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ウェアの選び方 | スノーボード | 経験10年以上が伝える

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この記事はスノーボードのウェアについて、以下6点を説明しています。

  1. ウェアとは
  2. ウェアの使用目的について
  3. ウェアに求められる機能性とは
  4. おすすめのウェアについて
  5. ウェアの選び方
  6. ウェア提供メーカーについて

次の項目では、「記事の対象読者」について紹介していきます。

記事の対象読者について

この記事は以下の方に向けて作成しています。
上級者、競技参加者向けの記事ではありませんのでご了承ください。

  • スノーボードに興味がある方
  • 初心者の方
  • 経験者の方

次の項目では「ウェア」について説明していきます。

ウェアとは

スノーボードのウェアとは、「インナー」と「ミドルウエア」の上に着用するアウターのことを指します。

次の項目では、「ウェアの使用目的」について説明します。

ウェアの使用目的について

ウェアの使用目的は、下の3つの機能のために使用されます。機能の詳しい用語説明は、次の項目で紹介しています。

  1. 雪・雨の侵入を防ぐ(耐水性、パウダーガード)
  2. スノーボードでかいた汗を外部に発散する(透湿性、ベンチレーション)
  3. 体温の低下を防ぐ(保温性)

ウエアは、雪や風の影響を防ぎ、体への負担を最小限にするために使用されます。

次は、「ウェアに求められす機能性」について説明します。

ウェアに求められる機能性とは

ウェアは外部環境に合わせて選択する必要があるため、下の4つの性能が求められます。

  1. 耐水性能
  2. 透湿性能
  3. ベンチレーション
  4. パウダーガード

上の項目について具体的に、「耐水性能」から説明していきます。

耐水性能

耐水性能とはウェアの生地による、外部の雪・雨に侵入を防ぐことができる機能のことをいいます。

耐水性能が低い衣類の場合には、外部からの水分の侵入を防ぐ力が弱いため、衣類を通してインナーに水分が侵入してしまいます。

耐水性能は快適にスノーボードをするうえで、ある程度高いものを選択する必要があります。

次に、「透湿性能」について説明します。

透湿性能

透湿性能とはミドルウェアが吸い込んだ汗を、蒸発する際にウエアの生地やベンチレーションを通して、外部に水分を放出する機能のことをいいます。

透湿性能が低い衣類の場合には、外部に水分を放出する機能が低いため、内部が湿気で充満して結露しているような状況になります。

透湿性能は快適にスノーボードをするうえで、ある程度高いものを選択する必要があります。

次に、「ベンチレーション」について説明します。

ベンチレーション

ベンチレーションとはウェア内部の空気の換気機能のことをいいます。具体的には、ウェアに外気取り込み用のチャックが脇部分、もしくは内腿部分(内もも)にあります。

ベンチレーションがない衣類は、外気の取り込みと内部の空気の換気ができないので、ウェア内部が蒸れてしまいます。

ベンチレーションは、スノーボード中のウェア内の蒸れを、外に放出するために必要な機能です。

次に、「パウダーガード」について説明します。

パウダーガード

パウダーガードとは、ウェア内部への雪の侵入を防ぐ機能のことをいいます。具体的には、ウェアの裾(すそ)、袖(そで)、足部分に雪の内部侵入を防ぐ生地が追加されています。

パウダーガードがないウェアは、スノーボード中にウェア内に雪が入り込んでしまうため、インナー類が雪で濡れてしまいます。

パウダーガードがあるウェアを使用することで、インナーが濡れずに快適にスノーボードを楽しむことができます。

次の項目では、「おすすめのウェア」について紹介します。

おすすめのウェアについて

スノーボードに適したおすすめのウェアは、以下の4つの性能が含まれているものです。

  • 耐水性能:10,000mm程度
  • 透湿性能:10,000mm程度
  • ベンチレーションがある
  • パウダーガードが付いている

わたしの場合は、VOLCOM(ヴォルコム)のウェアを上下で使用しています。

VOLCOMのウェアはトップスがGORE-TEXを使用しており、トップスとボトムスがチャックでパウダーガードを連結することができます。ちなみに、GORE-TEXはアメリカのメーカーで製造・特許取得されており、現在存在する生地で耐水・透湿性能が一番高いものです。

トップスとボトムスにそれぞれベンチレーションが付いており、防風性能も非常に高いものを使用しています。

次の項目では、具体的な「ウェアの選び方」を紹介します。

ウェアの選び方

ウェアの選び方は、以下3つの手順で選択します。

  1. デザインの確認
  2. サイズの選択
  3. 機能性の確認

選び方の手順をそれぞれ説明します。まずは、「デザインの確認」からです。

デザインの確認

ウェアのデザインを確認します。あなたの好きなメーカーや気に入ったデザインを選択しましょう。

次に、「サイズの選択」です。

サイズの選択

サイズの選択は、あなたの体のサイズに合ったものを選択しましょう。適正サイズは通常購入するアウターよりもワンサイズ大きいものを購入すると良いと思います。

オーバーサイズで購入する理由としては、通常サイズだと環境に合わせてミドルウェアの重ね着をするための余裕がなく、窮屈な状態になってしまうためです。また、オーバーサイズで購入することにより、ベンチレーションで重要な空気の入れ替えがスムーズに行うことができます。

通販の場合には購入者レビューなどを確認して、使用者の感覚とサイズ感の違いを確認する必要があります。

可能であれば、実際に店舗で試着してサイズの確認をしましょう。

次に、「機能性の確認」です。

機能性の確認

機能性の確認としては、以下4つの性能を確認します。

  • 耐水性能
  • 透湿性能
  • ベンチレーション
  • パウダーガード

具体的にどのように性能を確認するのか説明します。まずは、「耐水性能」からです。

 耐水性能

耐水性能の確認方法としては、実店舗で確認する場合には「商品タグ」に耐水圧表記があるので、その数字を確認します。また、通販サイトで商品を確認する場合にも同様に、耐水圧表記があることを確認します。

紹介する耐水性能以上の商品を選択しても、耐水に必要なのは雪の侵入を防ぐ目的なので、オーバースペックな買い物になります。土砂降り中にスノーボードをするなら条件が変わりますが、雪の中するので今回紹介する耐水性能で十分です。

スノーボードに必要な耐水性能の目安は、下の通りです。

耐水性能:10,000mm程度

次に、「透湿性能」を説明します。

透湿性能

透湿性能の確認方法としては、実店舗で確認する場合には「商品タグ」に透湿性表記があるので、その数字を確認します。また、通販サイトで商品を確認する場合にも同様に、透湿性表記があることを確認します。

紹介する透湿性能以下の商品を選択した場合は、スノーボード中にウェア内に蒸れを感じ、湿気で不快に感じることになります。

スノーボードに必要な透湿性能の目安は、下の通りです。

透湿性能:10,000mm程度

次に、「ベンチレーション」を説明します。

ベンチレーション

ベンチレーションは全てのスノーボードウェアについているわけではありません。実際にベンチレーションがあるかしっかり確認してください。

ベンチレーションのあるかないかで、ウェア内の蒸れが解消できるかに直結するため、快適性が著しく変わってしまいます。

ベンチレーションがある箇所は、下の通りです。

トップス:両脇部分

ボトムス:内股部分

次に、「パウダーガード」を説明します。

パウダーガード

パウダーガードはウェア内部に雪の侵入を防ぐために非常に重要です。ウェアの下4箇所にパウダーガードがあるか確認しましょう。

  • 袖口(そでぐち)
  • トップスの裾(すそ)
  • ボトムスのウエスト部分
  • ボトムスの裾(すそ)

次の項目では、「ウェア提供しているメーカー」について紹介していきます。

ウェア提供メーカーについて

ウェア提供メーカーは、以下18メーカーがあります。アルファベット順に並べています。

  1. AA HARDWEAR(ダブルエーハードウェア)
  2. ANTHEM(アンセム)
  3. BILLABONG(ビラボン)
  4. BONFIRE(ボンファイア)
  5. BURTON(バートン)
  6. DC SHOES(ディーシー シューズ)
  7. HOLDEN(ホールデン)
  8. mont-bell(モンベル)
  9. NEFF(ネフ)
  10. OAKLEY(オークリー)
  11. REW(アールイーダブリュー)
  12. ROME SDS(ローム)
  13. ROXY(ロキシー)
  14. SESSIONS(セッションズ)
  15. THE NORTH FACE(ザ・ノースフェース)
  16. VOLCOM(ヴォルコム)
  17. YONEX(ヨネックス)
  18. 686(シックスエイトシックス)

ウェア提供メーカーの説明と公式リンクをご紹介します。

AA HARDWEAR(ダブルエーハードウェア)

AA HARDWEAR(ダブルエーハードウェア)は、株式会社ハスコ・エンタープライズで提供している、スノーボードアウターウェアブランドです。取扱ブランド数も2022年現在で、11ブランドあります。

https://www.hasco.co.jp/aahardwear/
AA HARDWEAR 公式サイト

ANTHEM(アンセム)

ANTHEM(アンセム)は、株式会社大雪屋で提供しているスノーボードアウターウェアブランドです。取扱商品はアウター一式と、アクセサリー類があります。

https://www.anthem.to
ANTHEM 公式サイト

BILLABONG(ビラボン)

BILLABONG(ビラボン)は、スノーボードのアウターウェアを提供しているメーカーです。また、BILLABONGはサーフボード関連商品の取扱いもあります。

https://www.billabongstore.jp/
BILLABONG 公式サイト

BONFIRE(ボンファイア)

BONFIRE(ボンファイア)は、スノーボードのアウターウェアを提供しているメーカーです。取扱商品はアウター一式と、アクセサリー類があります。

https://www.bonfireouterwear.jp
BONFIRE 公式サイト

BURTON(バートン)

BURTON(バートン)は、スノーボード製品一式取り扱いがあるメーカーです。ジェイク・バートン・カーペンターによって設立された世界No.1スノーボードメーカーとなっています。

https://www.burton.com/jp/ja/home
BURTON 公式ホームページ

DC SHOES(ディーシー シューズ)

DC SHOES(ディーシー シューズ)は、スノーボード製品一式取り扱いがあるメーカーです。DC SHOESではスノーボード用品の他に、スケートボード用品の取扱いもあります。

https://www.dcshoes.jp/snow1
DC SHOES 公式サイト

HOLDEN(ホールデン)

HOLDEN(ホールデン)はスノーボードのアウターウェアを提供しているメーカーです。HOLDENの公式サイトが確認できませんでした。ただし、最新モデルのカタログをこちらのサイトで確認できますのでご利用ください。

https://sbn.japaho.com/catalog/holden/
SNOWBOARD NETWORK FREERUN/HOLDEN 最新カタログ掲載

mont-bell(モンベル)

mont-bell(モンベル)は、スノーボードのアウターウェア用品一式を提供している国内製造メーカーです。また、スキー関連のストックや、リーシュコード(流れ止め)も取り扱っています。

https://webshop.montbell.jp
mont-bell 公式サイト

NEFF(ネフ)

NEFF(ネフ)は、スノーボードのアウターウェア用品一式を提供しているメーカーです。NEFFの公式サイトが確認できませんでした。下のサイト内でNEFF関連情報をまとめていますので、そちらから情報ご確認ください。

https://sbn.japaho.com/catalog/neff/
SNOWBOARD NETWORK FREERUN/NEFF 関連情報

OAKLEY(オークリー)

OAKLEY(オークリー)は、ゴーグルやサングラス、アパレル商品を提供しているメーカーです。非常に人気も高く、オリンピック選手の使用も多いのが特徴です。

OAKLEY 公式サイト

REW(アールイーダブリュー)

REW(アールイーダブリュー)は、スノーボードのアウターウェア用品一式を提供しているメーカーです。取扱商品はアウター一式と、アクセサリー類があります。

http://littleb.co.jp
REW 公式サイト

ROME SDS(ローム)

ROME SDS(ローム)は、スノーボード製品一式取り扱いがあるメーカーです。公式サイト内では、今シーズンモデルと昨シーズンモデルの2種類を確認することができます。

https://www.hasco.co.jp/romesds
ROME SDS 公式サイト

ROXY(ロキシー)

ROXY(ロキシー)は、スノーボードのアウターウェア用品一式を提供しているメーカーです。ROXYはサーフボード関連商品の取扱いもあります。

https://www.roxy.jp/snow
ROXY 公式サイト

SESSIONS(セッションズ)

SESSIONS(セッションズ)は、スノーボード製品全般を提供しているメーカーです。SESSIONSではスノーボード用品の他に、スケートボード用品の取扱いもあります。

https://www.sessionsouterwear.jp
SESSIONS 公式サイト

THE NORTH FACE(ザ・ノースフェース)

THE NORTH FACE(ザ・ノースフェース)は、アウトドアアパレル商品全般を提供しているメーカーです。

https://www.goldwin.co.jp/tnf/outdoor/
THE NORTH FACE 公式サイト

VOLCOM(ヴォルコム)

VOLCOM(ヴォルコム)は、スノーボードのアウターウェアを提供しているメーカーです。取扱商品はアウター一式と、アクセサリー類があります。

https://www.volcom.jp
VOLCOM 公式サイト

YONEX(ヨネックス)

YONEX(ヨネックス)は、スノーボード製品全般を提供しているメーカーです。スノーボード製品の他に、バドミントン、ゴルフなど複数スポーツの取り扱いもあります。

https://www.yonex.co.jp/snowboards/boards/
YONEX  SNOWBOARDS 公式サイト

686(シックスエイトシックス)

686(シックスエイトシックス)は、スノーボードのアウターウェアを提供しているメーカーです。取扱商品はアウター一式と、アクセサリー類があります。

https://sixeightsix.com
686 公式サイト

あとがき

この記事はスノーボードのウェアについて、以下6点を説明してきました。

  1. ウェアとは
  2. ウェアの使用目的について
  3. ウェアに求められる機能性とは
  4. おすすめのウェアについて
  5. ウェアの選び方
  6. ウェア提供メーカーについて

少しでもウェア選びの参考になれば幸いです。楽しいスノーボードライフを過ごしてください。ここまで読んでいただきありがとうございました。

最後になりますが、スノーボード関連商品のまとめ記事も準備してありますので、その他のアイテムも気になる方はこちらご確認ください。

https://kakematsu.com/snowboard-tool/

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