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投資の損切りっていつやるの?|投資歴15年が大損の回避方法教えます

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投資を始めるとつきまとうのが損切り。損切り以外にも利確も難しい要素ではありますが、今回は投資の損切りについて話していこうと思います。

そんなこというおまえは誰?って感じなので少しだけ説明を。この記事を書いている私マツはいちを投資歴15年ほどある兼業投資家です。といってもトッププロなどに分類されるほどの成果はあげられていませんが、唯一誇れる点があるとすれば一度も相場から資金不足で退場したことがないことです。

資金不足といっても、無限入金したら資金不足にならないじゃん!しかも兼業ならなおのこと本業からいくらでも入金できるでしょ?と言われそうですね。投資の口座には、毎月給料が入るとある程度入金するようにしていますが、そうは言っても破綻するほどの大ダメージを受けていないのも事実です。

そんな投資の世界で破綻経験がない私が、損切りについて話していきたいと思います。

マツ式の損切りタイミングとは?

まずはじめに私の損切りタイミングを紹介したいと思います。

  • エントリー時点の想像と違って、逆行したら即損切り

これが私の今現在の損切りルールです。もしかしたら今後も変わっていくかもしれませんので、とりあえず2023年4月時点として紹介させてくださいね。

これには理由がありますので合わせて紹介します。相場の世界で買うにしろ、売るにしろエントリー時点である程度こうなるだろう!という想像を働かせます。そしてここだ!!というタイミングでエントリーすることになります。そうするとあとは相場の神様と相場に参加している皆さんの力を借りるしかやることがありません。これをお祈りトレードなんて言ったりしますが、相場にエントリーしたらやれることなどこんなもんです。

で、損切りの話でしたね。どうやって損切りするのか?まずエントリータイミングでこれから上昇すると想像して、買いでエントリーします。エントリーしたところ、想像とは違って下がってしまった。このタイミングで即損切りします。タイミングっていつ?と言われそうですが、想定と違う動きだ!と気づいた瞬間で大丈夫です。

損切りにおいて重要なことは?

損切りにおいて重要なことはなんなのか?私の見解は、相場において自分の間違いを見つけた時点で素直に反省することが損切りだと思います。

なんじゃそりゃ?と思われるかもしれませんが、相場において勝つ条件というのは、利益を出し続けることですよね?ということは、相場と自分の想像が長期間一致して初めて利益を伸ばすことができます。ということは、相場の状況と想像のエントリーが逆行して、反対方向に動いているということは、利益を出すうえでやってはいけないことだと理解できるかと思います。

なので、相場の状況が自分の想像と違って逆に向かった時には、素直に即損切りすることが必要になります。

損切りの失敗談

といいつつ失敗経験知りたかったりしますよね?私も経験者に話を聞けるなら勝つ方法と負けない方法と負けたパターンを知りたいと思います。

恥ずかしながら私の失敗談を紹介します。まず株式投資のいろはも知らず、損切りや利確なんて単語も知らずに株式の現物を購入したときの話。それこそ15年くらい前になりますね。今36歳なので21歳とかでサラリーマンになりたての時でした。

そんな私はなんだったか忘れたんですが、当時航空業界が下火になっていて、今は珍しくないLCCという格安航空会社が参入しだした時期かもしれないです。そんなときにANAやJALといった大手航空会社が打撃を受けて、JALの経営破綻などがあったタイミングだったと記憶しています。今となってはJALは経営再建して、今も大手航空会社として運営していますがね。

そんなタイミングでANAの株価は下落の一途をたどっており、ANAも破綻すると日本国内に航空会社が存在しなくなる。そんなとんでもない状態が想定できる状況でした。とはいえ、大手が1社なくなる程度では問題ありませんが、全てなくなるというのは国として問題になる状況です。なので、ANAは銀行やら政府の力という名の税金の力で破綻することはないと考えました。

なのでここは全力プッシュだ!ということで買える資金全額で、ANAを一括購入してあとはお祈りトレード。なんていう今でいう大博打を打ちました。まるでアニメのカイジのように毎日ざわざわしていたのを思い出します。

お祈りトレードしたものの航空会社の状況は簡単に一変せず、株価も残念ながら大幅に下落しました。今となっては、下がった段階で損切り。そもそも下がってる最中に買わない!という選択をするんですが、その時は塩漬けトレードになりました。

結果的に何カ月も状況が変わらず、大損こいた状態で漬物のように毎日塩漬けで損失のマイナス表示を眺める状態でした。結局、全然好転しないのにしびれを切らして大損状態での損切りしたのを記憶しています。そのトレードは結局当時の価格で車を購入できるくらいの損失でした。今となっても骨身に染みた負けトレードです。

損切りの失敗談2

もう1つくらい失敗談紹介しておこうかなと思います。もう1つの失敗談が、エントリーポジションから何%を基準に損切りするというルールです。例えば100円の価格で100万円分購入するとして、価格が95円まで下がって5%下がったら損切りするというルールです。

今となってはなんて馬鹿げたルールなんだろうと思います。というのも、相場において自分の損失価格やら損失割合いなんて誰も気にしていません。その価格に熱中しているのはエントリーした自分だけです。なので、5%マイナスになるまでただただ相場が逆行しているのを見過ごすという状況。アタオカってこのことを言うんじゃない?という感じです。

なので相場の状況を気にする必要はありますが、自分のエントリーポジションやら損切り、利確タイミングなんかは全く意識する必要がありません。これについては超大物個人投資家のテスタさんも言っていることですが、自分の損益画面は確認しないという話があります。これも相場において自分個人の数字などどうでもいいことの表れだと思います。

最後に

今回は投資における損切りについての記事をまとめさせていただきました。この記事を通して、少しでも損切りで悩んだり、損切り出来ずに塩漬けでさらに苦しい思いをする人が減ったらいいなと思います。

上の方でも書きましたが、この損切りの考え方は2023年4月時点の私の考え方です。おそらく今後も相場の世界にモミモミされて、マイナーチェンジされていくと思います。

全然損切りに対して考えたことがない人の考えのベースにでもなればいいなと思います。

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