未経験・初心者〜経験者の方に向けて、スノーボードの「ネックウォーマー」、「フェイスマスク」などの「特徴」「注意点」「選び方」を紹介します。
わたし自身スノーボード歴10年目(2022年現在)の経験から、「ネックウォーマー」や「フェイスマスク」の使用をすすめる理由についても合わせて紹介しています。
記事の対象読者について
この記事は以下の方に向けて作成しています。
中級者や上級者、競技参加者向けの記事ではありませんのでご了承ください。
- スノーボードに興味がある方
 - 初心者の方
 - フェイスマスクやネックウォーマーを使用していない経験者の方
 
次の項目ではネックウォーマーやフェイスマスクの「使用目的」について説明していきます。
ネックウォーマー、フェイスマスクの使用目的について
「ネックウォーマー」や「フェイスマスク」、「フードウォーマー」など様々なマスクが販売されています。
使用の目的としては以下4点があります。
- 外気(冷気)から首元を守り保温する
 - 鼻から首にかけての日焼けの防止
 - 首元から入る雪の侵入防止
 - コロナ対策
 
次の項目ではネックウォーマーやフェイスマスクの「使用をすすめる理由」について説明していきます。
ネックウォーマー、フェイスマスクの使用をすすめる理由について
スキー場は、想像以上に外部環境のストレスが高い環境です。そこに対応するのが、「ネックウォーマー」や「フェイスマスク」の鼻から首元を隠す製品です。
「ネックウォーマー」や「フェイスマスク」は、以下の機能がついています。
- 保温性が高い
 - 防風性能が高い
 - 紫外線を防ぐUVカット機能がついている
 
次の項目では、スキー場の外部環境ストレスについて説明しています。
スキー場の外部環境ストレスとは
あまりスキー場に行ったことがない方からすると、想像以上に過酷な環境です。主に以下のようなストレス要因があります。
- 外気温が氷点下になることが多い
 - 吹雪や突風などにさらされる
 - 太陽の紫外線に長時間さらされる
 
スキー場スタッフやスキーやスノーボード競技選手などは、紫外線により鼻から首元にかけて煤(すす)のように日焼けするのもよく見かけます。
次の項目ではわたしがスキー場で「よく見かけるネックウォーマーやフェイスマスク」について説明していきます。
スキー場でよく見かけるマスクについて
プロフィールには記載していませんが、わたし自身スキー場に約10年勤務しています。約10シーズンスキー場にほぼ毎日通って、様々なスノーボードやスキーを楽しむ方を見る機会があります。
その中でよく見かけるのは、以下のマスク利用者およびマスク類未使用者です。参考までに、全体の比率についても体感ですが載せています。
| マスク利用状況 | 使用割合 | 
| フリース素材、ニット素材のネックウォーマー | 約30% | 
| フェイスマスク | 約20% | 
| 頭と口元から首元まで隠せるフードウォーマー | 約10% | 
| バラクラバ(目出し帽) | 約20% | 
| マスク類の使用なし | 約30% | 
次の項目ではスキー場で、ネックウォーマーやフェイスマスクなどを使用している、初級者〜中級者に見かける「マスクの問題点」について紹介しています。
初級者〜中級者に起こるマスクの問題点について
スキー場で「ネックウォーマー」や「フェイスマスク」などを使用している、初級者〜中級者に見かけるマスクの問題点について紹介していきます。
初めてスノーボードを始める方や初級者などに多いのが、普段外出などで使用している「ネックウォーマー」や「マスク」を利用している点です。
上の「スキー場でよく見かけるマスクについて」でも記載した通り、「フリース素材」や「ニット素材」など雪が付着しやすく、凍りやすい製品を多用しているのが特徴として見られます。
「スキー場の外部環境ストレスとは」で説明した通り、スキー場の外部環境は初心者が想像している以上に過酷です。
身に付けているものが「濡れる」「冷える」「凍る」というのは、あなたに多大な負担がのしかかります。楽しく遊びに来たはずが、「風邪を引いたり」「コロナに感染」などになっては全然楽しくない結果になりますよね。
次の項目では、具体的にネックウォーマーやフェイスマスクの「選び方」について紹介していきます。
ネックウォーマー、フェイスマスクの選び方について
「ネックウォーマー」や「フェイスマスク」の選び方について紹介します。
選ぶときに気を付けてほしい点は以下3点です。
- 雪が付着しにくい素材を選ぶこと「ポリエステル素材」「ネオプレーン素材」
 - 保温性のある製品を選ぶこと「裏起毛」「発熱素材」「熱反射素材」
 - 紫外線を防ぐUVカット機能があること
 
上級者が選ぶマスクについて
少しステップアップした情報を知りたい方のために、スキー場の上級者が選ぶマスクについても少し触れておきます。
ここで説明する上級者は以下の方を指します。
- バックカントリーなどのパウダーを楽しめる方
 - スキー競技参加者
 
バックカントリーなどのパウダーを楽しむ方は、「ポリエステル素材」の「バラクラバ(目出し帽)」や「フェイスマスク」を使用している方が多いです。
スキー競技参加者は、「ポリエステル素材」の「フェイスマスク」を使用しています。
次の項目ではネックウォーマーやフェイスマスクの「種類」について紹介していきます。
ネックウォーマー、フェイスマスクの種類について
「ネックウォーマー」や「フェイスマスク」などの製品の種類について紹介していきます。
マスクについて
ここでの「マスク」は、普段使い用の「マスク」を指します。
素材としては、以下3つがあります。
- 不織布
 - 布
 - ポリウレタン
 
素材ごとの特徴を以下に表でまとめています。
| 通気 | 湿気 | 耐久性 | コロナ対策 | |
| 不織布 | △ | △ | △ | ◯ | 
| 布 | △ | △ | ◯ | △ | 
| ポリウレタン | ◯ | △ | ◯ | △ | 
フェイスマスクについて
「フェイスマスク」の素材は「ポリエステル」と「ネオプレーン」の2種類です。使い方は、頭の後ろで「結んで縛るタイプ」と「マジックテープ」、頭から「被るタイプ」の3種類があります。
「フェイスマスク」はわたし自身、昔に「結んで縛るタイプ」と「マジックテープ」を使用していた経験があります。現在は「フェイスマスク」を使用しなくなりましたので、その理由を紹介します。
- 雪の付着や呼吸でフェイスマスクが濡れる
 - 長時間使用すると凍る
 - 下がらないように耳にかけるものがついているが、装着直後から口元まで下がる
 
ネックウォーマーについて
「ネックウォーマー」の素材は以下4種類があります。
- フリース
 - ニット
 - ポリエステル
 - メリノウール
 
「ネックウォーマー」の特徴としては、普段使いしているものを利用できるので、準備の費用などがかからないことが挙げられます。
フードウォーマーについて
「フードウォーマー」は知らない方もいると思います。「フードウォーマー」は「パーカー」のフードと「ネックウォーマー」の2つの特徴を合わせた製品です。
素材としては、「フリース」や「ポリエステル」がほとんどです。肌に触れる部分は、起毛素材を使用していたり、温かく保温性が高いものになっています。
バラクラバ(目出し帽)について
「バラクラバ(目出し帽)」は、目出し帽の方がイメージしやすい方も多いと思います。素材としては、「ポリエステル」が主流です。
「バラクラバ(目出し帽)」の特徴は、素材に「ポリエステル」を使用していることから、雪が付着しにくいです。
参考までにわたしが今現在使っているのも、メーカーが「Colombia(コロンビア)」の「バラクラバ(目出し帽)」です。
全てのマスクに共通する問題点について
全てのマスクに共通する問題点があります。それが以下の2つです。
- 雪の付着や呼吸でフェイスマスクが濡れる
 - 長時間使用すると凍る
 
この問題点については改善商品が見当たらない状況です。
一部対策としては、「滑走中」のみマスクの使用を止める。くらいしか対策がありません。今現在コロナも流行していることからも「人が集まるところ」では「マスク」を使用することが大切です。
あとがき
この記事では未経験・初心者〜経験者の方に向けて、スノーボードの「ネックウォーマー」、「フェイスマスク」などの「特徴」「注意点」「選び方」を紹介しました。
補足説明としてわたし自身の経験から、「ネックウォーマー」や「フェイスマスク」の使用をすすめる理由についても合わせて紹介しています。
この記事を通して少しでも、楽しいスノーボードライフを送っていただけたらと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。
最後になりますが、スノーボード関連商品のまとめ記事も準備してありますので、その他のアイテムも気になる方はこちらご確認ください。

	
	
	
	
	
	
	
	