こんにちは、マツと申します。
私は草刈りのベテランというわけではないんですが、自宅と畑の草刈りを通していろいろチャレンジや研究しているところです。そんな私の草刈り経験を通して、これ覚えておくと結構便利だな!とかここ意識すると簡単に草刈りできるわ!というポイントを紹介していきたいと思います。
快適に草刈りするためには
草刈機(刈払機)を使って草刈りをするときに、快適に作業するために気をつけていることを紹介していきます。
- 草刈機の刃は安物を選ばない
- 草刈機の替刃はできればチップソー付きがいい
- ナイロンコードよりはチップソー付きの替刃がいい
- 可能であれば替刃のサイズは大きいものを選ぶ
- フェイスガードがあれば飛び跳ねが気にならない
- 作業用エプロンもあればさらに快適
内容が重複しているところもあるんですが、私が気をつけているポイントを紹介しました。ざっと説明していきますね。
草刈り作業の快適性に直結する草刈機の替刃は、安物を選ばない方が長持ちします。切れ味が悪くなったらすぐ交換するから、安物で十分という方もいると思いますが、草刈機の替刃も安物買いの銭失いを体現する選択肢の1つだったりします。
2つ目のポイントで挙げた替刃は、チップソー付きがいいという部分に関してですが、安物の替刃はそもそもチップソーが付いていません。チップソーはそもそも草を刈るために準備された専用の刃ということになります。であればチップソーがないものよりも、チップソーがあるものの方が快適になることはいうまでもありません。
草刈機の替刃を調べるとナイロンコードという選択肢があることに気づきます。ただし私の経験上ですが、安くないチップソー付きの替刃を使っているのであれば、ナイロンコードより確実に作業が快適になります。
ナイロンコードにもいくつか利点があるんですが、基本的にはチップソー付きの替刃で十分なので、今回はナイロンコードについては触れないでおきます。
作業効率に直結するのが、替刃のサイズです。一般的な替刃のサイズは230mmだと思います。もう1種類販売されているのが255mmの替刃です。サイズの違いはたった25mm(2.5cm)なんですが、何度も振り回す草刈機に関しては、その小さな差の積み重ねが作業効率の差につながります。ただし替刃のサイズアップに関しては、草刈機の許容サイズがあるので、そのサイズ内で選ぶのが基本です。サイズが合わない替刃を使用すると草刈機自体に負担がかかりすぎてしまうので、故障の原因にもなるので注意が必要です。
なくても困らない感じがしますが、草刈りするときにフェイスガードがあると安全性が爆上がりします。というのもやはり大事な部分である顔を保護する上でも、フェイスガードがあるのは大きな安心につながります。なんとなく息苦しそうな印象もあるかもしれませんが、メッシュタイプのフェイスガードもありますし、そもそもシールド部分以外は普通に通気性がいいので特に息苦しいということもありません。
私自身が使っていて便利だなと思うのが、草刈り用のエプロンです。こちらも私はメッシュタイプを使用していますが、刻んだ草の飛び跳ねをおさえてくれたり、万が一に石などの飛び跳ねも直接当たることを防いでくれることからも、エプロンはできれば着用する方がいいと思います。
私が実際に草刈りで気をつけている、作業が快適になるポイントをまとめます。
- 草刈りの替刃は安物を買わない(できればチップソー付きを選ぶ)
- 草刈りの替刃は草刈機が許容するならサイズアップして大きいサイズを使う
- 作業している自分を保護するためにフェイスガードとエプロンを使用する(できればメッシュタイプ)
草に直接接触する替刃を意識することで、作業性が格段に向上するようになります。またフェイルガードやエプロンを使用することで、作業している自分を保護して安全に作業できるようになるので余裕があればフェイスガードやエプロンは準備するようにした方がいいですよ。
自分で対処できるなら、さらにお得になる方法をまとめて紹介します。
対応力がある人ならこれもチャレンジするとさらに草刈りが快適に
草刈りというとどうしても機械や替刃などを扱うことになります。そうなると付きまとってくるのが、機械トラブルです。草が切れなくなってきたとか、エンジンのかかりが悪くて草刈りが一苦労。そんな経験をしたことがある人も多いと思います。
もちろんそんな草刈りのトラブルに対して、専門家に当たる農機具屋さんに心当たりがある人もいるかもしれません。もちろん農機具屋さんに任せることで、専門知識と経験からいろんなトラブルを解決してくれると思います。
ただしそんな農機具屋さんもあなただけを相手に商売しているわけでもないですし、本当はすっごい小さいトラブルで、自己解決できるのに何日も農機具屋さんの対応を待つなんていうこともあるかもしれません。また商売としてやっている農機具屋さんなので、1回の費用がそこそこかかるというところもあったりしますよね。
もちろん専門家に任せた方が対処が完璧だったり、素人がわからないトラブルを事前に解決してくれたりと色々利点も多いと思います。
この記事ではそんな農機具屋さんの対応を任せずに、一般の人でも解決できそうなポイントを紹介します。ただしやはりある程度知識や技術が必要になってくる部分だと思うので、ちょっと無理っぽいという人は、農機具屋さんに任せるのが一番手っ取り早いです。
農機具屋さんに任せなくてもなんとかなるかもしれないポイント
農機具屋さんに任せなくても、多少知識と経験を積めば自分で解決できそうなポイントを紹介していきます。ただしプロでない自分が対応することで、さらに問題が大きくなる可能性があるので、その点は自己責任として読み進めてください。
- エアフィルターの交換
- 燃料フィルターの交換
- 燃料ホースの交換
- プライマリーポンプの交換
- ダイヤフラムの交換
- キャブのクリーニング
上の方から順番に素人でもできそうな作業で並べてみました。後半に行くに従って知識と技術が必要になってくるので、場合によっては自分でやってさらに機械の調子を悪くする可能性があるので改めて注意させていただきます。
エアフィルターの交換
一番簡単な交換作業がエアフィルターの交換です。空気取り入れ口にゴミが詰まらないように、汚れたフィルターを新品に交換する作業がエアフィルターの交換です。エアフィルターの交換自体は古いフィルターと新しいフィルターを交換するだけなので、かなり簡単な作業になります。
燃料フィルターの交換
次に簡単な交換作業が燃料タンク内にある燃料フィルターの交換です。この燃料フィルターも何年も使った草刈機の場合には、オレンジ色が濃くなったフィルターになっている場合があります。新品の燃料フィルター自体は白色のふかふかしたフィルターなんですが、劣化することで目詰まりしたりして、燃料の吸い込みができないトラブルが出たりします。
燃料ホースの交換
燃料フィルターが接続しているのが燃料ホースですが、この交換も比較的簡単な部類に入るかなと思います。燃料ホース自体は古くなるに従って、硬くなり柔軟性がほとんどなくなります。場合によってはホースが亀裂していることで燃料漏れなんていうこともあるので、そういった場合には交換する部分になります。
プライマリーポンプの交換
燃料ホースが悪くなる頃には、同じタイミングで悪くなる可能性が高いのがプライマリーポンプです。草刈機を使っている人にとっては、普段からよく使っていて馴染み深いものかもしれません。これも燃料の送り込みに使っているパーツになるので、硬くなったり割れてしまったりと燃料が送れなくなるトラブルが出ると交換する部品になります。
ダイヤフラムの交換・調整
この辺りからだいぶ作業が難しくなってくるので、できない人も増えてくるかもしれません。エンジンのかかりが悪いとか、なんだかエンジンの調子が悪いといったときに原因にあたる部分になるのがダイヤフラムです。これも硬くなったときには交換タイミングになるんですが、分解途中で部品数が多かったりと、正しく戻せなかったり、分解中に他の部分を破損させたりするリスクが強まってくる部分でもあります。
キャブレターのクリーニング
エンジン関係の不調となるとよくぶつかる原因になるのがこのキャブです。キャブレターと言われるものですが、長年使い込むことでゴミや汚れ、その他部品トラブルなどで不調が出てくる部分だったりします。ただし分解と組み立てができる人にとっては、キャブ自体はクリーニングで復活する部分だったりもするので、解決効果が大きい部分だったりもします。
自分で自力調整できるかもしれない修理箇所のまとめ
だいぶ長くなったので、知識と経験があれば自分でもできそうな修理ポイントをおさらいしておきましょう。
- エアフィルターの交換
- 燃料フィルターの交換
- 燃料ホースの交換
- プライマリーポンプの交換
- ダイヤフラムの交換
- キャブのクリーニング
最後に
たかが草刈りされど草刈りといった感じで、草刈りといえども案外自然相手だったり機械相手と奥が深い作業だなと考えることが多いです。
私と同じように少しでも草刈りに興味を持った人の参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。