こんにちは、マツです。
今回は個別株の優待銘柄投資について、私なりの買い方ルールみたいなものが確立されてきたような気がするので、ひとまず私のマイルールを虎の巻(仮)ということでまとめてみようと思います。
できれば投資で利益も取りつつ、優待も貰い生活も充実させるという一石二鳥生活に憧れる人は、今回の内容が少しは参考になるかもしれません。
それでは本題に入っていきましょう。
優待銘柄の選別条件
ひとまず優待銘柄の選別条件の話をした方がいいと思うので、ひとまずとっかかりはここから始めていきたいと思います。
そもそも優待有無に関係なく、日本企業で上場している銘柄を絞ろうとすると何千社もあるんだとか。そんな数ある企業の中から、自分好みでなおかつ利益も両取りできる銘柄を選ぶとすると、ある程度条件を決めて臨む必要があります。
この銘柄を絞るのをスクリーニングとか言ったりするみたいですが、名前なんてどうでもいいです。ひとまず自分好みの条件を絞るのが重要です。
まずは参考までに私の最低限の条件を紹介してみましょう。
- 配当利回り+優待で合計4%の利回りを超えていること
ひとまずここが第1段階ではないでしょうか。私の場合は総合利回り(配当+優待)で4%を超えるということを条件に設定しています。まぁ鉄の掟というわけではなくて、多少はルーズに条件付けするようにしています。
ダイエットでも投資でも節約でもなんでもルールギチギチというのは、精神的に窮屈で途中で投げ出すリスクが高くなります。なので私の場合には、どんな時にも多少は遊びを儲けるようにしています。そうはいっても、いちをは4%超えてるか?ということは常に頭に入れながら銘柄チェックをするという感じです。
ひとまず気になる企業が見つかったら、総合利回りが4%超えているかな?ってチェックして、超えてたらそれ以外の条件をチェック、超えていなくても自分の中で許容範囲だと思ったら次の調査に進む感じです。
第2条件を設定しよう
ひとまず大枠のルールが決まると、それだけでチェックする企業数が格段に減っているはずです。まぁそれでも母数が多すぎるので、そこまで絞り込めていない条件になっているはずです。
もちろん投資しようとする資金量によっても買える銘柄も保有株数も変わってくるので、さらに条件を絞り込む必要がありますが、ひとまずそこまで絞り込まずに第2ルールを決めてみましょう。
今回も私のマイルールを紹介してみましょう。
- 私の生活に直結する優待を提供している銘柄を選ぶ
私の場合には第2ルールはこれです。ひとまず投資資金を大きくするためには、基本的に普通の生活をいかに圧縮するかにかかっているかが重要だと私は考えています。これはある意味節約に近い考え方かもしれません。ちょっと違うのは優待を活用するだけで、自分自身には全く負担がかからないのが優待のメリットだったりしますがね。
なので優待銘柄を選ぶ時も、普段の生活で必ず出費しているものの中から、優待が自分の生活費の圧縮につながるものを選別するようにしています。
私が真っ先に購入していた優待は、スーパーの優待割引が適用される銘柄を選定しました。やはり人間生きていくために食べ物・飲み物などは必需品です。なのでどうしても出費を抑えられない部分のスーパーの支出を減らすために、会計時点で割引されるものを選びましたね。
これに関しては優待銘柄に大幅シフトする前からやっているものです。私はもともと高配当銘柄をメインに舵を切っていました。なんといっても配当金という現金が増えるのが1番嬉しいではないか!ということでやっていたんですよね。
今となっては高配当銘柄の配当金もいくら払われようが、株価の値動きがどう動こうがどうでもいい。くらいの感覚で投資していることもあり、配当金の総額も正直確定申告の数字を見て「こんな金額になってるんだ!」って振り返るくらいです。
正直高配当って面白くなくね?ってことで優待銘柄に舵を切ったので、私の投資方法が正攻法か?と聞かれると、素直に頷けないところだったりします。ですが、なんといっても面白くないのはつまらないではないか!ということで、それはダメよ!って言われても舵を切ったわけです。(投資は自己責任をこんなところで盾に取り強行突破というやつです!)
ちなみにですが、私が投資初心者におすすめする投資方法は「黙ってインデックス買って寝ておけ!」です。まぁ資金が少なくて毎月少しずつしか資金が捻出できないという人は、毎月決まった金額を指定の銘柄を購入し続けて、あとは必要になるまで黙って寝ておけ!というのがマイルールです。だってこれが投資の正攻法の正規ルートですからね。
私もいろいろ投資してみましたが、素人があぁでもないこうでもないと悩んでも、結局知らん顔でインデックスが普通に上抜けて利益出るのでインデックスに勝るものなしです。
脱線しましたね。本線に戻しましょう。
ルール2つくらい作るとだいぶ銘柄が絞られたのでは?
人によっては私とは違う条件を指定する人もいるかもしれないので、一概にこれでOK!とは言えませんが、2つくらい条件をつけるとある程度の銘柄数にまとめられるのでは?と思っています。
私の場合にはこの2つルールを作ると、あとはじっくりコトコト煮込むとそこそこの銘柄数に落ち着くと考えています。銘柄選びの最終決断は、私はフィーリングということしています。まぁそこまでの条件が成功へのレールみたいなものなので、最後の選択は余興の1つみたいなものです。
この先重要なのがまだまだあるよ!
ある程度銘柄が絞られてからが結構重要です。ここからの選別は言うなれば真っ当な企業かどうか?というジャッジに入ります。
初めのルールはある意味投資するにあたっての、自分の希望マシマシレシピです。なのでこうなってほしいな!だけで投資すると、結局痛い目を見るというわけです。なのである程度絞った銘柄を叩きに叩いて、石橋は叩き割って進む!という条件精査に入るというわけです。
まぁ優秀な投資家の方々はいろいろと情報を精査して、企業の状況や競合との横の比較など、さまざまな情報分析を行うんでしょうけども私は兼業投資家。正直暇たいて銘柄選定できるほど時間の余裕もありません。こんな投稿も作らなきゃだし暇じゃないんだもん!笑
で私なりの条件精査は、過去数年(2〜3年)の売上額と営業利益が概ね右肩上がり、もしくはギリ真横に推移しているかということを確認します。
ひとまず企業というのはお金を捻出してなんぼです。「いくら稼げるか」というのがその会社の実力の証明とも言えると私は考えます。なので数字を積み上げる力があるからこそ、売上額や営業利益が積み上がると見ているので、毎年数字が上がっている企業であればまぁ合格!という感じに見ていますね。
なんと言っても投資家ですから、起業家でも経営者でもありません。投資家です。会社の運営はどうしても他人に任せることになるので、任せた会社がどうなって欲しいかで選ぶのが、外から見た時の健全なジャッジになるのでは?というのが私の理論です。
ここまで絞れればどれ買っても良くね?
私的にはここまで銘柄を絞れれば、あとは株価の推移がどうなろうが何買っても良くない?と思います。だってある程度外から見れる情報で精査して、ある程度の合格ラインを突破したわけじゃないですか。あとの株価の推移なんて水ものでどう推移するかなんて神様でもわかりません。
私は正直もう一手間加えてから実際に買い注文出すので、まだ話してないことあるじゃんか!って言われそうですね。出し惜しむつもりはないのでもう少しこのままお付き合いください。
優待内容での優先度付けを行おう!
私がほぼほぼ最後にやるのが、銘柄を絞った後の優待内容での優先度付けです。
ここは人によって条件は様々だと思います。自分の趣味嗜好を全開に選ぶのもよし。私みたいに生活費の圧縮を大目的に優待選定するもよし。ここは個性の出しどころではないかと思っています。
私は先ほど総合利回り4%以上を目指す話をしましたが、いくつかの銘柄の普通に4%未満の銘柄も所有しています。もちろん私の銘柄数は今では軽く10銘柄以上分けて持てるということにも起因していますが、どうしても優待投資においても多少の遊びは必要だと考えるわけです。
私の遊び銘柄は主に外食銘柄がそこに該当します。まぁ私の最近は、仕事の日以外はほぼ外出せずに部屋に引きこもるというこどおじインキャ生活を満喫しているので、あまり外出するという機会も少ないんですが、たまに外出した時に外食したいよな。と思うんですよね。そうはいっても最近は外食も値上げされてて、おいそれと店に行きにくくなったんですよね。
世間のみなさまは値上げに関係なく行きたいところに行く!という感じに見受けられますが、私は値上げをボディーブローのように受け止めるタイプなのでどうしても足が遠のくんです。
なので私は遊び銘柄ということで、外食銘柄を追加することで免罪符的に外食を楽しもうということ条件に付け加えました。
一昔前は外食費の節約という意味合いで、外食銘柄を昔一度保有していたことがあったんです。その時は結局高配当銘柄の利回りの方が外食優待の利回りよりもよかったということで、配当金で外食を食おう!って思ったんですけどね。
今は配当金は次の再投資!って自分のマイルールがあるので、配当金がいくら出ようがいくら増えようがビタ一文も外食やその他の支出に回すことはありません。なので投資する時点で自分を甘やかしてあげないと、外食すら満足に行けないというわけです。
優待の優先度付けはその時々の人生のシチュエーションで条件が変わると私は考えます。なので今は、この銘柄必要だけど数年経つとこの銘柄いらない!ってやつがあるかもしれないですが、可能な限り長期保有する銘柄を選ぶのが無難かもしれないですね。
結局投資の基本は長期投資だと私は思うんです。もちろん専業投資家の方はその限りではないと思いますが、兼業投資家とか他にやることがある人は、長期保有で株価の値動きを知らずに過ごすくらいがちょうどいいんです。なので優待銘柄もできれば、長期保有が効く銘柄から選ぶのが私は無難だと考えます。
最後に
今回は優待銘柄の銘柄選定について、私なりの方法論をまとめてみました。私も優待投資に切り替えてそこまで月日が長いタイプではないので、完全なる虎の巻にはならないと思っているので、あくまでも今回は(仮)ということで紹介しておきます。
それでもある程度大きくブレずに、ある程度の利益や配当を狙える条件を紹介していると思うので、結果の保証はできませんが真っ当な内容になっていると思います。
なんだかよくわかんないから他の人の話を聞いてみよう!という方は、優待投資で超有名な桐谷さんの話をたくさん見て聞いてみるのが一番いいかもしれないですね。
今回はこんなところで話は終わりにしようと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。