パラコードって知っていますか?
私マツはパラコードってなんぞや?って状態からキャンプを始めたキャンプど素人です。そんなキャンプど素人の私がパラコード編むのが面白くて仕方がなくなってしまった話をしようと思って、記事を立ち上げました。
ひとまずパラコードを知った経緯を聞いてください。
私がパラコードを知った経緯
私マツがパラコードを知った経緯は、キャンプと言えばテントでしょ!ということで、テントを買った時についてきた付属品の1つがパラコードでした。
パラコードを知らない人のためにパラコードが何に使われるものか紹介すると、パラコードはテントを立てたときに強風などでテントが倒壊しないために、支えとして使われるものがパラコードです。
ほうほう。突っ張りみたいな感じね!という理解でOKです。そもそもパラコードって何よ?というと、パラシュートで使われている丈夫な紐をパラシュートコードっていうらしくて、それが呼びやすく短縮した名称がパラコードっていうらしいですよ?まぁー自分も人の情報の受け売りなので知識レベルとしては今はこんなところですけど。
パラコードを知った経緯はこんなところなんですよ。ではなんでパラコードを編もうと思ったか話しますね。
パラコードを編もうと思ったきっかけ
パラコードを編もうと思ったきっかけもテント張りの延長線です。せっかくテントに付属しているパラコードも編んだり結んだり、張ったりしないとそもそも使う価値ないんですよね。
ということでキャンプでテント張るんだから、パラコードの張り方も覚えていかないといけない。というそんなところです。
ここでは詳しく話しませんけど、パラコードとセットで付属されていた自在金具というものもあったんですけど、これの使い方もわからなかった話はまた別の機会にお話ししますね。
パラコード編むために始めたこと
パラコードを編むために始めたことは、ひとまずテントに付属してきた自在金具とペグを使いこなすことでした。
ざっと説明するとテントに対して、パラコードを結んで固定します。ここはもやい結びを私はイメージ。(もやい結びの話は省略します)テントから引っ張ったパラコードを自在金具を付けた状態でペグに固定します。(ペグは地面に固定する金属の棒だと思ってください)
テントとペグを固定した状態で緩んだパラコードが準備できているはずなので、自在金具を使用してパラコードの張り具合を調整。という流れなんですけど、よくわからないですよね。
ここで重要なのは、パラコードを自在金具に結んで固定するという部分です。その他の部分はなんとなく私は理解しているので省略しますけど、必要そうなら別の機会に記事を作りますね。
パラコードを自在金具に通して、結んで固定すればいいんですが、そもそもどう通すの?とかどう結ぶの?っていうのが全く分からずチンプンカンプンでした。
わからないことはひとまずYouTubeで動画で調べるのが私流なので、ひとまず「パラコード 自在金具 結び方」なんていう感じに調べてみたんですよね。
そしたら私が欲しかった自在金具にパラコードを結びつける動画も見つかり万々歳!という結果なんですが、他にもパラコードに関する情報が出ているではありませんか。
そんなYouTubeの検索結果から、ほかにこの紐(パラコード)はどうやって使えるものなの?と興味を持って編んでみようかなと至ったという話です。前振りが長すぎますね。
パラコードについて調べるのをきっかけにジッパータブを覚えた
パラコードについていろいろ調べていくうちに、いろんなものに応用が利く便利なコードがパラコードだということが分かったんです。
パラコードが使える便利な使い方には次のようなものがあります。
- パラコード終端の編み込み(飾り細工)
- 道具類の保護と握りやすさの改善
- チャックに取り付けて開け閉めの改善
- アクセサリー(ストラップ、ブレスレット)
こんなところが私が調べたパラコードの使い方でした。他にも使い方はたくさんあると思うんですが、ひとまずとっかかりはこんなところです。
私が1番はじめに飛びついたのは、チャックに取り付けて開け閉めの改善する一般的にジッパータブと呼ばれるものです。調べてから気づいたことなんですが、普段意識しないだけで身に着けている大半のものにパラコードって使われているですよ。この大半がジッパータブです。
普段着るアウターやらリュックやバックを見直してみると、チャックの部分に紐ついていませんか?その紐のほとんどがパラコードで、その部分をジッパータブっていうんです。
パラコードを編む前にジッパータブを買ってみた
ジッパータブをパラコードで編む前に、100均でジッパータブを買ってみました。買ってみたきっかけは、職場の先輩が制服のジッパーが使いにくいということで、ジッパータブを取り付けていたのを知ったことでした。
その先輩からジッパータブって売ってるんだよ?という話を聞いて、私もなんとなく買ってみたんですよ。買ってジッパータブが付いていないものに取り付けてみると、なんとすごい開け閉めが楽になるじゃないですか!ということでいろんなジッパータブを買ってみたんですよね。
よくよく調べてみると、ジッパータブって普通につまむタイプから、指が引っ掛かりやすいU字のタイプまでいろんなものがあることが分かったんです。
今までなんとなくあるもので使っていたジッパーが、ジッパータブを付けるだけで快適になる!なんか36年も生きてきて、初めてとんでもない快適なアイテムを発見した感覚で、面白くなってしまったんですよね。
パラコードでジッパータブを自作して販売している人を発見
ジッパータブにもパラコードついてるし!ということで、いろいろ売ってないか調べたら、パラコードだけでジッパータブ作って売っている人がいるじゃないですか!
これ人やショップから買うのもいいけど、もしかして自分でも自作できるんじゃないの?ということから、パラコードを販売している人のジッパータブの編み方を勉強しました。
パラコードさえ手に入ればジッパータブは自作できる!
パラコードってネットで調べたら巻でメーター売りしているじゃないですか!ということで、市販のジッパータブもいいけど、自分の好きな色で好きな形で作れたらかっこいいじゃん!ということで、ジッパータブをパラコードで自作することにしました。
ジッパータブを作るのに必要なものは、結構簡単に準備できます。ちなみにこんな道具が必要です。
- パラコード
- ハサミもしくはカッター
- ライター
- 編み込む経験値
というパラコードと経験値以外は結構身近なもので出来ますよね。パラコードは買えば手に入るし、経験値は編んで覚えたらいいということで早速パラコードを注文しました。
パラコードが売っているところ
パラコードが売っているところはいろんなところがあるんですが、ざっとこんな感じです。
- 100円ショップ
- ワークマン
- ホームセンター
- アウトドアショップ
- ネット通販
こんなところでしょうか。他にも売っているところもあるかもしれません。
こんな風にいろんなところにパラコード売っていますよ!と言っているわりには、私マツ的にはネット通販1択でいいんじゃないかと思います。
ネット通販を除いて実店舗で購入するとすれば、コスパ的にはワークマンでしょうか。ついでホームセンターといった感じ。ワークマンとホームセンターはともにある程度の長さが手に入るのがメリットです。さらっとパラコードを始めたいという方にとっては十分な量が手に入ると思います。
100円ショップも手軽にパラコードに触れられるお店にはなりますが、100円ショップをお勧めしないポイントは2つ。編み込みするには長さが短い。選べる太さが使いにくい。
100円ショップのパラコードは編み込んでいろいろ作りこみたいという要望からすると、長さが短い欠点があります。手芸コーナーにあるパラコードは2.5mくらいがメインで、小さいもので2~3つくらい作るのが限界といった感じです。アウトドアコーナーにもパラコードが売っていますが、こちらのパラコードは若干長さが長いけど3mくらい。もう少し長そうなパラコードは太さが表記がありませんが4~5mm程度と加工がしにくいです。
ワークマン・ホームセンターと100円ショップのどちらも気になるのは、カラーバリエーションの少なさです。やっぱりパラコードでいろんな物を作ってみたいと思った人には、カラーバリエーションの豊富さが正義になるのかなと思います。なのでこの3店舗は、色なんかどうでもいい!という方以外はおすすめできないかなと思います。
アウトドアショップの話をしていませんでした。アウトドアショップはやはり安全性・強度を求める方には、やはり専門のアウトドアショップでパラコードを買うのが安心かなと思います。なんとなく手元がさみしくて少しやってみたい!という人には、価格がどうしても割高にみえてしまうかもしれません。
ひとまず手に取って買ってみるという観点から考えると、ワークマンがいいでしょうか。ワークマンは低コストでそこそこまとまったメートル数を販売しているので、とにかく編んでみたい!という人には良いと思います。パラコードってどんなの?という人には100円ショップで見てみるのもお手軽かもしれませんね。
私はパラコードを編み込むのに結構メーター使うことが分かったので、大量に買い込めることと好きなカラーリングを選びたかったので、ネット通販で購入することにしました。
パラコードを選ぶために気を付けたところ
パラコードを買うのはいいけど、何を気をつけようか。ということで、私は次のポイントを気をつけて選ぶようにしました。
- パラコードの太さ(1mm単位で選べます)
- パラコードの長さ
- パラコードの色
ざっとこんなところでしょうか。この他にもコードの材質なんかもあるみたいですが、初心者はそこまで知らなくてもひとまず始めちゃえ!といった感じで、私も詳しくわかりません。
パラコードの色は好きなものを選べばいいし、長さもある程度メーター数確保しておけば不要な部分はハサミでチョッキンすれば済みますよね。慣れないうちは無駄にコードを捨てることになるかもしれませんが、そこまで値段も高いものではないし、勉強代として割り切りましょう。
1番気になるのはパラコードの太さ?
1番重要になるのがパラコードの太さではないかと思うんです。例えば絶対に切れてほしくない重要なものをぶら下げるなら、太いコードが必要ですし、ひとまずコードとして使えるだけでよかったら細くてもいいし。
私個人的には3㎜をベースに太いものがいいか、細いものがいいか悩むのがいいかなと思いますよ。市販されている目にしやすいパラコードは4㎜になると思います。3㎜ベースと言いながら、手に入りやすいのが4㎜という矛盾がありますが、パラコードってこんなものかと理解するには4㎜は視認しやすいですよね。
4㎜を基準にしない理由は、パラコードの扱いのしにくさです。先ほど話に出たジッパータブを例に考えると、ジッパータブで使われるパラコードは2mm~3㎜が多いと思います。逆に考えると普段から扱いやすいのは2~3mmと考えれると思うんです。となると、必然的に4mmって扱いにくい太さですよね?
太さ4mmはどんな時に使うでしょうか。私の意見としては、アクセサリーとして作る時には、4mm以降の太めのサイズを選んでほしいと思います。ひとまず3mmでキーホルダーをパラコードで作ってみましたが、キーリングに対して3mmだと華奢なデザインになってしまいます。なので、作ってつけてるよ!という雰囲気を楽しみたい方には、最低でも4mmの太さから選んで作ってもらえれば失敗がないと思います。
編み方による太さ選びの注意点
編み方によってパラコードの太さ選びの注意点が変わるかなと思います。私基準で3mmをベースにお話ししますが、ジッパータブなどで使う多少持ち手のボリュームが欲しい場合には、スネークノットの2本編みくらいがちょうどいいサイズ感です。もう少しボリュームが欲しい人は4mmくらいになるのかなと思います。
逆にコブラステッチくらいの太さが出る編み方の場合には、3mmのパラコードでもゴツさが出てしまうので、コブラステッチで編むなら2mmくらいでもちょうどいい太さに仕上がるように感じます。
単純にコードの太さといっても編み方次第で、見栄えが全然違う雰囲気になるので一度手にしたコードでお試しでいくつか作品を作って見比べてみるのがいいと思いますよ。
パラコード初心者はどの長さを選ぶ?
私もどちらかというとまだまだパラコード初心者なんですが、パラコード初心者がコードの長さを選ぶなら、どれくらい長さが必要なのか?について紹介しますね。
私がいくつか作ってみて思ったのは、コードの長さは10~15mくらいあったらよかったなと感じます。ネット通販でパラコードを大量注文したものの、その前にいろいろ作ってみたくて100円ショップでコードを購入して練習してみました。自宅にあった編まれていないパラコードも含めて雰囲気をつかむまでに10mくらいだったと思います。
なのでワークマンやホームセンターでは15mくらいのパラコードを扱っているので、そちらを買って編んでみるのも雰囲気をつかめていいかもしれない。
今後の経験値として初めに選ぶ色はある?
ひとまずパラコードを編んでみて、これからいろんな物づくりに挑戦してみたい!という方には、初めに選ぶ色をすすめてみたいと思います。
私は黒一択!とか白一択!みたいなそれ以外いらない!という人はその色を選べばいいと思います。ただどんな色がいいかな?と悩まれる人はひとまず中間色のパラコードを選んでみてください。
もちろんはじめから狙った色を購入するのもありです!私のようにいろんなコードを買ってみて試してみたい!という人には、こういった色合いの方がいいよねという基準を作るためにも、中間の色合いがおすすめです。
では中間とは?という話をしますね。分かりやすく白と黒で話をします。ひとまず選ぶ色はグレーということです。グレーを選んで実際に編んでみると、あれ?もう少し黒っぽい方がかっこいいな!とか、白っぽい方が綺麗にまとまるわ。なんていう風に中間色という基準を1つ作ることで、好みの方向性の基準付けできるようになるのがおすすめポイントです。
ここだけ見ればグレー買えばいいのね!と思いそうですが、そういう意味ではなくて欲しい色合いの中間色を選ぶようにしてくださいね。
あると便利なアイテムは?
パラコード編むのに、あると便利なアイテムを紹介します。
私が実際に手元にあるもの・買ってよかったものは次のアイテムです。
- 手芸用のメジャー
- イワタニのガスライター
パラコードを編むときにほぼほぼ必須になるのが、手芸用のメジャーです。建築用の金属製のメジャーでは、コードの長さを測るには曲がる柔軟性がなく測りにくいです。それと比べて手芸用のメジャーは、ぐにゃぐにゃ曲がってパラコードを引き伸ばしながら測れるので非常に使い勝手がいいです。
次に100円ショップ(セリア)で売っているイワタニのガスライターです。パラコードの最後の終端処理するときに、どうしてもライターなどの火が必要です。私はこのライターを購入する前にターボライターをキャンプ用に持っていました。ターボライターでは火力が強すぎて、終端処理という最後の仕上がりに焦りが出てしまいます。その分イワタニのガスライターは火加減が強くなく、じっくり終端処理に集中できるので、綺麗に仕上げることができます。そのうえ一般的な100円ライターと比較してイワタニのガスライターは、後からガスの補充ができる構造になっているので、使い捨てることがなくお財布にも優しいです。
最後に
今回は私マツがキャンプをするにあたって、未知のアイテムのパラコードに出会った話と、パラコードを知ると楽しくて仕方がない話を紹介してきました。
多少パラコードに関する必要な情報もまとめられていると思うので、気になる情報をチェックしながらパラコードをじっくりマスターしていただければと思います。
少し長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。