スキー

人生初のスキー場パトロール業務が1シーズン終了しました

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2022年~2023年の冬の1シーズンをスキー場のパトロール隊として過ごしました。今回は1シーズンを終えての振り返り記事にしたいと思います。

パトロール隊に入るきっかけ

私自身はもともと約10年近くをスキー場のリフトスタッフとして勤めてきました。

昨シーズンの2021年~2022年シーズンの最後3月くらいに人員削減の影響で、パトロール隊の応援として急遽2,3日、パトロール隊の業務に同行していました。といっても私自身スキーはほとんど乗れずに、小学生まで独学の父親に習ってボーゲン(ハの字)でスキーを乗るのがせいぜいで、急斜面は満足に下りてこれるレベルでもなかったです。

スキーはあまり自信があるレベルではありませんでしたが、スキー場のリフトスタッフになってから始めたスノーボードに関しては、急斜面もある程度下りてこれるレベルでした。なので、パトロール隊の応援業務はスノーボードで参加していた感じです。ちなみにパトロール業務のスノーボード参加は社員の許可をもらってます。

そのパトロール隊の応援業務をきっかけに、1日のパトロール隊の業務の雰囲気がわかったのが個人的に大きかったです。また、スキー場で勤めているとスキー客も多く、スキーも乗りたくなるのがスタッフ心という感じもあり、それこそ10年ほど前にスキーも一式買いなおしていました。買いなおしたもののスノーボードがメインになって、埃をかぶったままというのが実際でしたがね。

そんなパトロール隊にはふさわしくないレベルの私でしたが、数年前から少しずつ社員の方からパトロール隊への打診があったのも事実としてありました。2023年シーズンはリフトのリーダーポジションになる予定だったんですが、リフトスタッフよりもパトロール隊の方が面白そうという気持ちが大きく、今年はパトロール隊に自ら志願した感じでした。

自ら志願したとはいってもスキー場の事情など人員配置などもあり、それ来た!と配置転換など簡単になるとは思っていませんでしたので、きっかけ作りとして行動してみました。それがまさかの一発パトロール隊への入隊が決定しました。

長くなりましたが、パトロール隊への入隊のきっかけはこんな感じです。

パトロール隊に入る思惑

スキー場のリフトスタッフもパトロール隊もほぼほぼアルバイトで人員構成されているので、スタッフの大半がアルバイト収入目的で働いています。まぁアルバイトは普通そうなんですけどね。

今回パトロール隊に入るうえで、狙いを持って志願しました。

  • パトロール隊に入るからにはスキーを絶対上達する
  • リフト小屋からの解放

大目標はスキーを絶対上達することを目標設定しました。パトロール隊に迷惑かけないように働くのも大前提なんですが、私のポジションは補欠みたいなものなのであまりあてにしないでくれ!っと思いながら働いていました。怒られそうですけど。

そしてリフトスタッフには許されないリフト小屋から離れられない呪縛からの解放です。これはリフトスタッフじゃないとわからないかもしれませんが、結構辛いです。

はたから見るとこのスタッフたちずっとここにいてお金もらえるんだね。なんて言葉もたまに聞こえるくらい良い環境に見えるようです。動かなくていいというのと動けないのは全く意味合いが違うんですけど、こればっかりは経験しないとわからないかなと思います。

ということで、パトロール隊に採用されたことで「リフト小屋からの解放」はさっそく目標達成したというわけです。あとはパトロール隊の業務を通じて、さっさとスキーの技術上達が目標でした。

結果として1シーズンを通してギュンギュン上達したと思うので、かなりスキーが乗れるようになりました。写真や動画で比較できたらわかりやすいんですが、準備できていないのが残念です。自称ではなくパトロール隊のOBの大隊長や現役副隊長にも上達ぶりと滑りにお褒めの言葉をもらえるレベルまでに上達しました。褒められたと言っても、それをゴールにするつもりもないし、まだまだ来シーズンも含めて更に上達していこうと考えています。

目指せ!「デモンストレータークラスの綺麗な滑り」「競技選手クラスの力強い滑りと速さ」を今後の目標にレベルアップしていこうと考えています。

業務中はさすがに動画の撮影とかはできないですが、私自身YouTubeも投稿しているので機会があれば滑りを動画でアップしてみますね。

パトロール隊で大変だったこと

ここまでを見るとなんてことなくパトロール隊の業務やれたんだなと感じますが、正直非常に大変でした。

パトロール隊で大変だったこと
  • 他の隊員と並走して作業するのが至難の業
  • 体力が続かず毎日ヘトヘトな日々
  • 怪我人発生時の救助対応

大変だったことを大きく分けると「スキーの滑走レベルの低さ」と「救助スキル不足」の2つが私の問題点だったなと思います。

パトロール隊員に必要なものは大きく3つあります。

  • スキーを毎日乗れるしっかりした体力
  • スキーを自在に操れる滑走技術
  • 怪我人発生時の救助スキル

仕事の休日もあるんですが、連日何時間もスキーを乗っていることから、しっかりした体力が隊員に必要なものだと思いました。また、パトロール隊のすべてに直結することですが、滑走技術の高さが仕事の安定度につながります。またパトロール隊の業務はスキー場の安全個所の点検やコースのパトロールのみじゃなく、怪我人の救助も大変重要な業務です。

その救助スキルもスキー場利用者を安心して楽しめる環境にするための必須スキルだったりします。正直1シーズン目の私ではどれも力量不足で、あくまでも先輩隊員の補助としてしか働くことができませんでした。

来シーズン以降の課題

リストスタッフをやっていたときもそうですが、パトロール隊でもその年ごとに来シーズン持越しの課題が発生します。とはいうものの、今回は私の記事なので私に関する課題を紹介します。

来シーズン以降の課題
  • シーズン通して滑りとおす体力の向上
  • スキーの滑走技術のさらなる向上
  • 救助スキルの習得と向上

一番初めに課題に挙げた体力の向上については、2023シーズンの正月から体調不良とコロナ感染で11日も業務を休んでしまいました。

コロナはさておき体調不良を招かないように日ごろからの体力向上は最優先課題だと思います。また、スキーの滑走技術はパトロール隊員の基本スキルでもあるので、来シーズンも引き続き技術の向上に励みたいと思います。

救助スキルについては、経験数がモノを言うところもあるので一概にスキル習得とは言えないですが、少なくとも今シーズン経験した怪我人の対応はしっかり頭に入れた状態で来シーズン迎えたいと思います。

あとがき

今回は2022年~2023年シーズンのパトロール隊の業務が終了したので、少しまとめの記事を準備させてもらいました。あまり参考になるような情報はなかったかもしれませんが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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