こんにちは、マツです。
もしかしたら自分と同じような凡ミスやってる人結構いるんじゃね?という話を今回していきたいと思います。
話のネタになるのが、ダイソーで販売されている液体肥料です。私がこの液体肥料を使う目的は、水耕栽培でダイソーに売ってる激安野菜の種をモリモリ育ててやろう!って目論見で購入したダイソー産の液体肥料です。(正確にはダイソーで販売している肥料で、ダイソーが制作しているわけではないですが)
そんなダイソーで販売している液体肥料ですが、「野菜・ハーブ用」と「なんでも使えるよ」モデルがある。私は結局野菜を作るということで「野菜・ハーブ用」を選択しました。
まぁ話の元ネタはこんなところで、話の本題であるこのダイソーの液体肥料をどう凡ミスしたのか本題に入っていきましょう。
絶対初心者あるあるだって!液体肥料の混合時の凡ミス
絶対園芸初心者あるあるだと思うんだけど、液体肥料みたいな混ぜて使ってくださいね!系アイテムの凡ミスが配合ミスです。
私がやらかしたのもこの配合ミス。一般的に濃縮系で薄めて使ってくださいね!系のアイテムは、肥料の場合は1/1000のものを見かけることが多い。そんな例に漏れずダイソーの液体肥料の原液も1/1000を推奨しているタイプです。
私の場合はそこまで大規模にやっていないこともあって、1回の水換えで使う水の量はだいたい500ml程度。使う肥料の量は0.5mlでちょうど1/1000になる計算です。
ちょっと待てよ?
何度も分量測る注射器で0.5mlで測って使ってたんだよね。500mlで1/1000だから0.5ml。なんかずっと合ってる気がするな。
何が間違ってたと思ったのか再確認
なんかちょっと頭が混乱してきたので再確認する。
- 使っている肥料はダイソーの液体肥料(原液)で野菜・ハーブ用
- 肥料の濃度は1/1000希釈で、水の分量に対して1000倍に薄めるタイプ
- 私が使いたい肥料の量は500ml程度
- 常時使っていた肥料の量は0.5ml(計測済み)
ここまでが私が毎回行っていた肥料の与える分量の話。前提条件を再確認すると、仕様通りで全然問題がない気がしてくる。
問題に感じたところはここから。
私がダイソーの肥料間違ってね?!って思ったのは、ECメーター(水質測定器)を使ってから。
私が基本的に情報を吸収する媒体は、今はYouTubeが多い。そんなYouTubeで参考にしているのが先輩になる水耕栽培経験者。この人たちが使用している肥料の測定値がだいたい1500という数字になっている。私も今後はちゃんと育てなければ!ということで、高額な物ではないが測定できるECメーター(水質測定器)を買ってみた。
ECメーター(水質測定器)でダイソーの作った肥料(水と配合済み)を測定してみたところ、250くらいの数値になっていることを確認した。いちを前提条件を再確認してみると、全然問題ない配合で作っていることは確認している。(仕様通りで1/1000で配合)
ECメーター(水質測定器)の数値が間違っていないことを前提に考えてみると、ダイソーの液体肥料は指定通りに作ってみると、結構薄い仕様になっていることが確認できる。
最近わからなくなった時の相談役がChatGPTという今流行りのAIさんを頼っているけども、水耕栽培で作る肥料の濃度の目安は1500をベースに、農作物によって多少違うということらしい。
私が最近絶大な信頼を置いている肥料が「微分ハイポネックス」。ダイソーの肥料が使い終わればこいつを使ってみたい!と狙っているアイテムになる。
この微分ハイポネックスは配合通りに混ぜ合わせると、だいたい1500程度の数字になるのが基準らしい。それだけではないけども、肥料の大体が1500をベースとして考えると、ダイソーの液体肥料は仕様通りでは薄くなってしまう。
まぁやってみたら失敗しました!って言われるよりは失敗が少ない方が無難と考えると、水耕栽培の場合には、肥料は濃いめよりも薄めになる方が失敗が少ないらしい。(これもChatGPTさん調べ)
そもそも使っているECメーター(水質測定器)自体が間違っていないだろうか?
大前提にあたるECメーター(水質測定器)自体の計測結果自体が、間違っている可能性も調査する必要があると思う。
ひとまず数字が0(ゼロ)に近くなるであろう水で、調査してみることにした。結果的には水を測定してみると0(ゼロ)ではないが多くても50前後で収まることを確認した。水道水を使用していることもあり、精製水とは違って濾過や塩素も含まれているだろうから、若干数字が上がったという感じだと思う。
逆にダイソーの液体肥料原液って、どんな数字が出るのか気になるのでちょっと調べてみた。
ダイソーの液体肥料の原液をECメーター(水質測定器)で測定したところ、想定通りというか想定上というか、測定結果が上限突破して測定不能を叩き出した。まぁ原液でそのまま使わないでくださいね!っていうのはまさに注意書き通りといった感じだなと納得。
極端な2例になるけども、ECメーター(水質測定器)はしっかり0(ゼロ)を基準に、濃いものには正しく濃いよ!と教えてくれるという計測結果を確認できた。
野菜に使える液体肥料にするには、どのくらいの濃度で作る必要があるのか
ダイソーの液体肥料の原液は、安全率をかけてきっと薄めに設定されていると予想している。ただ安全のために薄め設計でやらせてもらってます!って言われても、野菜の生育に時間がかかったり生育不良になるのは本末転倒だ。
いちを野菜を育てる時の液体肥料の目安がECメーターで1500として、どれくらいの濃度で作ればいいのか調査してみた。
若干の誤差が含まれると思うが、1500という数値に近づけるためには、少なくともダイソーの液体肥料の濃度を通常仕様の10倍で作る必要があることがわかった。若干注射器で原液を抽出して水と配合している関係で、完全に同じ量が入っているとは言い切れない部分がある。また一般家庭で使うことを考えると、ある程度の誤差も計算に入れないと一般使用としては条件が甘いと思う。
結果的にはダイソーの液体肥料は、野菜生育に必要な濃度にするには仕様の約10倍の濃度で水と混合する必要があるのがわかった。初回の測定結果が目標の1500弱という数字になって、2回目に作り直した時には1200弱という数字になって、まぁだいたい合格範囲だというふうに思う。
液体肥料の濃度が濃すぎるとどうなるのか
いちを仕様を無視した使用例を紹介している以上は、液体肥料の濃度が濃すぎる場合の注意事項も紹介しておこうと思う。
いくつかのケースが考えられるが、液体肥料が通常より濃い濃度で使用した場合、次のような状況になることが想定される。
- 肥料焼けになる(根っこが肥料に負けてしまう)
- 植物の成長が止まる
- 植物が枯れる
ざっとこんなところだろうか。結局ところ、適正な育て方をしないと植物が肥料に負けてしまうという結果になると思う。手間暇かけて育てた野菜が枯れてしまったら本当に残念だと思う。なので、基本的には使用条件を守って使用してほしい。
最後に
今回はダイソーの液体肥料でやらかしていた!と思っていた私の生育方法からちょっといろいろと調査してみて、ダイソーの肥料をどう使えばいいのか?という点についてまで考えてみました。
今回も少しでも参考になる情報がまとめられていると幸いです。ここまで読んでいただきありがとうございました。