家の手入れ

【人生初の生垣の刈込】刈り込みで思ったことをまとめてみる|刈込ばさみも新品を準備

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初めまして、マツと申します。今回は人生初とは書いたものの本当は2回目になる生垣の刈り込みに関する話をしたいと思います。初めてになるのは、前回生垣の刈り込み後に購入した新品の刈込ばさみを使って本格的に生垣を刈り込んでいこう!というところに関して、人生初と銘打ってやらせてもってます。

ちなみに私は現在37歳独身貴族真っ只中なんですが、畑や庭の手入れに精通しているわけもなく、全くのド素人です。

そんなど素人の私が畑と庭の手入れを始めるキッカケは、私の祖母が介護施設入りしたことです。祖母が元気なうちは畑やら庭の手入れは祖母の仕事?になっており、任せっきりでした。祖母が介護施設入りしたことで手入れする人がいなくなり、父親や母親がいるもののそんなものに興味がいる人もやる人もいないということで仕方なく私が手入れをすることに。

前回の生け垣の刈り込みは?

前回の生け垣の刈り込みは全く無知で、YouTubeやらネットでの情報収集も行わず、なんとなくこんな雰囲気だろうという感じでスタートすることにしました。

2回目になる刈り込みには刈込ばさみを準備しましたが、初回は剪定ばさみとチェンソーのみというなんともアグレッシブな道具で刈り込みをやってみました。

よく話に聞いたり見たりする生垣の刈り込みは、電動バリカンなんていうスマートな道具を使って、手際よく整えていっているイメージがありますよね。我が家にそんなものはあるわけがないので、私にはエンジン式のチェンソーがある!ということで荒業チックにチェンソーで刈り揃えてみることに。

チェンソーで生垣を刈り込んでみた結果

チェンソーで生垣を刈り込んでみた結果としては、まぁーチェンソーが重いこと重いこと。小ぶりのチェンソーではあるものの振り回して刈り揃えるための機械でもないために、ずいぶん苦労して刈り込んでいきました。

まぁー剪定ばさみも準備したものの正直チェンソー君がなんでも刈ってくれるということで、ほぼほぼ剪定ばさみの出番はなかったなと思います。

当たり前ではあるものの結構役に立ったのは、熊手とねこぐるまですね。

刈り込んでいくとどうしても散乱するのが、刈った草や枝の数々。散乱させておくとご近所迷惑ということで、最終的に刈り込んだものを掃除するまでが仕事の範疇だったりする。

事前にわかっているので、刈り込む前に周りにシートを敷いたりして散乱したものを集めておくことも作業を簡単にする方法の1つではないかと思う。

本業が塗装屋である私は、普段の仕事では掃除が面倒ということで事前に汚れそうなところにはシートを敷いて養生して作業するけども、仕事でなければズボラさんということで熊手とねこぐるまで地道に刈り取った草や枝を集めて掃除しました。

手に入れた新品の刈込ばさみ

今回2回目の生垣の刈り込みではあるものの、買ってから使ってみたかった刈込ばさみにやっと出番が回ってきました。

正直刈込ばさみについて調べる前に購入してしまったので、実はこんなのがよかったのか!ということを後から気づいたり、メーカーはこれが本職のおすすめなのね!みたいなことも後の祭り状態だったりするけども、何事もチャレンジということで生垣の刈り込みをスタート。

私が購入した刈り込みばさみは、岡恒の刈込ばさみです。あとから知ったことですが、剪定ばさみは本職の人(主に農家さん)は岡恒がコスパが良くてお気に入りだそうです。まぁー高級でもっといいはさみもあるんでしょうが、コスパも重要だったりしますからね。塗装屋も同じような感じなので理解できる。

脱線|剪定ばさみの裏話

剪定ばさみの裏話があるので脱線して少しだけ紹介する。すでに亡くなった人の話にはなるけども、はさみ屋さんという何それ?という感じの職人さんが少し前まで存在していた。たまたま塗装の仕事で知り合いになったはさみ屋さんなんだけども、地元の農家さんに絶大な人気と信頼を確保していたはさみ屋さんにお話しを聞く機会に恵まれた。

もうその職人さんは現在亡くなっており、跡継ぎもいなかったことからそんな話を聞く機会はもうないけどもここで少しだけ紹介させてほしい。

はさみ屋さんの仕事はというと、大半が農家さんが使用している剪定ばさみの調整ということになるんだけども、1本1本手作業で研いでまた切れ味が良い状態に復活させてくれるという仕事らしい。

仕事自体はめちゃくちゃ忙しくて、基本的に手が回らないので断ることも多いと話していたと記憶している。そんな中で記憶にあったのが、剪定ばさみの持ち手が紅白に色分けされているものが多いなといった印象だった。

それが今となっては、先ほど刈込ばさみで紹介した岡恒の剪定ばさみのカラーリングなんだけども、その当時はそんなことも知らずにいたのでこれが本職の剪定ばさみなのか!と思っていた。

剪定ばさみの裏話というからたいそうな話かと期待した人は申し訳ない。ただ岡恒との初対面のエピソードを伝えたかったことをお詫びしたい。

刈込ばさみの使い勝手の話

刈込ばさみは使うまでの印象としては、ゲームに出てくるシザーマンのように大きな鋏を振り回してシャキン!シャキン!!と刈り込んでくるイメージが強い。

まぁ実際刈込ばさみが本職の造園関係の人が作業しているとシザーマンっぽい印象が強いけども、実際素人が刈込ばさみを使うと、とてもではないが綺麗にシャキン!シャキン!!とできるものではない。

実際どうなるかというと、刈り込んでみるものの切りたいものが切れずに、はさみ自体も使い慣れずにこんなに使いにくいの?なんて思いながら、必死に片付けるべく生垣の刈り込みに集中していた。

刈込ばさみを買ってしまってからYouTubeで刈込ばさみについて勉強したら、本職の人ははさみの可動範囲が異常に広い刈込ばさみを使っているそうです。なぜ可動範囲が異常に広いかというと、素人向けの刈込ばさみは安全対策のストッパーがついているらしいんです。私が購入した岡恒の刈込ばさみも例にもれずにゴムのストッパーが付いていて、毎回ストッパーに動きを制限されていました。

造園などやられている本職の人は、場合によっては1日そんな作業を繰り返すこともあるらしく、刈込ばさみのストッパーがすごい負担になるんだとか。実際私が短時間おそらく1時間も作業していないと思うけども、このストッパーがすごいわずらわしかった印象が強い。

岡恒の刈込ばさみも正直私からしたら高級品だったので、買い換えるわけにもいかないが、もし買えるのであればストッパーなしを購入したいと思う。

生垣の刈込をやって改善したかったこと

生垣の刈込を2度やって改善したかったことをまとめてみる。

  • チェンソーでの刈り込みは振り回しが大変
  • 刈込ばさみのストッパーはない方が楽
  • 剪定ばさみはほぼ使わない
  • どうせなら電動バリカンがあった方がよかった

最終的な結論の話になるけども、何度も生垣の刈込をやるのであれば絶対に電動バリカンがあった方が良い!という自分なりの結論にたどり着いた。

まぁー手作業でバシバシ刈り込むのも職人ぽくて良い気もするけども、正直長時間刈り込むのは素人には負担が大きいと思う。また私のように仕事の合間に休日を使って刈込する場合には、さっさと終わらせてしまいたいという気持ちが強い。

そんな時にはやはり電動バリカンでサクッと片付けて、休日を満喫した方が有意義ではないかと思ったりする。

私は基本的に何かにつけて先生はYouTubeに登場する本職の人の話を参考にすることが多いが、造園屋さんの本職ですら電動バリカン(バッテリー式)を使用して大半の刈込を行い、最終的な仕上げで刈り込みばさみを使うという流れらしい。そして剪定ばさみは電動バリカンで無理やり刈り上げた枝を切りそろえて、成長の妨げがないように使うのが本当の流れなんだとか。

本職の造園屋さんの情報から知ったことだが

本職の造園屋さんの生垣を手入れするときの情報になるけども、結構重要になるのが生垣の上部は下部に比べて小さめに整える必要があるらしい。

基本的に生垣に限らず植物は下部は枝や葉が成長が遅く、上部が成長が早いということなので、植物の成長に合わせて、育ちにくい下部は枝葉が潤沢な状態で整えて、最終的に成長する上部は薄く整えることでバランスがとれるという話だった。

2週間ほど造園屋さんのアルバイトもしたことがあるが、松や杉などの剪定を見てみても、やはり上部は軽く波平のようにさらさらと、下部に向かうにしたがってどっしり生い茂って見えるようにバランスがとれていたと見ている。

生垣の最終的なイメージとしては、台形になる感じで上部は小さめ、下部が広めの台形に造形すると良いそうです。とはいえ極端な台形はやりすぎな傾向があるので、あくまでもほどほどということになるらしいのでご注意ください。

最後に

今回は私が祖母から引き継いだというか、勝手に引き継ぐことにした庭と畑の生垣の手入れについて少し話させてもらいました。

経験値的にはど素人ではあるものの、造園の本職の人の話や私がやった失敗からの改善策なんかも合わせて紹介させてもらいました。

私と同じように生垣の手入れをする必要があるあなたの参考になれば幸いです。

少し長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。