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【資産額が3倍に増加】今一度投資信託のリバランスルールについて再検討したのでまとめてみる|iDeco・401k

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投資信託のリバランスって意識していますか?この記事にたどり着いたあなたは当たり前のように投資信託のリバランスしていると思います。とはいえ、人のリバランスのやり方も知っておくことも、知識の増強という意味でも価値があります。

この記事では私マツが前職のサラリーマンの退職金を、投資信託(401k)を利用して12年くらいで3倍にした現時点でのリバランス方法について紹介する記事になっています。

いやっ資産3倍なんて全然無理!という人や、たかだか3倍かという人が、他の人がどんな考えで3倍になったのか参考になると思いますので良ければご覧ください。

資産3倍になった現時点でのリバランスを紹介

資産3倍になるまでには紆余曲折あって、試行錯誤の連続でした。なのでまずはひとまず気づけば資産3倍になった現時点でのリバランス方法を紹介しますね。その前に私マツの投資配分について確認してください。

マツの投資配分の確認

私マツの投資配分は今現在ざっと次のような割合で配分しています。多少アバウトにはなりますが、大枠は変わりません。

  • 資産の半分以上は国際債券に投資(現在は50%程度。徐々に7割程度を目指す)
  • 安定資産に分類される金(ゴールド)にも資産の1割程度を投資(現時点では5%程度)
  • 残り資産の3/2は株式投資のインデックスに配分する
  • 最後の資産を国内と国際の不動産投資信託で配分する

ざっとこんな配分で投資信託で退職金を運用しています。現時点では株式の割合が債券の目標から見ると多く配分されており、今後徐々に債券の割合7割に近づけるつもりです。

※現時点でのそこ配分の説明がない

比較にはなりますが、昔の資産配分も併せて紹介しておきます。

マツの投資知識がない時の資産配分

私マツが投資知識が全くなかった20歳時点での資産配分のやり方も紹介しておきます。ちなみに私マツは現在36歳になっているので、あれから16年は投資環境に身を置いて知識と経験を蓄えています。

  • 資産4分割投資を行っていた(国内株式、国際株式、国内債券、国際債券)
  • リバランスは常に25%をキープするように適当な期間を置いて行う

資産を日本国内と海外に2分割して、それぞれ株式と債券に2分割して合計4分割25%ずつに配分。という投資を行っていました。今の知識から見ると多少違和感がある投資方法ではありますが、分散方法とリバランスについては多少理に適うやり方も含まれていたと思います。

念のため補足しておくと、16年くらい前を基準に考えたときに2つ選択がミスしていたように思います。2023年現在から見ると日本株式への投資は資産増加要素ではありますが、それは2023年時点の高騰があったからです。それ以前だけの話でいえば価格が上下しているだけのレンジ相場で、ここに資産の1/4(25%)を置いておくのは失敗だったと考えます。その他、国内債券においてもほぼゼロ金利状態の国内債券は銀行預金と同等に投資としては、資産増加要素が少なくこちらも間違った選択だったと思います。債券の金利自体は投資時点で分かっている情報になるので、そこを選択するのはそもそも間違っていました。この時点で総資産(退職金)の50%を無駄な投資を行っていたことから、資産増加のタイミングを逸したという結果になりました。

過去の投資配分と現在の投資配分を確認していただけていると思うので、お待ちかねのリバランスについて紹介します。

現時点の投資信託のリバランス方法

2023年末時点(現時点では2023年11月)の私マツの投資信託のリバランス方法は次の通りです。

  1. リバランスタイミングは数カ月程度のインターバルを置いて行う
  2. 投資成績の良い銘柄と悪い銘柄の差が10%程度ある時にリバランスする
  3. リバランスのメインは株式(インデックス)、不動産(REIT)、債券で行う
  4. リバランス方法は成績の良い銘柄の増加分を悪い銘柄の補填として行う
  5. 金(ゴールド)については、基本的に増加のみとして扱う
  6. 金(ゴールド)のリバランスは、債券の増加分のみとする
  7. 1年単位もしくは数年単位で全体割合のリバランスを行う

このリバランス方法を行うことで成績の悪い銘柄は、割安の段階で買い増しに成功することができます。また、投資成績の良い銘柄は暴落を待つ前に増加分を粛々と安定資産に資産を移すことができます。また安定資産とインフレ対策で金(ゴールド)と債券を組み合わせているので、債券の金利増加による資産の目減り防止と、金(ゴールド)と現金を比較したときの資産の目減り防止を同時に行うことができます。

投資を始めた時は、私を含め多くの方が資産が増える方にばかり目が行ってしまいます。ただ投資というものはそもそもリスク(ここでは価値の変動幅があるという意味で使用)があるものです。ですのでリターンばかりに目を向けずに、あくまでも下落も検討に含めた攻守一体の配分とルール(リバランス)が必要になります。

リバランスを行うときに気を付けたいこと

リバランスを行うときに覚えておきたい注意点があるので一緒に確認していきましょう。

  • リバランスを行う時に必ず手数料が発生する
  • 手数料は資産増加の障害になるので極力少ない方が良い(理想は手数料0(ゼロ)を目指す)
  • リバランスの回数が多いと手数料を多く支払うことになる
  • 可能な限りリバランスがない資産配分と手数料が少ない方法を検討する必要がある

資産を守りたい一心でリバランスを行うと、次は手数料地獄にハマってしまいます。資産を守るリバランスも必要ですが、行う回数は必要最低限にするのが良いです。可能であればリバランス0(ゼロ)が理想的です。

なので投資のポートフォリオを準備するときには、リバランスが極力少なくてすむ配分が必要です。投資信託のものによっては自動でリバランスするものもあるかと思います。極力預けっぱなしで資産が減らずに増えるポートフォリオを意識したいですね。

最後に

今回の記事では投資信託のリバランスについて今一度考え直してまとめたので、この記事を読んでいただけたあなたにも、参考程度ではなりますが紹介できればと思い準備しました。

自分の投資スタイルを確立するのも大事ですが、人のやり方や考え方を見てみるのも自分の投資の幅を持たせる意味でも非常に価値があるものです。真似すればいいというわけではなく、あくまでも他人のやり方や考え方を参考に、自分のやり方をバージョンアップしていく感覚で利用していただければ幸いです。

少し長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございました。

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