、そのプレートにチェーンの溝がしっかりはまるように調整します。なんだかんだとこの調整が地味に上手くはまらなくて苦労します。ここはコツとかは私はわからなかったのでもっと詳しい人に聞いてください!笑
チェーンをプレート部分にはめ込むことができたら、次はチェーンの張り具合をしっかり張った状態でカバーを再度取り付けます。その時にカバーに固定用のツメがあると思うので、しっかりはめてから固定するようにしましょう。
カバーの締め付け前におそらくもう1つトラブルがあると思います。カバーについているチェーンのプレート部分を固定するぽっち(突起部分)がうまくはまらない。というトラブルが発生します。これも暫定ですが解決方法を紹介すると、プレート部分の向き(上下)がズレていることで、うまくカバーについてるぽっち(突起部分)がプレートにはまらない状態になります。カバーがしっかりはまらないと思ったら、このプレートを上下に動かしてカバーを閉め直してみてください。おそらくしっかり閉まるところがあるはずです。
チェーンのカバーが付かないんですけど?
チェーンソーのカバーを外したら、うまくつかなくなってしまうトラブルがあると思います。といっても、しっかり1つ前の項目にすべて結論を書いてしまったのでそちらを読み返してみてください。
ざっとポイントだけ再度要約するとこんな感じでした。
- カバーに付属しているぽっち(突起部分)をチェーンを固定しているプレートと合わせる
- プレートとカバーの突起が合わない場合は、プレートを上下に動かして調整する
この2点を気を付ければ、チェーンのカバーを取り付けることができると思います。では最後の項目に行きます。
燃料ってこんなに使うの?
チェンソーを使っていてびっくりしたのが、チェンソーの燃料って結構使うね!ということでした。ざっと半日チェンソーを振り回していましたが、「混合ガソリン」と「チェンソーオイル」の補給が4,5回行ったと思います。ざっと1時間に1回は補給タイミングがある感じです。チェンソーを使っている印象としては、一仕事終わるか終わらないかくらいのタイミングで燃料が切れるという感覚。大仕事で大きな木の伐採をするときには2,3回は燃料補給が必要という感じです。
なのでチェンソーを使用するときには、前もって「混合ガソリン」と「チェンソーオイル」の準備を忘れずに仕事の途中で燃料切れで燃料を買いに行くことがないように、前もって準備しておくことを忘れずにしましょう。
最後に
今回は人生初チェンソーを使用した経験を記事にまとめてみました。私マツと同じようにチェンソーを使ってみたいけど、どんな感じか不安だ!とか、どんなトラブルがあるんだろうか?という人の参考になる情報が出せてたら幸いです。
最後に私マツが使用していた道具と、チェンソー使用時に必要なものをまとめるので、どんな道具が必要か気になる人は参考にしてみてください。
マツがチェンソーで使用している道具紹介
私マツがチェンソーでの木の伐採作業で使用したものは次のものです。
今までの内容で道具で紹介している革手を紹介していませんでしたが、チェンソーを含め刃物類を使用するときは手袋。できれば革手を使用して作業しましょう。
最後に革手を使用道具として紹介しましたが、お家にもある軍手を使用する方もいるかもしれません。軍手は軽作業には向きますが、電動工具などを使用するときは軍手は手袋の巻き込み事故などで、手を切断したりする事故につながるので手近な安物で済ませずに、しっかりした革手を準備して作業しましょう。
私マツの場合には、細かい作業には向きませんがしっかりした手を保護してくれる牛革を使用した革手を使用して作業しました。
少し長くなりましたが、チェンソーを使う人の参考になる情報が提供できていれば幸いです。ここまで読んでいただきありがとうございました。