日本に長年住んでいながら、日本ってどんなところなのか大してよく分からない。そんな私がまずは近場からということで「めざせ!東北制覇!!」という勝手なキャッチコピーを掲げました。まずは住んでいる青森県の近隣の県からドライブ旅行として、長期休暇を使って観光に行ってきました。
ちなみに私の年齢は今2023年現在36歳でありながら、昨年35歳になってやっと地元の青森県を1周したという状況です。そもそもの思い立ったスタートが遅いんですけどね。きっかけとしては私の相方もいろんなところに行ってみたいタイプだったのもあり、私もできればいろんなところを自分の目で見て回りたい。という共通の目的から始まったこの東北制覇のスタートでした。
前置きが長くなりましたが、本題の秋田の話に戻ります。
旅行前の秋田県の印象
個人的には秋田県は何もない印象があり、正直せっかく休日に足を延ばすには抵抗を感じる地域だったりします。というのも、青森県内に住んでいると普段からやたらと秋田ナンバーの車が青森県内に遊びにやってくるんです。ぶっちゃけ言い過ぎでもなく、青森ナンバーと秋田ナンバーと半々じゃね?というくらいの車の量なんです。
そんな状態の秋田県民のことを考えると「なぜ秋田県からわざわざ県をまたいで青森まで?」ということを考えると、遊ぶところがないんでしょ?という感じ。感覚だけの話ではなくて、隣の大館市内までは何度か実際に足を運んでみたことがあるので、秋田がどういった状況なのかは理解しています。
大館市内までの道中は周りにあるのは、コンビニ・ラーメン・コンビニ・ラーメン・ラーメン・ラーメン、村、村、村、ラーメン・コンビニくらいのラインナップ。こんな状況で秋田の人は何の娯楽で遊ぶんでしょう?と頭の中がはてなマークでいっぱいだった記憶があります。さすがに大館市内まで来ると少しだけショップがちらほらあったり、もう少し足を延ばすと大手パチンコチェーンのマルハンがあったりします。
こんな状況だと長時間遊ぶには限界かな?という印象を浮かべながら、車で観光していた記憶があります。それだけで秋田なんにもねーわ!というのは失礼だと思ったので、もう少し秋田県内の中心部に向けて足を延ばしました。結果的には途中で挫折して戻ったんですが、かなり進んだ先に道の駅があって、そこのソフトクリームを食べたのを最後にUターンしました。
ここまでが今までの秋田観光の記憶です。そしてここからが今回の本気の秋田観光です!笑
秋田観光旅行の詳しい話
旅行全体の大まかな流れ
結論を先に書くと今回2日間の一泊2日日程で旅行を計画していました。初日で秋田県1周の1/4にあたる秋田市到着で終了してしまい、2日目は土砂降りの大雨で屋外の観光地巡りは断念したという結果になりました。
その内容はこれからつらつらと紹介していこうと思います。
初めに向かった観光地
まず初めの目的地になるのが「男鹿水族館」です。秋田県にある男鹿半島の端っこに存在する水族館が男鹿水族館。場所としては海のすぐ横にあり、雰囲気的には崖下にある水族館といった感じ。こんなところに水族館が!?という場所に現れます。
この男鹿水族館は私は2回目になるんですが、ざっと登場する動物たちを紹介するとメインが白くまとアザラシ、アシカにペンギンあとは大量の魚たちといった感じですね。ここの水族館はイルカがいない水族館ですが、だいぶ館内を歩き回ってじっくり見て回るタイプの水族館なので、身体の疲労度とともに満足感が高めの水族館でした。
秋田旅行のこぼれ話を1つ紹介(その1)
常にやっているのかは不明ですが、私たちが行ったのがゴールデンウイーク真っ最中ということで、男鹿水族館でも出店をやっていてざっと軽食がバラエティ豊かにありました。なんで突然食べ物の話をしたかというと、秋田旅行全般に言えることなんですが、基本的に秋田市の中心地に着くまでの道中では、本当に食べ物屋さんを見つけるのが苦労したからです。
正直ラーメン屋さんやコンビニなんかはあるんですが、青森県の地元では普通にありそうなご飯屋さんが、まぁー定食屋さんの類が道路沿いにほとんどありませんでした。かなり長距離スルーしていたので、同じような旅行を検討している方には注意してもらいたい点です。
2か所目に向かった観光地
2つ目の観光スポットがゴジラ岩というところに行きました。男鹿水族館からそのまま秋田市に向かう道中にあるのがゴジラ岩で、ざっと15分くらいの移動時間だったかな?という感じです。ここは名前の通りゴジラに見える自然の岩が目的地になるスポットです。道路沿いに車を路駐して、海側にある岩場にあるゴジラ岩を見に行く感じです。
こんなことを書かない方が良いんですが、はっきり書くのが好きなのでオブラートに包まず話すと、見る価値がマジでないスポットでした。なんでかというと、マジでゴジラ岩がしょぼい!笑 写真などでは夕日をバックにゴジラ岩が映っていたり、やはり岩山ということである程度のサイズ感を想定して見に行きましたが、えっ?!コレ?どれ?しょっぼ!!という感じでかなりこじんまりした岩をゴジラ岩と命名している感じです。
周りにゴジラ岩になりそうな岩が他にもありそうではありますが、個人的には一番迫力に欠けるものをゴジラ岩って命名してね?という印象でした。地元の方や観光スポットとして推している方には申し訳ないけど、いち観光客のリアルの感想なので大目に見てもらいたいです。
正直ゴジラ岩に着いたタイミングで17時前だったと記憶しています。移動開始が10時ころだったんですが、かなり長い時間を移動と男鹿水族館までで使ったなという感じです。宿泊地も決まっていないし、晩ご飯のあても立てていなかったので、あとの観光スポットをかなり端折って秋田市に向かうことにしました。
秋田旅行のこぼれ話を1つ紹介(その2)
あとから気づいたことにはなりますが、私と相方さんが結構好きな洞窟探索があるんです。実はここまでの間に、かなりの洞窟スポットをかるーくスルーして来たことも合わせて報告させてもらいます。秋田では有名な洞窟スポットも水族館とゴジラ岩の間にあったみたいなんですが、事前の調査不足とその場所に観光客が一切いなかったことから普通にスルーしていましたね。
洞窟以外にも恋人たちの観光スポットみたいなところもいくつかあったようなんですが、これもまた綺麗にスルーしてきました。相方さんはこのての恋愛観光スポットが好きなんですが、残念そうでした。笑
秋田旅行の大きな目的地でもあるイオンモール秋田
時間も時間だったこともあってその後は、晩ご飯にありつける場所を探すことといちを秋田に来たからには絶対外せないと目論んでいたイオンモール秋田に真っすぐ向かいました。
移動中の道路状況の変化
道路の状況は、男鹿水族館まではだいぶ細い田舎道みたいなところを多く走ったんですが、秋田市に向かう道路は徐々に整備された大型道路に変わっていき、進むにつれて2車線になったりとだいぶ車の移動が楽になったことを記憶しています。道路の状況が変化しだしたのが、男鹿市に入ったあたりだったと思います。
旅行中に気づいた秋田特有の観光地の特徴
私たちは寄ることはなかったんですが、秋田県内を回って気になったのが、いろんなところに点在している道の駅が秋田県内のものはだいぶしっかりした建物が多く、ひいき面に見ても青森県内にある道の駅の何倍も豪華なところが多かった印象です。もし次回以降時間がある時には道の駅回りもしてみたいなと感じました。
話を戻ってイオンモール秋田についてですが、ここもだいぶ大き目なイオンモールで、だいぶ店内散策していると時間がかかる店舗だと思います。イオンモールマニアでもないんですが、地元の青森県内でも五所川原地区にイオンモールつがる柏、ELM(エルム)があります。その他にもイオン下田があったり、私たちが気が向けば足を延ばすのが、岩手県にあるイオンモールも何度も足を運んでいます。岩手のイオンモールもイオンモール岩手とイオンモール岩手南と2か所もあります。
個人的には足を運んだ中で最大規模になるのがイオンモール岩手南で、ここは1日充実したショッピングが楽しめる店舗です。これと同等クラスになるのがイオンモール秋田かな?と思います。個人的にはイオンモール秋田は店内がグネグネと曲がりくねっている印象があって、少し歩き回りづらい感覚があります。店舗数量はかなり大きいので、ショッピング好きの人からすると大満足の店舗になるかなと感じました。
秋田旅行の初日はここで終わることになりました。できればいろんな観光地を回ってみたかったですが、時間的な制限でこれが限界でしたね。イオンモール秋田に到着した時間は19時頃だったと記憶しています。
秋田旅行2日目
2日目は秋田県内が大雨予報だったこともあり、だいぶ作戦を変更することにしました。というのも、本来は秋田県内を観光する予定で他にも観光スポットをいくつかピックアップしていたんですが、横殴りの雨の中観光地を回るのは自殺行為だと判断して大幅に縮小しました。というか2日目は秋田県内の観光をやめたといった方が正確ですね。
相方さんが牛タンが好きなこともあり、2日目は大変そうなら岩手県に移動して、イオンモール岩手にある利久の牛タンを食べて、高速道路を使って帰宅する計画を立てていました。なので、初日に時間が足りずに店内散策が少なかった秋田イオンモールに朝から再チャレンジして、ショッピング後に岩手にそのまま移動して、岩手のショッピングモールを2か所はしごして帰宅するというパターンに変更しました。
なんとなく秋田観光できたのか?という感じの旅行日程ではありましたが、やはり2日しかない日程でなおかつ秋田県内に土地勘がない。そのうえ2日目が大雨ということで、これくらいの旅行日程が今回の限界だったかなと感じます。
秋田旅行全体を通しての振り返り
秋田旅行の2日間が終了して気になったことや心残りがいくつかあったので紹介します。
心残りになるが、秋田県の地のモノを大して口にできずに旅行が終了したのが1つ心残りにあります。あとは洞窟探索も楽しいので、いくつかある洞窟探索と、その他の観光スポットもいくつか足を運んでみたかったなと思います。
気になったこととしては、行く前から想定していた秋田県には観光できるポイントがほとんどないんじゃね?問題を想像ではなく、やはり少ないなと感じることができたことでした。もちろん秋田市にある商業施設やらイオンモールなんかは楽しめるポイントだと思うんです。それでもそれ以外に住んでいる郊外の地域の人たちには、お世辞にも楽しく住めそうと感じるポイントがほとんどありませんでした。
まずかなり体感で感じるのが、地元に住んでいる人はどこで買い物しているんだろう?という点。かなり長時間移動しないと大型スーパーというかそもそものスーパーが見当たりませんでした。その他にも観光スポットなどの商業施設が少なく、娯楽産業が発展していないので、こりゃ秋田に住んでいる人たちは遊べるところが少なくて苦労しているだろうなということです。まぁこの辺は地元の方からするとありがた迷惑で、余計なお世話だよ!と言われそうですけどね。
観光客目線で話すと、満足に食事できるポイントが尋常じゃなく少ないと感じました。食べ物にありつけるポイントが、各種イベントに出店している軽食かコンビニくらいがせいぜいで、あっても道の駅にある軽食コーナーくらいでした。私たちが見つけられなかっただけなのかもしれないですが、どちらにしてもドライブの観光客からすると見つけづらい事実は変わらないかなと思います。
といっても旅にトラブルはつきもので、トラブルも楽しむのが旅の醍醐味だったりします。今回は飲食店の少なさや大雨というトラブルを体験しましたが、あまり悪い印象はなく、それもまた旅の経験の1つだと思いました。
こんな調子ではありますが、長期休暇のタイミングでまたいろんなところを回って、とりあえずは近隣の東北制覇ができるように頑張って観光を楽しみたいと思います。