こんにちは、マツです。そしてお久しぶりです。
今回は珍しく真面目な話と、方向転換の話について話していきたいと思います。方向転換とはいうものの直近で転換するというよりも、今後はそっち方面にシフトしていきたいという意気込みも込みで話していきたいと思います。
では早速ですが本題にいきましょう。
日本人向けコンテンツは正直将来性がない
簡単にいうと日本人向けコンテンツはオワコン!って感じの言い回しになると思うんですが、今のこの私のブログも含め発信対象は私と同じ日本人向けということになります。ですがここ数年の生活環境の変化や日本人の人口動態なんかを見ていくと、縮小傾向というか完全に縮小と衰退方向にシフトしていて、日本人向けにコンテンツを作ることがどんだけ無駄な労力になるのか。
基本的にビジネスは右肩上がりでの拡大がポイントになります。例として釣りを想像してみてください。魚が2,3匹しかいない池で釣りをしていたら結果はどうでしょう?釣れる魚の上限はMAXで2,3匹。もちろんその2,3匹が増えていくと可能性はあるかもしれませんが市場が小さいことは言うまでもありません。
それと比較して海を想像してみてください。そんなところで釣りをしてみましょう。釣り人はあなたたった1人です。ここで釣りをしても釣り切ってしまうということは起こらないでしょう。むしろ魚の方が増える可能性すらもあるくらいです。
これくらい狙う市場を見極めることは非常に重要な要素であると言えます。
話を少し戻して先ほどの釣りの例で、魚が2,3匹しかいない池での釣りが私が言いたい日本の状況です。最近ではインバウンドで外国人の方の日本流入も多いようですが、結果的には増えたのは外国人の方々。日本人はいるものも日本人が増えたわけではない。
もちろん外国人と結婚する日本人という可能性も考慮すると、日本人とのハーフみたいなパターンも一定数存在するものの、日本人自体が減ることは人口動態を見ると明らかです。
今後も増え続ける日本を訪れる外国人
私は一定期間ではありますが、アルバイトで観光業で働いています。国内の観光業というと今までは純日本人向けが主流だったんですが、ここ数年というかおそらくそれよりも以前から、徐々に日本を訪れる外国人が増えています。
最近では東京に足を踏み入れると日本人もいるものの、目につくのは外国人の多さです。むしろ日本人って家から出てないの?ってくらい日本人が少ないくらいの印象を受けました。
私が住むのは青森県で、東京などの主要都市から見ると完全なるど田舎というポジションでしょう。そんな田舎でさえも最近ではインバウンドの影響が出ています。完全に外国人向けにシフトしている観光地もあるくらいで、日本人向けってやる意味あるの?というのが世の中の大きな流れだと肌で感じています。
先ほども話した通り、私は観光業でアルバイトしていることもあり、ここ数年では外国人の方とコミュニケーションとまではいかないまでも多少なりとも交流する機会が増えました。
外国人の私の印象としては、完全なる自由人です。「郷に入っては郷に従え」という日本語がありますが、外国の方はまさに自分自身が郷そのものといった雰囲気。なぜ自分が日本のルールに従う必要があるのか?みたいな空気感さえ醸し出す印象を受けます。
良くも悪くも今後の発信の主体は国外向けが基本になる
簡単な単語で表現するとグローバル。今後はマジで加速度的に国外向けの発信力やコミュニケーション力が必要になると考えています。
ぶっちゃけ一部の日本人の行動力を除き、基本的に日本人の行動までのスピード感は完全に後手です。すでに即戦力みたいな人は英語が話せる、そして英語が読み書きできる。簡単に言ってグローバルに対応できる人だけが自由に活動できる。そんな世の中に向かっています。
まぁそもそも日本自体が島国だったこともあり、外国の方と交流したり外国に目を向けなくても生きていけるそんな環境だったのが原因だとは思いますが、ここ数年で日本の状況は一変しました。
今後必要になる人材は外国と日本を繋ぐキーパーソン
すでに現時点でも必要な要素として一定の需要があるとは思うんですが、外国人の方が日本の方とコミュニケーションするための通訳のような人間が必要になると思います。
私も含め多くの日本人が外国向けのコミュニケーションの技術が非常に拙いです。もちろんコミニュケーションもそうですが、読み書きになると一段とその技術力のなさが表面化していると思います。
これだけ日本を訪れる外国人の方が多いということは、そもそもの日本という場所自体が外国の方からすると興味の対象であるという証拠。私自身海外に足を運んだことがないので、どういった環境で生活していて、どんな日本との違いに魅了を覚えているのか理解できていない部分ではあります。ですが、少なくともこれだけ多くの外国人が訪れている現実がある以上、日本にはそれだけの価値がある場所になっているという証でしょう。
私も含め、周りにいる人と会話するという状況というのは、言い方がきついかもしれませんが世界が狭くなってしまいます。これは外国から日本を訪れる外国人の方も一緒です。見ていると個人で観光に来ているというよりも、団体で日本を訪れて同じ国の方や身近な人の塊で行動をしています。これはある意味、せっかく外国を訪れているにもかかわらず、異国との交流をとらずに自国内での完結して遊んでいるようなものです。これは非常にもったいないと思います。
もちろん私もコミュニケーションが取れるタイプではないですし、そもそも日本人と接することも大変なコミュ障です。人と接する機会が少ないわたしだからこそ言えることかもしれませんが、自己完結する世界は本当に狭い。
他人と接することで自分の知らない世界を知ることもできるし、感覚的な違いも知ることができる。本当に人間は人の数だけ違う生き物です。そんな自分とは全然違う生き物に接することを増やすだけでも、自分の中の世界観が大きく広がる可能性があります。
最後に
今回はここ数年日本を、そして自分が住む周りの環境が大きく変わりだしている変化を捉えて、日本人向けコンテンツが終焉を迎えつつあるという話をさせてもらいました。
私自身もその流れに乗り切れずに取り残されている人間の1人ではありますが、変化に気づけているだけ危機感はもてているのでいい傾向です。ちょっと語学の部分は頭の良し悪しも多少なりとも影響する部分でもあるので、一朝一夕でどうこうできるものではありませんが、こういったことも地道な努力が結果を結ぶものだと思います。
このサイトでは珍しく真面目なコンテンツを書かせてもらいましたが、ある意味でのターニングポイントになるのではないかと思って、今回こういったことをまとめさせてもらいました。
私のコンテンツは本当に数少ない感度が高い日本人にしか刺さらないものだと思っています。ですがそんなコンテンツでも少しでも私の発信が何かの気づきのきっかけになればそれはそれでよかったかなと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。