投資の考え方

最近の資産移動先で意識するのは純金資産|どれで資産を守るのか

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは、マツと申します。

今回は手元に残ったお金や預貯金などでくすぶっている現金の移動先として、最近意識している純金資産について少し話していきたいと思います。

何があっても価値が守られている資産を持つことが重要

そもそも純金資産をなぜ意識するのか?というところから話していきます。

純金資産以外のものに関しては、世界的に安定した価値が認められているものというのが少なかったりします。場所によっては、資産としての価値が認められていなかったり、普段の生活では何気なく使えているものでも、国や地域が変わるだけで一瞬で無価値になるというものも存在するんです。

ではそんな価値が変動するものが多い中で、世界中どこに行っても通用する価値ってなんだろうか?

世界中どこでも価値を認めてくれるのが純金資産

価値が変動する世の中で、世界中で価値が認められている資産は純金くらいのものです。

そんな純金ですが、形はいろんなものが存在します。

  • 地金
  • コイン
  • アクセサリー

イメージしやすいのが、金の延べ棒みたいな金塊ではないでしょうか?とはいえ、そんな延べ棒はとんでもない金額になっているので、簡単に目にする機会はありませんよね。

たまに目にする純金資産としては、アクセサリー類があると思います。たとえばネックレスやブレスレットなんかも純金資産ですよね。

その他にも扱いやすいものにコインという選択肢もあったりします。

資産の全部を金で埋め尽くせばいいというわけではない

自分が持っている資産をすべて守るために、資産のすべてを純金で固めるというのが最善手というわけではありません。

というのも、そもそも今の世の中自体は、物価上昇の真っただ中にいます。たとえば1万円で買えるものが時が経つにつれてグレードダウンして、昔は買えていたのに今は買えなくなっちゃったというものが徐々に出てくるようになります。

そんな状況で純金の価値というは物価上昇とだいたい連動しているところもあるので、資産が守られているという風に言えるところもあります。

ただし投資的な感覚からすると、純金資産の保有量の目安は総資産のだいたい10%弱くらいを基準に持つことが無難です。

資産を全額純金にした時の弊害

資産の全てを純金に替えるとダメなんでしょうか?

たとえば資産を全額純金で保有したとしましょう。そんなときにどんなデメリットが生活に現れるのか考えると理解りやすいと思います。

買い物をするときはどうでしょうか?

普段街で買い物するときやネット通販でもいいでしょう。買い物するときに取引方法に純金を扱っているところがありますか?

すべてを純金で保有したときのデメリットは、ひとまず換金性の悪さです。普段の生活で重要なのは、換金性の速さです。そういう意味でいうと、実社会での買い物では現金決済が最強ではないでしょうか。

換金性も悪く、インフレ対策としても微妙な純金をなぜ保有するのか?

先ほどから書いている通り、換金性の高さや買い物のしやすさという点からみると、現金の利便性が非常に高いです。現金と比較すると今はキャッシュレス決済も普及しているので、現金よりキャッシュレス決済を多用する人も徐々に増えてきていると思います。

インフレと連動という意味では、物価上昇にともなって純金の価格も上昇していくので純金保有もありではあるのですが、物価上昇分くらいの価値上昇しか見込めません。資産価値の増大というポイントに絞った時には、純金保有はこれまた弱い選択肢だと言わざるを得ません。

ではなぜメリットが少なく感じる純金を保有しようとするのか?この点については「万が一」という言葉がありますが、純金保有は「万が一資産」とも言えます。何が万が一なのか?

たとえば現金の価値が紙くずになってしまったら?もしくは株式価格が大暴落して価値がほぼなくなってしまったら?そんな今現在では想像できない「万が一」、そんないつ起こるともしれない。でも可能性はゼロではないという「万が一」に備えるのが純金資産です。

純金保有の目安は総資産の10%は適当なのか?

純金保有の目安として総資産の10%程度を保有するというのは、特に考えていないという意味で適当だと思っています。

とはいえ、たとえば純金資産を総資産の25%(1/4)も保有したとすると、万が一の備えに対して非常に割合が多すぎるようにも感じます。もちろん人によってはそれくらい備えたいという心情がある人もいるので、総資産の25%を純金で保有するというのも選択肢の1つだと思います。

世の中何においてもですが、正解というのが存在しません。未来の答えを知りたければ、未来に進むしか答えがないんです。なのでどの割合で保有するのかも個人の選択ですし、まったく保有しないというのも個人の選択の1つです。

世の中にはいろんな選択肢が存在します。あまり選択肢がゲームの分岐点みたいになっておらずに意識する機会が少ないんですが、人が生きているうえで無数の選択肢の上を歩いています。

選択し続けた結果にたどり着くエンディングというのが準備されています。ただそのエンディングがハッピーエンドなのかバッドエンドなのかはだれにもわからないし、その過程のイベントはどんなことが起こるのかも分かりません。

選択する上で重要なリスクの把握

不確定要素が多い世の中で、選択するときに重要にな選択肢に対するリスクの把握というのがポイントになります。

選択肢それぞれに対して一定のリスクというのが存在します。

今の世の中は情報社会になっていて、調べようと思うとありすぎるくらいに情報を得ることができます。なので自分が選ぶ選択肢に対して、それに対するリスクも調べれば大半の情報を得ることができます。

この記事の本題になる純金資産の保有に対しても、万が一に備えての防衛策のひとつになります。

自分にとって何が大切なのか?何は備える必要がないのか?

結局のところ自分の人生のライフプランニングにあたる部分になるんですが、人生において何を重要と考えているか。何に対して備える必要はないと考えているのか。

そういった自分に対する問いを投げかけて、自分自身の答えを探し出すことが重要です。

純金資産を保有するためには

ただ単純に純金資産を購入するということはどこでもできると思います。ただし先ほども話している通り、備える必要がある人が、選択肢のリスクを把握したうえで備えるというのが重要だと思います。

なので私的な純金資産を保有する人が満たしてほしい条件というのをピックアップしました。純金保有するかどうかの目安に使ってみてください。

  • 普段の生活に困らないくらいの現金や預金を保有している(数か月分の生活費程度)
  • インフレ対策に投資などをすでに行っている(資産の半分くらいは投資している)
  • 万が一に対する備えは考えてこなかった

この3点を満たしている方が純金資産を保有するための最低条件になるかなと思います。

ひとまず当面の生活資金を現金で保有していること。そのうえ物価上昇のインフレ対策として投資でリスクヘッジをしていること。それらを満たした状況で万が一に対する備えが行えていない人というのが純金投資した方がいい人の条件です。

最後に

今回は純金資産保有に関して、今私が考える情報をまとめてみました。そもそも純金資産保有ってなに?という人には参考になる情報が少しはまとめられているんじゃないかなと思います。

多少いつも通りに話が脱線している部分もありますが、脱線部分も結構重要な情報だと思うので、見返してもらえれば嬉しいです。

今後もこのサイトでは投資に関する情報を少しずつ発信していくので、良ければまた見に来ていただけると嬉しいです。

少し長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。