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【ディスクグラインダー】いまいち削れないそんな時はこれで改善するかも

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ディスクグラインダーを使っていると、なんとも削れてこないなぁ。そんな経験はありませんか?

今回は本業が塗装技能士の私マツが、いまいち調子が出ないディスクグラインダーの改善ポイントを紹介していきたいと思います。

ディスクグラインダーのトラブル

ディスクグラインダーでこんな気になるトラブルはないですか?

  1. ディスクグラインダーで削りたいところがあるのに、全然削れてくれない
  2. ずっと削って1か所で粘っているのに、思ったとおりに削れてこない
  3. 削りたいものよりも、ディスクグラインダーの刃の方がすぐに削れてしまう

こんな経験からこの記事にたどり着きませんでしたでしょうか?

今回はそんなトラブルの改善方法を紹介します。

削れないディスクグラインダーの改善方法

いまいち調子が出ないディスクグラインダーの改善方法は、大きく3つのポイントを見直すと改善します。

  • そもそもディスクグラインダーは削るための用途のものか?
  • ディスクグラインダーの出力は十分か?
  • ディスクグラインダーに使用している替刃は用途に合っているか?

紹介した順番に影響が大きいので、それぞれ順番に解説します。

そもそもディスクグラインダーは削るための用途のものか?

たかがディスクグラインダーですが、されどディスクグラインダー。ディスクグラインダーには用途があるのを知っていますか?

ディスクグラインダーは大きく分けて2つの用途に分けられています。

  • 切断用のディスクグラインダー
  • 研磨用のディスクグラインダー

ディスクグラインダーは「切断用」と「研磨用」そもそも2つの分類があります。私が職場でよく使うハイコーキ製のディスクグラインダーの場合では、削る用途(研磨用)では「低速高トルク」という表記がされています。このタイプのものが研磨用で削るために作られたディスクグラインダーです。

それ以外のディスクグラインダーは鉄などの切断用に準備されたものになっています。そんなポイントを気にせずに購入したディスクグラインダーは実は削るための研磨用ではなく、切断用だったりするかもしれません。

私は元々高校時代に電気工事士1級を取得した経歴もあるんですが、初めて会社に入社したときには会社にあるディスクグラインダーはほぼすべて切断用のディスクグラインダーでした。その中で1台か2台が研磨用のディスクグラインダーで、たまたまそのディスクグラインダーを使ったときに違和感に気づいたのがこの違いに気づくきっかけでした。

もしかしたら何気なく使っているディスクグラインダーは、切断用かもしれないので一度確認してみてください。

ディスクグラインダーの出力は十分か?

ディスクグラインダーの用途が研磨用で合っていたそんなあなたは、もしかしたらディスクグラインダーの出力を上げたら思い通りに削れるかもしれません。

ディスクグラインダーにはそれぞれ出力があるのを知っていますか?

とりあえず安いものをなんて考えて購入したディスクグラインダーは700W(ワット)程度のものだったりするかもしれません。

私が会社に入社したときにあった一番古いディスクグラインダーはパワーがない700W程度のものでした。そのあとに購入してあったのが960Wのディスクグラインダー。今現在会社の主流になっているのが、1260Wのディスクグラインダーになっています。

ディスクグラインダーの出力を決めるW(ワット)ですが、これを見直すことで作業効率が爆発的に改善します。会社の主流だった960Wのディスクグラインダーから、1260Wのディスクグラインダーに変えてから作業効率がざっと3倍程度まで改善しました。

もしいまいち効率が悪いと思っているそこのあなた。一度ディスクグラインダーの出力を確認してみてください。

ディスクグラインダーに使用している替刃は用途に合っているか?

見直すポイントの一番最後がディスクグラインダーの替刃についてです。

ディスクグラインダーの替刃は非常に多くの種類が販売されており、実際どれが一番最適なのか全くわからない。そんな経験もあると思います。私たちも現場ごとにさまざまな替刃を試してみて、使いやすい・作業効率が良い替刃にたどり着きます。

替刃で気を付けるポイントは次の通りです。

  • 替刃の用途が、使用用途と合っているか?
  • 替刃の粗さが今使用してるものよりも粗いものがないか

大きく分けるとこの2つのポイントを見直すと、良い替刃にたどり着けるかもしれません。

替刃の用途が、使用用途と合っているか?

そもそも替刃には、もともと使用用途が設計されています。どんな替刃でも同じように使えそう。そんな風に思われるかもしれないですが、替刃の用途と使用用途を合わせることで、劇的に結果が変わるかもしれません。

替刃の粗さが今使用してるものよりも粗いものがないか

替刃に削る目の粗さが設定されているものがほとんどです。

例えば「#60」とか「#120」なんて表記をみたことはないでしょうか?これが替刃の目の粗さを表す表記です。数字が小さくなるほど目の粗さが粗くなります。例えば#60と#120では#60の方が目が粗いモノになります。

もし削れ方がいまいちだと思われるようでしたら、替刃の用途と目の粗さをもう一度確認してみてください。

最後に

今回は削れ方がいまいちなディスクグラインダーの見直すポイントを紹介してみました。

少しでも参考になるところがあれば幸いです。最後に私が会社で使用してるディスクグラインダーや替刃を紹介してこの記事を締めたいと思います。

ハイコーキ 1260W 低速高トルク ディスクグラインダー

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