こんにちは、マツです。
私は今までこのブログを始め、noteなど自分の意見を書けるところには、純金を金(ゴールド)を集めろ!ってことをいたるところに書いてきました。というのもやっぱり現金価値が日々目減りしている現状において、価値保存の代替手段として純金ほど理にかなった資産は存在しないと考えてきたからでした。
そんな私がつい最近、この記事を書く1週間くらい前から、これからは純金以外も選択肢に入れないといかないなと思ったのでその話をしていきたいと思います。
それでは早速本題に入っていきましょう。
選択肢を狭めるのは機会損失になる
まずタイトルの方にも書いた話になりますが、選択肢を狭めるのは機会損失になると私は考えています。
たとえばコモディティと呼ばれる貴金属ですが、選択肢は純金以外にも他にもあります。たとえば純金と対になっていたプラチナもその1つで、それ以外にも純銀やパラジウムといった選択肢もあるわけです。
希少価値の順番からいうとパラジウム、プラチナ、純金、純銀という順番になっていますが、価値基準の高さは昔から変わらず純金だったわけですよね。
私が書いた選択肢だけでも4つもあるにも関わらず、純金1つだけを推すのはいかがなものなのか。
投資での1番の失敗は「それやってない」
投資で1番の失敗はなんだと思いますか?
私の経験上から言わせてもらうと、投資で1番の失敗はその機会に参加していないこと。
- 「それやってませんでした」
これが1番の失敗だと思っています。逆に大損こいた大失敗だったとしても、投資経験として失敗経験も次以降の投資機会のベースになるので、経験は活かすものとして機能するわけです。
そんな中、その投資やってませんでした!これって何の価値が生まれるんでしょうか?
失敗は後からいくらでも取り返せる
私は最近はやらないよりやれ!というのを心の中で唱えていたり、たしかnoteの方でも似たような投稿を書いた記憶があります。
「失敗は成功の母」なんて言葉もありますが、まさに失敗は成功までの必要過程でしかありません。「諦めなければ失敗は失敗にならない」というのも好きな言葉かもしれません。
私も投資経験が10年以上を過ぎて、いろんな経験をしてきました。相場から離れて完全に参加する気持ちも無くなった大失態もいくつも経験しました。そんな私ですがいまだに相場に戻って相場に参加しつづけているし、自分が亡くなるその時間まで相場に参加したいなという思いが強いです。それくらい相場は長期間参加した方がいいし、参加すべき場所だと思っています。
私の話はさておいて、失敗は後からいくらでも取り返せると思います。私の体験談ではFX(外貨証拠金取引)も、始めに準備したお金を大半すっ飛ばして意気消沈。これからどうやって増やしていけばいいんだろう?と悩んだ時もありました。冷静に自分の取引を見つめ直して、損失を全部取り戻してからFXを撤退した経験もあります。
また株式の取引においても、一昨年の2023年もやらかした年で過去一の大損を叩き出したタイミングでもありました。また以前の取引においても、完全に経験不足が祟った大損もあり、正直自分に投資向いていないなって思った時もありました。どちらの大損経験も今現状の損益から考えると、ほぼプラ転したかプラスになっていると思います。
ましてやこれからの投資人生を考えると、今の世の中「人生100年時代」と言われる状態から考えても、少なく見積もって約60年も投資する時間があるわけです。こんなの楽しみ以外の何者でもないと思うわけです。
今、純銀の伸び率は純金をも超える
これを読んでいるあなたが知っているかどうかは知りませんが今、純銀の価値は純金の伸びをも超えて伸びているのを知っているでしょうか?
そもそもの1グラムあたりの単価で見ると、天と地ほどの差がある純金と純銀ですが、投資で重要になるのは単価ではなく伸び率と将来性・将来価値です。その点から考えると、貴金属という希少価値のある金属を土俵にして考えると、今は非常に安価に手が出せる純銀。そして伸び率の高さから将来性の高さも狙えるポジションが純銀だとにらんでいます。
プラチナは今現在停滞状況
一昔前にプラチナブームみたいな時があったのを知っているでしょうか?
私は昭和生まれなのでそのプラチナブームの時に、物心もついた状態で記憶に残っているくらいです。今みたいに、やれ貴金属ブームやら純金投資なんて大きな流れもなかったと思うので、ひっそり貴金属に興味がある人がプラチナを買い集めていたみたいなブームだったと記憶しています。
プラチナの現在価値はというと、最高値をつけた過去の相場を、今の今まで1度も更新したことがない状況です。同じ例としてあげていいかわかりませんが、昔の日本株式の日経平均株価が9000円台やら、1万円くらいを行ったり来たりしていた時期が記憶に根強い私としては、今の日経平均株価4万円はバグのようにも感じます。
私の個人的な感覚になりますが、今プラチナは正直目も向けられずに停滞真っ只中を走っている最中です。目も向けられていないとはいっても、最低限の需要も存在します。貴金属全般を通して言えることですが、基本的に貴金属は産業需要というのものが存在します。これは物が生産される以上は最低限必要になる需要というわけです。ある意味消費財。
貴金属の真骨頂はその貴重性そのもの
今プラチナに人々の目が向いていないという話をしたんですが、それのベースにある最低限の需要。そこに産業需要があるという話をこの1つ前にお話ししました。なぜ産業需要の話を出したかというと、投資需要や宝飾品需要以外の需要があることを頭に置いておいてほしいと思ったからです。
そもそもプラチナを始め各貴金属は、そもそもが希少価値が高い金属ゆえに貴金属です。そして最低限の消費のベースとして、産業需要が存在する。言いたいことはここからです。「貴金属はいずれ枯渇する」
貴金属が枯渇するとはどういうことかと思われるかもしれませんが、ものの価値を決めるのは、希少性の高さと需要と供給である程度決められてしまいます。そこに貴金属が枯渇するという条件が追加されると、辿り着く結論はただ1つ。価値は飛躍的に上昇する。(正確には値段が飛躍的に高騰すると言い換えた方が正確です。貴金属そのものの価値は不変です)
純金は買い占めによる需要過多で今後も値上がりを続ける
まぁ私の話は事実ベースという話よりも、いろんな情報を集約的な話になるので根拠がないと言ってはそれまでです。ですが、今純金は各中央銀行がこぞって買い集めている状況になっているそうで、結果的に市場に出回る純金の総量は日々目減りしていく。
私もまとまった資金ができた時には、タイミングを作っては純金を買ったり、投資信託で毎月積み立てたりと純金を確保するように動いています。まぁ私の場合にはここ1,2年の間に集め始めたのでまとまった購入金額になっていますが、昔から集めていたとしたら地味な金額を淡々と買っていたのかな?と想像します。
中央銀行の例と私の実際の購入例の話は、あくまでも参考情報として聞いてもらえれば十分です。重要になるのはそれ以外の世の中の話。
紙ベースの紙幣価値がメリメリと音を立てて価値低下している
私が意識しだしたのもつい最近で、もっと早くにここに気づいていれればと思いましたが時すでに遅し。まぁ気づいたタイミングが人生最短だと思うと、今知っておけば最速の情報収集タイミングというわけです。
ひとまず今現在は、紙ベースの紙幣価値がマジで音を立ててメリメリ・バリバリと価値低下している真っ最中です。それってマジかよ?!って思う人もいると思うので、すぐわかるいい例を紹介します。あなたは街に買い物に出掛けて、あれ?物値段ってこんなに高かったっけ?って思ったことがありませんか?もしそう思ったということがあるのなら、それが紙幣価値がメリメリバリバリと音を立てて価値低下している証拠そのものです。
たとえば同じ1万円。昔の1万円ではいろんなことができるような気配がありませんでしたか?今の1万円。これって子供に渡しても下手したらこんだけかよ?って顔される状態になっていませんか?稼ぐのは非常に大変な1万円。ですがその1万円の価値は日々紙屑に向かって前進している現実を直視しましょう。
貴金属はひとまず価値保存の受け皿になる
この投稿は貴金属の話だったので、貴金属と紙幣を対比して考えてみましょう。先ほど紙幣は音を立てて価値が低下しているという話をしました。それと比較すると、貴金属は価値が高まっているような状況です。これはある意味でお金の価値低下を表しており、逆にいうと貴金属の価値保存の器としての評価を表しているとも言えます。
ひとまず私がこの投稿でいいたいことは、貴金属は紙幣価値の低下を抑える価値保存の器としての価値があるということです。それの代表格が純金ということになりますが、結局のところ金(ゴールド)以外にも貴金属も存在するし、需要の移り変わりや価値の見直しを考慮に入れると、純金以外の選択肢も持った方が「やってなかった!もってなかった!」という機会損失を防げるかもしれませんよ?という話でした。
最後に
今回は私が今まで口を酸っぱくするほど純金を集めることを話してきたつもりだったんですが、正直その選択では、世の中を見る上ではまだまだ狭い選択肢だったのではないかと思いこの投稿を準備しました。
もうこの投稿を準備してるタイミングでは、私は純銀の買い集めも始めました。とはいえ、現金余力をほとんど持たないスタイルの私としては、現金が貯まり次第集めるという流れになるんですが、ひとまず純金以外の貴金属も集めていきたいと思います。
ひとまず投資をするなら「分散・分散・分散」です。
今回もここまで読んでいただきありがとうございました。