家の作りの問題なのか、ドアの建付けの問題なのか、自動ドアみたいにバタンと開く押戸があったりしませんか?
私マツの自宅も地盤の傾きの影響で、押戸が自動的にバタンと全開放になるとっても困ったドアがあるんです。住んでいる地域が北国の青森県ということもあって、冬の時期にせっかく温めた部屋の温度が、この自動で開く押戸のせいで部屋が急に冷え込んでしまうなんていうことも日常です。
そんな困った自動で開いてしまう押戸をなんとか自力で直したいということで、ドアの建付けの調整で改善したのでやり方を紹介したいと思います。建付けの調整は面倒かも。という人のために、ドアの開閉を抑制してくれるアイテムも存在するのでその辺も合わせて紹介するので、そこも見ていただければと思います。
では早速ドアの建付けの調整の話を進めますね。
自動で開く押戸を建付け調整で改善
いろんな影響を受けてドアの調子が悪くなる押戸。そんな押戸をプラスドライバー1本で調整できてしまうので、そのやり方を紹介したいと思います。多少メーカーやドアの種類によって違う部分があると思いますが、やりたいことが分かれば応用して対応できると思います。
ドアの建付け調整をする場所は大きく分けてたった2か所です。
- ドアの蝶番の上側
- ドアの蝶番の下側
このたった2か所です。いやいやっそもそも蝶番ってなんだし!と聞こえそうなので、軽く説明するとドアを枠に固定している金具を蝶番と言います。そしてその蝶番の枠側についている方をネジネジすると、あっという間にドアの調整ができてしまいます。
私マツの経験談にはなりますが、蝶番はいくつかのネジがついていますが、建付けの調整に必要なのはど真ん中の中心にあるネジ1本です。なので「上側の蝶番の中央のネジ1本」と「下側の蝶番の中央のネジ1本」を調整すれば建付け調整は完了です!
たったネジ2本を調整するだけで建付けが直るなら簡単じゃないですか?
蝶番の調整方法
蝶番の調整方法の紹介をしますね。どちら側に開くドアかによって調整方法が違うので、今回は左側に開く押戸を例に説明します。
左側に自動で開いてします押戸の場合には、ドアの調整を右側に傾ける必要があります。自動で開く方向とは反対に抗って取り付けるイメージですね。結構力業な感じもしますが、あくまでもドアの調整の範囲内なのでご心配なく。
ドアを右側に傾けて調整する場合には、次のように調整します。
- 上側を枠側に締め付けるように調整する
- 下側を枠側から離れるように調整する
このように調整することでドアを右側に傾くように調整します。私の経験から言うと、上側は「ネジを締め付け」下側は「ネジを緩める」とこのように右側に傾くように調整できると思います。
ちょうどいい調整範囲がわからない人がほとんどだと思うので、初めは極端に調整して調整した結果ドアにどんな影響が出るのか実際に試してみるのがおすすめです。例えば調整した結果ドアが前よりも早く開くようになってしまった。という場合は逆に調整すれば狙った調整ができるようになるし、逆にやりすぎた結果ドアが閉まらないということになったら、そこまでは調整してはいけないということがわかりますよね。
次は蝶番を調整するときに気を付けたい注意点があるので紹介します。
蝶番を調整する時の注意点
ドアの傾きを直すのに意識が行き過ぎてやらかしがちな失敗があるので紹介しますね。
蝶番の調整を過度にやりすぎると、ドアの枠とドアが干渉してドアが枠内に閉まらなくなってしまいます。なので蝶番の調整範囲はあくまでもドアと枠が干渉しない範囲で、ほどよい塩梅で調整する必要があります。
ここまでやってみるとドアの建付け調整ができて、狙ったドアの調子に近づいているんではないかと思います。
次からはドアの調整とか面倒くさい。そんな人のためにドアの開け閉めを調整してくれるアイテムが用意されているので紹介します。
押戸を自動ドアみたいに締めてくれる便利アイテム
自動で開いてしまうドアに困ってしまうあなたに、これ1つ取り付けるだけでドアの開け閉めのわずらわしさから解放してくれる便利アイテムを紹介します。
よく会社や玄関などで見かける「ドアクローザー」というアイテム。これを困った押戸にDIYで取り付けるだけでわずらわしかった押戸の自動開きを改善してくれます。
取り付けは大して難しくなく、ドアとドア枠の2か所にこの「ドアクローザー」を取り付けるだけ。蝶番の調整がなんだか面倒くさいそんな方はこちらの「ドアクローザー」検討の価値はあると思います。
最後に
今回は非常に迷惑な自動開きになってしまう押戸の調整について紹介しました。私個人的にはコスパ最強はプラスドライバー1本できる蝶番調整ですが、そんなことわずらわしい!という人には「ドアクローザー」という自動開きを抑えて、ドアを閉めてくれる便利アイテムもおすすめです。
押戸がバタンと自動で開くのが嫌!という人の参考になれば幸いです。
少し長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございました。