こんにちは、マツです。
今回は私が最近気に入りすぎてしまったポーラテックの話をしたいと思います。ひとまずポーラテックって生地の名前です。前提はそんなもんでいいでしょう。
ポーラテックの前に私が以前お気に入りになっていたものについても、1つだけ触れさせてください。私が昨年からゴリ押ししていたものが「メリノウール」です。これもまた非常に快適な素材で、メリノウールをふんだんに使ったものを着るだけで、秋冬が非常に快適になったということで、昨年いろいろと販売しているブランドからアイテムまで調べまくっていました。
まぁそんなお気に入りのメリノウールでも1点欠点があって、快適性は非常に高い素材ではあるものの、汗や水に濡れてしまった後の乾きの遅さがネックという弱点がありました。それを克服するためにメリノウールとポリエステルの混紡素材という着地点にたどり着くんですが、それとは別に革命的な生地がポーラテックです。
ポーラテック以外にも帝人のOcta(オクタ)も似たような性質の素材になるんですが、どちらもアウトドアブランドでしか取り扱いがなく、両方をふんだんに確保するにはお金がいくらあっても足りないというわけです。
では長い前振りはこれくらいにして、本題のポーラテックの話をしてみましょう。
ポーラテックはここがヤバい!!
ポーラテックを一言でヤバさを表現するとすると「常に快適をキープする素材」という表現にたどり着くような気がします。
ポーラテックはもしかしたら年中使える万能生地な気がします。私的には本領を発揮するのが秋冬とかの肌寒い時期だと思います。
先ほど話題に上げたメリノウールは、調湿機能という湿度を調整してくれる機能がある生地になります。そのうえ保温性能も高いので、肌寒い外気の影響を極力低減してくれるというメリットがあるわけです。とはいえこちらも先ほど話した通り、メリノウール自体は調湿機能が優れている代わりに、乾きにくいというデメリットが存在します。まぁ汗や雨などで濡れたとしても、あまり嫌な濡れ感というわけではないのが、さすがメリノウールといったところですが、それでもジメジメする感じが長続きするのはどうかと思うところがありますよね。
また誰もがよく知る素材の綿の場合には、吸水力が高くタオルなどでも使われることが多い素材です。Tシャツや下着なんかでも使われることが多いですよね。そんな綿のデメリットも乾燥の遅さです。
いろんな素材のデメリットが乾燥の遅さだったりするんですが、それとは逆に乾燥の早い素材はないものなのか。まぁそれの答えがポリエステルなどの化学繊維ということになります。
ポリエステルもTシャツやパンツにもよく使われる素材なので、着用したことがある人がほとんどだと思います。着用頻度も高いポリエステルの素材ですが、着ていてこんなこと思うことありませんか?
「大して暖かくないんだよな」
最初に話したメリノウール以外の「綿」や「ポリエステル」など、この辺の素材の衣類を着ても大して暖かく感じない。そんな経験はありませんか?
そんなすべてのメリットもデメリットも吸収した最強生地がポーラテックなわけです。何が最強よ!って思われるかもしれませんが、開発秘話を少し勉強すると「そりゃ快適に作られているわけだわ!」と納得すると思います。
ポーラテックの開発は元々軍事用途で開発されたものです。過酷な環境下で戦闘する戦闘員には、重みは負担になるし、寒さは戦闘自体に支障が出る。かといって、暑すぎるとそれはそれで汗をかいてしまい、汗冷えや脱水症状などいろいろと問題が出る。そんなわがままし放題の条件を一気に解決するために開発した素材。それがポーラテックというわけです。
ポーラテックは一度着たら良さがすぐわかる
お前の話なんか信用できるかよ!と思われると思いますが、百聞は一見にしかずという言葉がありますが、1度ポーラテックを体感してみると良さが即実感できると思います。
人によってはよくわからないという感想を抱く人もいるかもしれません。「おいおい!よくわからないってことはよくないってことだろ?」と思う人もいるかもしれません。自分の伝えたいところはそうではなくて、「良いも悪いもない=快適な証」とも読み取れると思うんです。
不快を感じない。これはいいことですよね。逆に良すぎるということもありませんか?
暖かさを求めた結果、なんだか暑すぎるなんて経験はありませんか?ポーラテックは快適な状態をキープしてくれるので、どちらかに振れるということがまずないんです。これはある意味で可もなく不可もなく、いたって普通の平常運行とも言えるわけです。
自分は熱しやすく冷めやすくという非常に面倒な体質な人間です。なので少し動けば汗だくに、停滞しているとすぐ体が冷えるという面倒体質です。同じような人も数の中にはいると思います。
今まで秋冬に求めるものって暖かさだったんですよね。着た瞬間から暖かい。暖かいって正義だと思っていました。でも暖かいって、すぎると暑すぎて不快なんですよね。逆に寒いのも同様に不快です。
私自身が毎年スノーボードやスキーをやっていたり、冬場はとあるスキー場のパトロール隊で働いていたりと、暑い寒いを繰り返す仕事をしてることもあるんですが、今年からキャンプをやろうといろいろアウトドア用品を調べていたんですよね。
そんな数の中から快適な生地としてポーラテックをたまたま目にしたのが始まりです。
秋冬は汗冷えとの戦いでもある
私は秋冬はマジで汗冷えと戦っています。正直その戦いは今まで負け戦100%という状況で、数日耐えたとしても、結局汗冷えに負けて体調不良でダウンするというルーティンを毎年繰り返していました。
アウターなんかでは内部の湿気が抜けるようにゴアテックスとかの高級生地もありますが、ここ最近はアウターよりも体に一番近い肌着近辺を強化する方が、確実に快適なのではないかと気づいてきました。この辺もアウトドアブランドに関する情報を定期的にチェックしているおかげとも言えます。その素材のテスト環境がガチでハードな現場仕事という状況で、ある意味で実地のフィールドテストを自分で試してみたという感じでもあります。
私自身こうやって情報発信していることもあって、身銭を切って、さらに自分の身体を実験台にして良いものを日頃からチェックしています。そんな状況下での秋冬の快適性が爆発的に改善するのが先ほどから何度も言っているポーラテックです。
ポーラテック自体は各社生地を提供してもらって、それぞれ商品展開している状況です。ポーラテック自体でもさまざまな形状や特徴がある展開がされていて、自分が本当に快適になるポーラテックを見つけるというのは、ある意味での沼に足を突っ込むことになるかもしれません。どっちにしてもポーラテックを選ぶという選択肢が、人生の満足度を格段に上げてくれることだけは確かです。
ポーラテックは暖かさを求める生地じゃない!寒くないを求める生地だ
いろんな発信者の情報を見ていると、ポーラテックや帝人のOcta(オクタ)など、暖かい生地というような表現をしている人もいるように感じます。
私の実体験から訂正して物申させてもらうと、ポーラテックは少なくとも暖かい生地という感覚は誤りだと思います。もちろん着ていて暖かいと感じることもあると思います。ですが、ポーラテックに関しては正しくは寒くないと感じるのが最適なのではないかと思うんです。
ちょうど良い=ポーラテックとも言えると思います。ではちょうど良いってどういう状況でしょう。
暑すぎるのはやはり不快でしょう。逆に寒すぎるのも不快ですよね。正直保温と通気のバランスがマジで絶妙なポーラテックなので、寒くないし暑くもないというちょうど良い状況を演出してくれます。
暖かいってもしかして、暖かさがすぎている状況なのではないかと思うんです。そして私がポーラテックをおすすめする季節が秋冬とすると、先ほども注意していた秋冬の大敵の汗冷えこれも寒さで不快に該当すると思うんです。
ポーラテックを身に纏うことで、寒くないという状況を確保することができます。秋冬においては非常に凄いことだと思うんです。
体調を崩さないことが一番の幸せ
体調を崩すと何も手につかなくなりませんか?そんな状況でも活動できる人も数の中にはいるとは思うんですが、結構身体やメンタルにダメージあると思うんです。
生きていて何気ない幸せって、体調を崩さず健康でいることだと思うんです。
ポーラテックをはじめアウトドア用品って、かなり値段が張るものが多いんですよね。正直買うのを躊躇するものが非常に多い。とはいえ、そんな高級なアウトドア関係の衣類だったり、ポーラテックを身に纏うことで、本当は体調を崩していたかもしれない状況を回避することができているかもしれない。
私は普段日給月給の仕事をしていますが、体調を崩して数日寝込んだと考えると、体調を崩さなければ無事数日の日当を稼いでいたとも言えます。これも健康を維持していればこそ!逆に値段が高いなと思う衣類であっても、それを着ることで毎日健康で過ごせるかもしれない。
少なくともアウトドア関係の衣類は機能のレベルが、市販のものと比較して格段に快適に作られているので、健康にも寄与してくれることは間違いありません。
自分の健康をお金で買うと考えると、ある意味安い買い物になるのではないかと私は思います。
最後に
今回は私が今激おすすめしているポーラテックの話をあーでもない、こーでもないと長々話させていただきました。
参考になる話が少しでもできていれば幸いです。少なくとも私自身はこのポーラテックにたどり着いたことで、普段の生活が格段に快適になりました。そして体調を崩す機会が極端に減ったので、いろんな活動をできているとも思います。
少し長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。