投資の考え方

【もっと早く知りたかった】iDecoとNISAの使い分けの話|イマイチよくわからない話

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こんにちは、マツです。

今回はなんとなく使っていたiDecoとNISAの使い分けの話をしていければと思います。私の今までの印象では、iDecoは毎年の節税効果があるけども、出口戦略が悩みどころというイメージを持っていました。逆にNISAに関しては、普段使いできる節税手段と思いつつも、上限1800万というのが後々ネックになるのでは?と考えていた人間です。

今回は結構簡単な私なりの説明になりますが、iDecoとNISAどっちに多く振り分ければいいの?って疑問に答えれる内容にしていきたいと思います。

それでは早速本題に入っていきましょう。

iDecoとNISAの使い分けは所得の総額で判断する

ひとまず今回の話の結論を先に話していきましょう。

iDecoとNISAの切り分けのポイントは、あなた自身の所得の総額で判断していきます。そもそもの話、日本国内における所得の税金に関しては、累進課税というものになっています。ちょっとよくわからない日本語が出てきたので、もう嫌気がさしているかもしれませんね。簡単に説明しますね。

累進課税は所得の総額が増えるに従って税金を増やしますよ!ってルールです。逆にいうと、所得がほとんどない人にとっては「税金が安くてお得だよ!」って感じに捉えてもらえるとわかりやすいかと思います。

それで今回の話のキーになるのがこの累進課税です。結局所得が増えれば税金が増える。所得が少なければ税金が少ないというのを参考に、iDecoとNISAを使い分けようという話です。

私もそこまで詳しくない人間なので、あまり突っ込んだ細かい話はしませんが「なんとなくこんな感じかー」と理解してもらえればと思います。

そもそもの話をすると、そこまで高額所得の人間ってあったこともないのでそこまで気にする必要がないとは思いますが、いちを判断の参考にできるのではないかと思います。

私がこの情報を知ったのはYouTubeの動画でしたが、その動画で話していた内容を読み取りつつ、さらに私なりの話をさらにしていきたいと思います。

この話の大元の情報からそのまま話してみる

私がこの話を知った大元の話はすでにしましたが、その情報元では所得が400万円以下では所得税や住民税の割合が所得の総額に対して少ないので、NISAから埋めましょう。というふうな案内になっていました。

私は話の内容自体はなるほどなーっと理解しましたが、これだとちょっと旨みが少ないな。というふうに感じたんですね。

この情報元の話を参考にしつつ、私だったらこうするという話をしていきたいと思います。ただ何度も言いますが私は専門家ではないので、詳しい数字の部分や分岐点的な話はしませんので、あくまでも「そんな感じね!」って聞いてもらえると助かります。

今回の話の私なりの解釈

今回のiDecoとNISAどう使い分ける?という話ですが、私なりの判断は「結局iDecoを極力埋めるべし」が私の最終判断です。ただし、iDeco全振りも正直微妙だということも話していきたいと思います。

そもそもiDecoの扱いが難しいのは、今の段階で出口戦略が曖昧で、最終的な正確な判断ができないというのがあります。ひとまずiDecoを解約して自分のものにできるのは、たしか60歳を超えてからだと記憶しています。65歳まで伸びていたら情報が古くてすみません。

ひとまず60歳まで解約できないじゃん!ってのを嫌ってNISA最優先でしょ!って話が出るのがiDecoとNISA論争の話の火種です。正直ここはどうでもいいと私自身は思っています。そもそもの話、投資資金はiDecoだろうがNISAだろうが普通に投資しようが、結局老後資金を満足に増やすべく投資しているものと私自身は考えています。なので途中解約ができないとか、そういう話が出ること自体に私は違和感があるんです。

iDecoの一番に問題になるのが退職金との兼ね合いで、控除の扱いが不安定であることにあげられます。ここも私が詳しくない部分になりますが、iDecoは会社の退職金がある人は扱いやもらう時期によって、退職金の所得控除があったりなかったりと条件分けがあるそうです。そもそもの話何十年も先の話で、制度改正などによりいかようにも変更される可能性があるものでもあるので、実際どう扱うか迷うというのは当然だと思います。

なんといっても必要な情報が出揃っていなくて判断しろ!っていってるようなもんですからね。答えが出ない問題の答えは出せないに決まってる!ってのが結論なのでは?

iDecoのメリットは可能な限り使うのが最善だと考える

iDecoのデメリットやNISAのメリットを比較して、その結果から判断しようとしているケースが世の中の情報的に多いように感じられます。

私的にはiDecoにもちゃんとしたメリットが存在するので、NISAになくてiDecoにあるメリットなら、しっかり使い倒して対策するのが賢い選択なのでは?と思うわけです。

そんなわけでiDecoを使うメリットを話していきましょう。

iDecoは資金ロック自体がそもそもメリットなんだけど。っていうのがあるんですが、これを知りたい人は少ないのでは?と思います。でも話に出したついでだし、そもそもメリットの1つなので話してしまいますね。

iDecoは60歳まで資金ロックして運用し続ける必要があります。これをデメリットだと考える人は、そもそも投資資金として使ってはいけない金額を投資しようとしていると読み取ることができます。iDecoが60歳まで強制投資させられるということは、本人の意思やその時の判断に関係なく、相場に参加し続けることになります。これは投資家的には恐ろしい暴落時でも有効で、逆に嬉しい上昇局面でも同じことが言えます。

iDecoの場合には私は毎月積み立てになっているので、基本的に暴落が来ようが上昇局面だろうが淡々と積み立てていくことになります。これはインデックスなどの運用で有効なドルコスト平均法が使えているということになります。これは価格が安い時に多く仕込むことができ、逆に価格が高い時には少しだけしか仕込むことができないというわけです。(この仕組みを使うことで平均取得単価を下げつつ、仕込む量を最大化しようという戦法なわけです)

こんな感じでドルコスト平均法という仕組みを活用しながら、半ば強制で投資しつづける環境に身を置けるのは、いわばメリットであると言えるわけです。正直投資家個人の判断で売ったり買ったりしているのは、基本的に悪い判断であることの方が断然多いです。なのでiDecoの仕組みを活用したような強制的な投資スタイルは、長期投資で非常に有効な手段になります。

ここからが本当に知りたかったであろうiDecoのメリット2つ目です。

iDecoのメリットは、毎年の直接的な節税効果にあります。iDecoの掛け金は社会保険料控除に該当しており、掛金の全額が所得の金額から控除されます。これはいわば所得税やら住民税などの節税対策とも言えるわけです。

このiDecoのメリットはNISAにはありません。「NISAは運用益は非課税です」という制度です。なので利益がでなければ、節税効果がまったくないわけです。もちろん投資がうまくてやることなすこと利益だらけ!って人はNISAの効果はあると思います。ただすべての投資家がそうとは限らないんですよね。

ですがiDecoに関しては、投資した時点で節税対策になるんです。また掛け金を増やせば増やすほど直接的に節税対策になる。これはやらない理由はないと私は考えるんですよね。(ここまでの条件だけでもiDecoをやらない理由が見つからないんですよね)

また何度も言わせてもらいますが、NISAに関しては上限額1800万円という頭打ちのルールがあります。まぁそこまで貯めれるかよ!って人もいるとは思いますが、本気を出して貯める人からすると、頭打ちってルールは正直デメリットして大きいと思うんです。

だって資産や利益を最大化したいと考えているのに、もう枠使い切ったのでお金がいくら余っててもあとは使えませんよ!ってわけじゃないですか。それなのであれば、あとからいくらでもやりようがあるNISAは後回しでも良くない?というのが私の考えです。

まぁそうはいってもNISAのつみたて枠に関しては、積み立てれる金額も毎年少ししかできないし、埋めれる枠の上限もそこそこ多くて時間がかかるので、NISAのつみたて枠に関しては可能であれば先に枠を埋めるように行動しておくべきだなと考えます。

個人の体感レベルではNISAの成長投資枠はお金が準備さえできるなら、あっという間に埋めれると感じます。

ざっと今回の話をまとめてみる

今回の話をまとめておきましょう。

話の目的はiDecoとNISAをどう使い分けるのかでした。簡単に分類分けすると、所得が多い人はiDecoを多く埋める。逆に所得が少ない人はNISAを先に埋める。という話でしたね。ただ、私の結論は少し違っているという話をしました。

結局iDecoとNISAの使い分けの話をしていたが、結局何をおいてもiDecoから埋め始めて、まずは投資した段階での節税効果を最大限活用するのが賢い選択だというのが私の考えです。

またiDecoの掛け金に関しては出口戦略の曖昧さによって、満額埋めるのは今のところおすすめしません。私の体感値の話で言えば、毎月投資できる総額の割合を6:4に分割して6割をiDecoで運用。4割をNISAで運用して様子見というのが私の今の塩梅です。またもう1点補足しておくと、NISAに関してはひとまずつみたて枠の埋めるのが大変なので、成長枠は後回しにして可能な限りつみたて枠を上限目指して埋めるのが最優先だと思います。

最後に

今回はiDecoとNISAの使い分けの話をさせてもらいました。私自身も結構早い段階で制度自体は活用している方ですが、正しい情報や判断はできずになんちゃってで運用してきました。

ですが少しですが情報のアップデートがあったことで、また少しだけ理性的な判断基準を設けることができたので、感覚での投資から考えた上での投資に切り替えれたのではないかと思います。

今回は多分結構多くの方が疑問に感じている部分への少しばかりの解決策を紹介できたのではないかと思います。

また長い内容でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。