投資の考え方

【だいぶ安定してきた】優待銘柄投資が安定軌道に乗ってきたので、ひとまず銘柄選定基準なんかを話してみよう|兼業投資家・個別株

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こんにちは、マツです。

今回は個別株の優待銘柄投資に関して、自分なりにだいぶ銘柄選定の安定度やら、選定基準なんかもまとまってきたのでその辺の話をしていきたいと思います。

今回の話に至るまでには1ヶ月くらいの間にいろんな銘柄を買ったり、売ったり、検討したりと右往左往して、自分の最適解は何か?という自問自答の旅だったように感じます。

そんな私の道草話も含めつつ、結局優待銘柄投資をするなら何をするのかということを具体的に話していきます。

では早速本題に入っていきましょう。

優待銘柄投資は、ひとまず自分の支出に直結するものから最優先に選択

まず優待銘柄を選定するためにはそもそもの話として、あなた自身が普段からどこに出費してるのか?ということをある程度把握してから臨む必要があります。

もちろん適当に欲しいものを買う!というお買い物感覚で優待銘柄を選ぶことも可能です。ただ、私がお勧めするのはそんなことではありません。

ひとまず投資の大前提は投資効率を極力最大化することです。(極力と言うのがポイントです)無理に最大化を狙うとインデックス一辺倒で面白みがなかったり、利益は積み上がっても日々の生活に投資の充実感が伴わないという感じで、かなり機械的な投資になります。

もちろんオートマチックに機械的に投資できる人もいるかもしれませんが、数多くの一般投資家には、そのての投資方法はかなり精神的にきついと思います。

投資の大前提は「長く続けること」です。

私の最終目標は、自分の息の根が止まるその瞬間まで相場に居続けることです。まぁそんなストイックな!って思われるかもしれませんが、相場の利益を享受する最大は生きている間中「相場に自分の資産を晒し続けること」だからです。

そんな感じで投資をするのであれば、無理なく続けられるということを優先度高めに投資することが非常に重要だと、私の体験から認識しているところです。

QUOカード銘柄は最終手段

ひとまず自分の支出を株主優待で抑えつつ、余った余力を再度相場に追加していき、複利で資産を大きな雪だるまにしていくことを狙います。

優待銘柄を調べていくと非常に多くの優待にぶつかります。その代表例がQUOカードです。私も初めのうちはQUOカードはお金の代わりだし、どうせならQUOカードを大量保有して支出を圧縮しようと考えました。

考え方的には間違っていないとは思います。QUOカードを優待に出す銘柄はそもそも高配当銘柄に多い気がするし、配当をもらいつつさらにQUOカードで支出を圧縮という二段構え。こういった1つの目的だけでなく、複数目的を掛け合わせた銘柄保有は長期保有の大きな心の支えになります。

ただ私はQUOカード銘柄をかなり大幅に縮小しました。その理由としては、そもそも生活の中にQUOカードで支払う生活習慣がないんです。日常生活に溶け込んでいないものの圧縮は、必要ない贅沢品への支出をやめよう!と言っているようなものです。

私が実際におすすめしたいのは、確実に支出を圧縮できる銘柄選定です。いちを見出しの落ちを回収しておくと、QUOカードを優待で出している企業を選ぶときは「資金に余裕があってもう必要な投資対象が全くない!」ってなってからです。優待投資家で有名な桐谷さんもQUOカードが結構好きな話をしていますが、桐谷さんは完全に投資対象の選定が余るだけ資産がある人の話です。私も同じように選定しよう!というのは条件が違いますので、ここで少し頭を冷やしてください。

具体的な銘柄選定の基準を実生活をもとに話していこう!

ではどうやって具体的な銘柄選定をするか考えてみましょう。私の生活パターンを参考に、
自分ではどうやって銘柄選定をすればいいか考えてみてください。

まずは私の生活パターンの洗い出しです。

  • 仕事以外ほぼ外出しない
  • 普段の買い物は身近のスーパー(マックスバリュー)か業務用スーパーで済ませる
  • 必要なものを買うときは基本的にAmazonもしくは楽天、メルカリで通販(無駄なコストを払わない)
  • 甘いものやお菓子は好きでよく買って食べる
  • 家の必要なものはほぼ親が買ってくるので出費の必要なし(こどおじ全開)

こんなところでしょうか。ひとまず仕事以外は引きこもり生活全開で、小腹を満たすためにお菓子やデザートなどをスーパーなどで買いつつ、たまに業務用スーパーでコストカット。普段の生活で必要なものはAmazonや楽天で買いつつ、定価以下で買いたいときはメルカリなどの中古も活用という感じですね。

おいおい、やべーやつじゃねーか!って内容が聞こえてきそうですが、無視しましょう。笑

ではこの私の生活パターンから具体的に株主優待で生活費を圧縮していきましょう。

絶対に出費するところに優待があるなら、まずはそこから攻める!

優待選定においては、生活に直結している部分を極力攻め落としていきます!恋愛の話じゃないですよ?笑

私の場合はネット通販の買い物か、スーパーなどの買い物が大きな支出の割合を占めると考えています。私自身昔から家計簿をつけているんですが、支出の割合が多いのがAmazonの買い物かスーパーの出費の大半ですからね。

ひとまずマックスバリューの支出を圧縮します。マックスバリューはイオン系列の店舗です。イオン系での割引は、私が把握している感じでは「2種類の割引方法」が存在します。

  • 株主優待割引券
  • オーナーズカード

この2つですね。私の体感では株主優待割引券の方が割引率が高いと考えていますので、そちらを先に圧縮します。この場合では、購入金額のだいたい10%を割り引けると考えておけばOKです。

オーナーズカードは支出額の一定割合を後日還付という感じなので、支払いを直接的に割引はできないです。まぁ後日還付されるので結果的に割引みたいなもんなんですけどね。

ここまでやると保有数によっては、ひとまず普段の買い物の出費を圧縮できていますよね。業務用スーパーも神戸物産だったかな?優待がありますが、正直費用対効果が少ないのと、業務用スーパーが少し遠い場所にあるので後回しとしました。(なによりも使用頻度が高いものを優先に)

私の二大出費のうちスーパーの支出を圧縮できたとします。次は通販の方を切り込みましょう。

私はAmazonでの買い物が80%、10%が楽天、あとの残りがメルカリでしょうか。ひとまずできればAmazonの出費を圧縮したいものです。

これにはデジタルギフトがあればいいでしょうか。あまりAmazonでのデジタルギフトの配布銘柄が少ないので、対象を絞るのは難しいでしょう。まぁあれば圧縮してやりましょう。

こんな感じで普段支出する場所を強制的に圧縮します。これによって買い物自体には無理をかけずに、支払う段階でコストカットに成功します。これって無理がない生活ですよね?(逆に優待割引がある分調子にのって買い物したりしてます)

支出の中身を細分化して圧縮する

では大きな支出の部分はすでに圧縮したと考えて、次はさらに実際に支出の中身を圧縮してみましょう。

私の場合は小腹を満たすために、お菓子やパンなどを買うことも多いです。最近ではパンを自作したりしてさらにコストカットできないか挑戦したりしますが、こんな感じで小腹を満たす食欲に直接働きかけるものを選別してみましょう。

人間は1日に食べる量って結構限界があると思ってるんですよね。なのでたくさんあっても「もう食べれないよ!」ってことになるじゃないですか。なのである程度食べるものを確保できるようになると、結果的に食費が節約になると考えています。

優待で食品系の銘柄を選定してみる

株主優待を通して食費の圧縮してみるのはどうでしょうか。

やはり人間食べないと倒れてしまうので、結局何がなんでも食べないといけませんよね?かといって食べようと思うと、また出費するのが当たり前な話なのでここを圧縮できるようになると結構強いですよね。

なので食品に関係ある銘柄を選定します。

食品系の銘柄を選定すると次のような感じかな?

  • 実際に食品が届く
  • カタログギフトで食品が選べる(その時の気分を尊重できる)
  • 外食の節約ができる

こんな感じでしょうか。まずは実際に食品自体が届く優待がありますね。これは食べたいものが初めから決まっている人はこれが一番いいでしょう。次のカタログギフトは、選択の自由が与えられます。人間やっぱり同じものばかりだと飽きが来てしまうものです。そこでカタログギフトという選択肢を設けることで、その時に欲しいものを選ぶという楽しみもプラスして、選ぶ楽しみと食べる楽しみの2度楽しむことができます。

最後の選択肢が外食関連の割引系優待でしょうか。これは外食の支出を圧縮することにつながります。家族連れなどどうしても外出が必要になるという方には、こういった外食関連の割引優待は結構いいんではないでしょうか。

またしても私の話を少しだけさせてもらうと、私が優待銘柄の選定で最後に大きく舵を切ったのがこの外食関連の優待選定です。外食なんかしなきゃいいじゃん!節約になるよ!って人もいるかもしれませんが、たまの外食も息抜きになったりするので個人的に好きなんですよね。私みたいに仕事場か家かみたいな2択の生活をしている人には、外食先がもう1カ所のお出かけスポットみたいで結構リフレッシュに繋がるんです。

外食系の優待は私は昔1度保有していたんですが、この選定はダメだな!って思ってやめた選択でした。私がその時ダメだと判断した理由は「総合利回りが低いこと」でした。調べるとわかりますが、外食系の優待銘柄はだいたい総合利回り2%くらいでしょうか。今私が個別銘柄で投資するなら総合利回り4%以上を狙いたいです。

全世界のインデックスに突っ込んでおけば、今では大体約7%くらいの利回りが実現できるみたいです。(これは過去の実績ベース)なので、正直個別銘柄の4%利回りは比較すると少ない方と言えるわけです。ですが個別銘柄では利率は高めということで、少しでも利回りを上げていきたいというわけです。

その点外食系の優待銘柄は、総合利回りで2%程度と正直貧弱極まりないものです。私が1度やめた理由もそこでした。外食系の優待保有するくらいなら、インデックスなど買っておいて配当や利息で外食行った方が効率いいじゃん!って考えたんですよね。

これに関しては今も全く同じことを考えています。ですが今回大きく舵を切り直して、外食系の優待に再度切り込むことにしました。

理由もお話しします。直接的な外食系の優待を持っていないと、そもそも外食にすら行かない生活パターンになっています。今はインフレが始まった直後ということで、外食なども含めて軒並み価格が上昇しました。それとは裏腹に賃金上昇は雀の涙程度で、外食するには血肉を犠牲にして行くことになると私は考えました。そんな感じで私はインフレが進む前は外食をたまに活用していましたが、インフレしてからは行くことすらも遠慮するようになりました。

こんな感じで、そもそも外食優待すらなければ、外食に行こうとすら考えなくなったんです。最近では優待系の投資家がYouTubeで生活の一部を投稿していたりして、優待投資家の生活を肌で感じやすくなりました。

私も昔優待で外食していた経験があるので、そうそう!昔はこんな感じで割安で外食してたわ!って思うんですよね。ただ今はそれも難しいというか、出費的にもったいないと感じてしまったんです。なので私は優待銘柄を保有して、強制的に外食できる環境を準備することにしました。これは正直利回りの考えは無視です。生活を充実させるための譲歩案という感じでしょうか。

だいぶ話がわきに外れましたが、私が言いたいことが少しは伝わったでしょうか。

まぁさらに突っ込んだ話をすると、こどおじでなおかつ恋人がいなくなったのも非常に大きいです。恋人がいるとなんだかんだと外出しますからね。そうすると嫌でも外食する機会が増えます。それがないとなると出かける機会は減るし、なおかつ外食の機会も自ずと減るというわけです。(ますますこどおじ生活に拍車がかかるという)

生活必需品の圧縮にも着手

正直出費自体は今まで自分でしていなかったので、そのまま無視で生活することもできるんですが、最終的な自立ということを考えると、早い段階で自分の分は自分で調達すると考えることが必要だと考えました。

こんな感じで今まで自分で買っていなかった生活必需品の圧縮も着手します。

具体的にはトイレットペーパーを調達することにました。まぁ山籠りしていたり、葉っぱで拭いたり指で拭いて水で洗い流すという原始的な生活をしている人でもない限り、基本的にトイレットペーパーって必需品ですよね。

トイレットペーパーと対をなす存在だったティッシュペーパーですが、なぜかトイレットペーパーだけが結構な割高商品になりました。私は昔からティッシュペーパーはケース買いして、在庫を確保する生活をしてきました。ただ先ほど話した通り、トイレットペーパーの方がティッシュペーパーよりも割高になったので、トイレットペーパーを集める方針にしました。

ティッシュペーパーやトイレットペーパーはふるさと納税でも集めることができるんですが、そもそもこの投稿を読んでいる人がふるさと納税をしているかどうかは知りません。ふるさと納税も、結局支払う納税額と引き換えにその地域に応じた物品をもらえる仕組みなので活用しないのは確実に損です。(支出してもタダで起きないのがセコイ投資家というものです)

そんなふるさと納税を活用すれば、ティッシュペーパーやトイレットペーパーもゲットすることができます。私は昔ふるさと納税は高級食材系を優先にして、食卓を豪華にする選択をしていました。その後私がキャンプや登山などのアウトドアにハマったことで、モンベルでもふるさと納税をしており、モンベル自体の還元率の高さと対象商品的にもモンベル製品があることから、ふるさと納税の商品を選ぶことになりました。

2026年からはというか2025年の10月以降はポイント還元ができなくなったので、還元率というメリットが1つ減ることになります。これによってモンベルから選ぶかどうかはわからなくなりましたが、先ほど話した通りティッシュペーパーやトイレットペーパーという生活必需品を圧縮することもできるわけです。

株主優待の話でしたね。上場している企業の中には紙業関連の企業もあります。その辺の銘柄を選定すれば、トイレットペーパーやキッチンペーパーなどの生活で使う紙類をゲットすることもできるわけです。

私の場合は生活で年間使うトイレットペーパーの量やティッシュペーパーの量を把握していないので、どれくらい必要なのかはよくわかっていません。なので今は暫定ではありますが、一定量を株主優待でトイレットペーパーを仕入れるように準備しました。(多すぎるときは銘柄を絞って他に回します)

こんな感じで生活しているだけでも黙っても支出して必要になるものを優先的に圧縮することで、結果的に手残りを増やしていこう!という作戦なわけです。

固定の支出を圧縮できればあとは適当でもなんとかなる

そもそも投資って必要なの?必要なくね?みたいな論争がありますが、そういう意味であれば私の場合には投資した方が良くね?というの私の結論です。そこからさらに踏み込んだ論争があります。

投資するならインデックスで良くね?個別の方が良くね?論争です。これは私はどっちもやれば良くね?という方針なんですが、もちろん利回りだけを考えるとインデックスです。ですが人間という飽きやすい生き物が長期的に投資を継続するなら、個別という遊びの要素があることで長続きするだろうという思惑があります。(個別をやると企業自体に関心が向くので勉強にもなります)

これにさらに踏み込んだ考えを展開します。個別やるなら何やる?ってことですが、ここでも先ほどのインデックスか個別か?論争みたいな話を突っ込みたいと思います。資金に余裕がないなら「生活必需品の圧縮を最優先に」余裕資金が豊富なのであれば「好きなものを選べばいい」です。

こんな感じでどんな時にも「手堅い方法」と「攻めた遊び」の2種類を混ぜつつやるのが、人間の性格にあった動きではないかと思います。なので何事も極端に白黒つけずに「迷うなら両方やればいい!」って私は思います。まぁその時々に応じて比率や銘柄を調整しながら自分が納得できる内容でのぞめばいいということです。

結局私が思うのは今の世はというか、生きていく上で投資をたしなむのは人間が余裕を持って生活するために必要な選択と考えています。その中で「手堅いもの」と「リスクが高いもの」があり、どちらも表裏一体でメリットデメリットがあるので「両方をちょうどいいバランスで持つ」のが良いと考えます。

どちらか一方を排斥しようとする白黒論争は、この世界では不要ではないかと思うんです。どちらも違ってどちらもいい。どちらが悪くてもどちらかがカバーしてくれる。投資も世界もそんな世の中だと思うんです。

最後に

今回は私なりの個別株の優待銘柄投資に大筋が決まってきたので、1度情報をまとめてみようと思いました。

いろんな人に参考になる情報になっていないかもしれませんが、少しでも使える情報とかタメになる情報が書かれていればよかったです。

今回もだいぶ長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。