投資やっていますか?
この記事では投資未経験から、ある程度リスク管理ができて投資で相場からリタイアせずに、長期的に投資を継続するための投資脳を鍛える話をしていきたいと思います。
この記事を書いている私マツは、今現在投資歴16年になる兼業投資家です。投資対象は日本の個別株投資・投資信託、暗号資産(仮想通貨)をメインに投資しています。元々は投資に関する知識は全くなく、知り合いや家族にも投資経験者はいない状況で、1からというか0(ゼロ)から投資に関する知識を蓄えていった経験があります。
私はだいぶ飲み込みが悪いタイプではあるんですが、時間がかかって遠回りした分、失敗などの経験も非常に多いです。そんな経験も踏まえつつこの記事では、失敗やトラブルが少しでも減るような情報を発信していくつもりです。
それでは少し脱線しましたが、この記事の本題の投資脳を鍛えるために必要なことを紹介していきたいと思います。
投資脳を鍛えるために
投資脳を0(ゼロ)から鍛えるために、私の経験から必要なことを紹介します。
- 投資関連のベストセラー本を読み漁る(発行日が古いものをベースに)
- 現在投資関連の情報を発信している方をひたすら見る
- 自分がどんな投資が気になったり好きなのか徹底して考える
私が投資脳を鍛えるために必要だと思うのは上の3点です。もし周りに投資に関する経験がある人がいたら、上で紹介した2番のカテゴリにまとめて、いち参考情報として聞くのがいいと思います。
投資脳を鍛えるために必要な3つのポイントですが、1度やればいいという話ではなくて、投資している間はひたすらグルグルと巡り巡って継続することが大切です。
投資関連のベストセラー本を読み漁る(発行日が古いものをベースに)
投資関連の本を読み漁ることで、投資のベースとなる基礎知識と経験を一気に吸収することができます。また発行日が古いベストセラーを基本に読み漁ることで投資に大切な普遍的な本質に気付くことができます。
発行日の新しいものは、ただのトレンド情報の追っかけだったり、過去に発信された情報をただなぞっただけというようなものも多いです。なので本から投資に関する情報を読むのであれば、発行日が古いものでなおかつベストセラーになっていて長い間読み続けられたものが良いです。
現在投資関連の情報を発信している方をひたすら見る
今現在の投資関連の情報発信している方の情報を調査することで、今現在の投資の傾向や投資の注目度なんかも把握することができます。
投資は基本的に多数決のような要素が強く、多数決というと票の多さが基準に感じますが、投資の多数決は金額の過多が多数決の要素です。なので今現在どんな分野や傾向に情報発信が偏っていて、人の注目が集まっていることを把握することで、今の投資のトレンドを知ることになって非常に重要です。
また投資のトレンドの移り変わりを長年追いかけることで、どんな傾向で人が投資して、さらにどんな傾向で逃避行動をとってお金が移っていくのかを知ることができるようになります。
少し話がややこしくなってきたので例を出して紹介します。
投資をやっていると例えば株式に人とお金の注目が集まってトレンドが形成されて、大幅に上昇傾向になっているとします。そんな中、不意に株式相場が暴落したとします。そんな時には株式に集まっていたお金が債権に流れたり、金やプラチナなどのコモディティに流れたりと、人の注目とお金の流れの変化を体験できたりします。
こんな相場のお金の流れや人の注目の移り変わりを常に監視することで、次以降のトレンドを先に察知出来たりするようになります。
自分がどんな投資が気になったり好きなのか徹底して考える
このポイントが結構重要なんですが、自分がどんな投資が気になったり、興味があって好きなのか徹底的に考えることが大切です。
投資自体はいろんなジャンルややり方が存在していて、ある意味無限に近いバリエーションが存在します。そんな無数にある投資の中で、自分が惹かれる投資ジャンルだったり手法を見つけることが大切です。
この投資ジャンルが固いとか、この手法が万能なんてものはただの幻想です。相場のチャートを見るとわかる通り、自然の波のような波形が形成されていますよね。
チャートが指し示すように鉄板な買ったら最後、一生勝ち続けられるものなんていうのは存在しません。なのでその時の状況やトレンドをしっかりつかみ取りながら、相場に残り続ける必要があります。
好きこそものの上手なれなんて言葉もありますが、やはり自分が好きなジャンルや手法を探求することが投資をひたすら上手くなる秘訣でもあります。
現在は情報発信している方の数も増えて、無数の情報が集まっている状況です。逆に自分に合っている情報発信者を探すというのもまた非常に難しい状況になっていると思います。
正直投資は自己責任ということもあって、人の意見に判断を委ねる投資スタイルは完全にダメな典型だと思います。せっかく自分で準備したお金をこれからの大切な時間を使って投資するのに、その一番大切な投資判断を人任せにするんですか?
人任せにした投資ほど自分に経験が残らないものは他にないと思います。やはり投資をやりたいと志した以上は、投資判断はすべて自分でできるようになって、独り立ちかと思います。
投資の失敗経験も成功体験も、すべて自分の生ける血肉にして糧にすることで、これからの投資の世界でも自分の足で歩いていけるようになると思います。
投資脳を鍛えるルーティンを回す必要性
投資脳を鍛えるルーティンは回して、継続し続けることに意味があるという話を上でしました。投資を長期間していると、徐々に自分の癖や趣味嗜好が反映されて、ある意味偏ったものの考え方に行きつく傾向にあります。
私が投資脳を鍛えるルーティンを回す必要性を何度も話すポイントは、常に自分の癖や趣味嗜好を排除もしくは矯正できるようにするために行うものです。
たとえば投資関連の書籍を見直すことで、投資の普遍的な考え方に触れなおすことができます。そのタイミングで自分の考え方や感覚が大きくずれていることに気づけたなら、投資で多くの方が失敗したミスを未然に防ぐことができるかもしれません。
また今現在の投資に関する情報発信している方の情報収集をやめると、今のトレンドや相場の移り変わりを読む力が徐々に弱まってきてしまいます。常に最新の情報やトレンドを感じ取れる状況に身を置くことで、自分が世間の注目と離れた位置にいるのか確認することもできます。
良書に触れたり最新の情報に触れることで、自分がどんな状況にいるのか、これからどんな方向に向かった方がよいのか判断できるようになります。なので投資をし続けているうちは、投資脳を鍛え続けるルーティンを回し続けて、相場と自分の関係を付かず離れずをキープし続けて、適度な距離感でいることが非常に大切です。
自分の投資スタイルを決めるために
投資未経験だとどんなものが良いのか、どんなものだと悪いのか判断つかないことがほとんどです。そんな時は私は投資の師匠的な存在を見つけるのが一番良いと考えています。
投資の師匠的な存在を見つける時に非常に重要なのが、発行日が古い書籍を発行している投資家をベースにすることです。なんとなく今現在投資の情報発信している人の話は、時の人のような印象が強く光り輝いて見えたりします。ただそんな人は今一時たまたまトレンドに乗っかって利益が出ていたり、話がうまくてそれっぽく見えたりするだけがほとんどです。
本に書かれている投資家は昔から何十年と相場の世界に存在して、さらにいまだに評価されているということは、今に至るまで不変の価値を提供している本物ということです。どうせ本物の師匠を見つけたいと望むのであれば、時間という振るいにかけられた生き残った先人を師匠候補として見つけましょう。
投資の師匠を見つけるときに注意すること
投資の師匠的存在を見つけたときに陥りがちなのが、師匠の言うことは絶対!という感覚になってしまうことです。投資の師匠になりそうな人がいても、それは一人に絞らずに複数準備する方が無難です。
複数の師匠を持つことで、多角的なものの考え方ができるようになります。またこのパターンではA師匠が言っていることが合っているけど、違うパターンではB師匠の方が合っているなど、全ての師匠で共通していることだったり、人によって異なる部分はどこなのかなど知ることができるからです。
私の基本的な考え方ですが、人を絶対的に信頼することはありません。もちろん投資に関してはその傾向が顕著です。ただし、人によっては正しい情報を発信することがあります。例えば詐欺師のような基本的に人を騙して利益をむさぼるタイプの人だったとしても、私は情報収集の対象に加えます。というのも他人の話というのは、自分が知らない・気づけなかった情報のヒントを与えてくれる可能性があるからです。なので私はヒントをくれる対象としてどんな人の話でも必ず一度は耳を傾けて情報を精査するようにしています。
投資においてもそうですが、あくまでも投資の最終決定は自分1人で行うものです。なのでどんなに素晴らしい人でも、どんなに下衆な人でも自分に対して情報を提供してくれる人は、少なくとも価値がある存在です。その提供してくれる価値の質や量が人によって異なるというだけで、生かすも殺すも自分次第。
投資で生き抜くうえで感情は不要、なんて言葉を聞いたことありませんか?
これは私の解釈になりますが、自分自身の感情や師匠などの感情は投資で一切不要です。その理由として、相場は一人の判断で上下しているようなモノではないからです。あくまでも大きな流れの中に1個人なりが存在しているだけで、投資するべきはその大きな流れの方になるからです。
最後に
今回は投資未経験でも投資脳を鍛えるための方法を紹介してみました。
私と同じような環境で、投資未経験な人でも少しずつ投資ができるように参考になる情報提供ができていたら幸いです。
最後に私の考え方が大きく変わった本を一冊紹介して記事を終わりにしたいと思います。ベストセラー本でもあるので、すでに読み終わった方も多いかもしれませんがロバート・キヨサキさんが書かれた「金持ち父さん貧乏父さん」です。
今までお金の稼ぎ方が労働1択だった頭が、この本のおかげで労働以外の稼ぎ方に方向をシフトしてくれたターニングポイント的本です。まだ見たことがない方であれば一度読んでみてください。
少し長かったですが、ここまで読んでいただきありがとうございました。