道具選び

プロテクターの選び方 | スノーボード | 経験10年以上が伝える

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

この記事はスノーボードのプロテクターについて、以下3点について説明しています。

  1. プロテクターの必要性とは
  2. プロテクターの使用部位
  3. プロテクターの選び方

必要となるプロテクターは、個人の滑走レベルによって異なります。

わたしのスノーボード歴10年目(2022年時点)の経験から、「プロテクターの選び方」の項目で、一部プロテクターを代用できる製品があるのでそちらも紹介しています。

記事の対象読者について

この記事は以下の方に向けて作成しています。
上級者や競技参加者向けの記事ではありませんのでご了承ください。

  • スノーボードに興味がある方
  • 初心者の方
  • 経験者方(カービングターンはまだできない方)

次の項目では「プロテクタの必要性」について説明していきます。

プロテクターの必要性について

スノーボードの滑走時は「転倒」「衝突」が発生する危険性があります。そんな時にあなたを保護してくれるのが、プロテクターです。

プロテクターの主な目的は、転倒・衝突発生時の衝撃吸収および緩和効果です。プロテクターを使用しないで事故にあった場合、軽傷〜重傷まで以下の項目の費用がかかる可能性があります。

  1. 事故発生時の病院外来費用(初期費用)
  2. 病院の通院費(軽傷で通院が必要な場合)
  3. 入院費(重傷の場合)
  4. 入院時の生活費(重症の場合)

プロテクター自体は保護目的に製造されていることから、多少購入費用がかかります。ただ通院や入院費用から考えると、非常に安く済ませることができる対策だと思います。

次の項目では「プロテクターの使用部位」について紹介します。

プロテクターの使用部位について

プロテクターの使用部位は、以下5ヶ所があります。使用頻度が高い部位から紹介しています。

  1. お尻
  2. 手首
  3. 膝(ひざ)
  4. 肘(ひじ)

次の項目からは具体的にプロテクターの使用部位を紹介していきます。まずは「お尻編」からです。

お尻編

プロテクターの使用頻度が一番高い部位が「お尻」です。

上の画像のように尻もちをついて着地、もしくは滑り出してお尻から転倒ということもあります。「未経験者〜初級者」に多い転倒パターンです。

お尻の衝撃吸収・緩和効果がある商品が、「インナーパンツ」もしくは「インナータイツ」になります。

次の項目ではプロテクターの使用部位「頭編」を紹介します。

頭編

スノーボードの転び方に慣れていない未経験から初心者の転倒時、もしくは中級者のオーバースピードによる転倒時にぶつけることが多いのが頭です。

頭を衝撃から守るために使用する商品が「ヘルメット」になります。

次の項目ではプロテクターの使用部位「手首編」を紹介します。

手首編

スノーボードの転び方に慣れていない未経験から初心者の転倒時、もしくは中級者のオーバースピードによる転倒時に、体をかばうことで負傷が発生する箇所が手首です。

手首を衝撃から守るために使用する商品が「リストガード」になります。

次の項目ではプロテクターの使用部位「膝(ひざ)編」を紹介します。

膝(ひざ)編

体の前方向に転倒するときにぶつけるのが膝(ひざ)です。膝をぶつけるのは、未経験者から初級者に多いです。

中級者以上になると、正面方向の転倒時にはヘッドスライディングのような受け身をとるので、膝をぶつける頻度がほぼなくなります。

膝の衝撃吸収・緩和効果がある商品が、「ニーパット」もしくは「ヒッププロテクター ロングタイプ」になります。

次の項目ではプロテクターの使用部位「肘(ひじ)編」を紹介します。

肘(ひじ)編

わたし個人の経験では、肘(ひじ)をぶつけて転倒したケースはありません。ただ、肘のプロテクターも販売されており、必要とされている方もいるかもしれませんので紹介します。

肘の衝撃吸収・緩和効果がある商品が、「エルボーガード」もしくは「エルボーパット」になります。

次の項目では「プロテクター選び方」について紹介します。

プロテクターの選び方について

わたしの経験上プロテクターの選び方は、滑走レベルに合わせて使用するものが変わっていきます。ここでは滑走レベルに応じて、必要なプロテクターを紹介します。

すべてのプロテクターが必要なわけではありませんので、必要なプロテクターの参考にしてみてください。

滑走レベル別おすすめプロテクターについて

滑走レベルに応じて「未経験者・初心者」と「中級者」に分けて、必要なプロテクターを紹介していきます。まずは、「未経験者・初心者編」からです。

未経験者・初心者編

未経験者・初心者に必要なプロテクターは下の3つです。肘(ひじ)の「エルボーガード」は、わたしの経験上ぶつけた経験がないので必要ないと思います。

  • ヘルメット(頭)
  • ヒップパンツロング(お尻、膝)
  • リストガード(手首)

未経験者・初心者の場合は、最低でも「ヘルメット」と「ヒップパンツロング」は購入した方が、万が一に怪我をしても軽く済むのでおすすめです。

中級者編

中級者に必要なプロテクターは下の3つです。

  • ヘルメット(頭)
  • ヒップパンツ(お尻)
  • リストガード

中級者の滑走レベルになると、滑走スピードが格段に上がります。滑走スピードが格段に上がりますが、転倒時の対処が正しく行えず、上級者から比べて転倒時の衝撃が大きくなるのも中級者の特徴です。

次の項目ではわたしが、プロテクターの「代用アイテムとして利用している商品」をご紹介します。

わたしのプロテクター代用アイテムについて

わたしはお尻の衝撃吸収・緩和効果のヒップパンツの代用で、ハーフパンツ(厚手)を使用しています。わたしはスノーボード滑走中に下の服装で滑っています。

  1. ボトムウエア
  2. ハーフパンツ(厚手)
  3. スノーボード用タイツ
  4. スノーボード用ソックス

上の2番のハーフパンツが、プロテクターの「ヒップパンツ」に置き換わるイメージです。ヒップパンツ自体は、オシャレさや可愛さからかけ離れた商品です。

インナーなので見せる機会も少ないです。ただし、わたしの場合は着替えるタイミングで、道具の出し入れで車の周りを動き回ることが多いです。そんなタイミングでハーフパンツなら周りを気にせず動き回れますが、タイツのような「ヒップパンツ」では恥ずかしくて動き回れませんよね。

厚手のハーフパンツは保温性も高く、スノーボード滑走中の動きの妨げにもならないので、非常に重宝しています。

あとがき

この記事はスノーボードのプロテクターについて、以下3点について説明してきました。

  1. プロテクターの必要性とは
  2. プロテクターの使用部位
  3. プロテクターの選び方

必要となるプロテクターは、個人の滑走レベルによって異なります。

プロテクターは、お金がかかる商品です。ただし、怪我を未然に防ぐことができる商品でもあるので、スノーボードを楽しくするためにも必要に応じて準備した方が良いと思います。

少しでもプロテクター選びの参考になれば幸いです。楽しいスノーボードライフを過ごしてください。ここまで読んでいただきありがとうございました。

最後になりますが、記事の途中で出てきたヘルメットに関する詳細記事と、スノーボード関連商品のまとめ記事も準備してありますので、その他のアイテムも気になる方はこちらご確認ください。

https://kakematsu.com/snowboard-tool/

ブログランキング・にほんブログ村へ
関連記事

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA