ポメラって物書きしている人からするとちょっと気になる魅力がある機械だったりする。とはいえ現在最新のポメラDM250ってメーカー希望価格で約6万円という高価な商品。この間家電量販店に行ったら、ポメラよりも安いパソコンがゴロゴロと転がってた。
ネット検索なども活用できないただ文字を書くためだけに準備された機械が、パソコンよりも高価というなんともちぐはぐな状況に違和感を覚えた。
そんなことからポメラに代わる方法がないかと模索した結果。スマホとBluetoothキーボードを活用した物書きが良いんじゃないか?と気付いたので、物は試しと少し安めなものではあるもののBluetoothキーボードを購入してみました。そんなキーボードがロジクール K380というシリーズ。
今回はこのことを少し深堀して紹介していこうと思う。
ポメラ DM250について思うこと
ポメラの最新型はDM250という型式になっています。その前がDM200という型式で、改良版として販売されたタイプかな?というイメージ。
結果としては、DM200のかゆいところをアップグレードして販売されたモデルがDM250ということらしい。YouTubeでライター業をやられている方がポメラのレビューをしていたけども、結局のところDM250もいまだにかゆいところがだいぶあるらしい。
そんな話を聞くと同じ型式になるかわからないけども、DM300なる最新型を待つのもいいんじゃないか?と感じるところもある。とはいえ、DM200からDM250にアップグレードされるまで約6年近くかかったらしいので、それからするとDM300が出るまでかかると世の中が様変わりしてしまう可能性もありますね。
ポメラDM250の良いところ
ポメラDM250の良いところとしては、
- 液晶とキーボード一体型で持ち運びがしやすい
- 文字入力以外の機能がそぎ落とされているので、書き物に集中できる
- バッテリーが約1日もつので、充電器を持ち運ぶ必要がない
こんなところがポメラDM250の利点かなと思います。雰囲気としては、喫茶店やカフェにこもってひっそりと物書きにふける。こんなことができるのが良いかなと感じます。とはいえ、そもそもカフェで書く習慣がある人にはたまらない商品ではあるものの、私みたいに書く習慣はないけども書いてみたいという人には宝の持ち腐れ感が半端ない商品とも思う。
逆にポメラDM250のデメリットは、
- 本体重量が約600gと携帯性を考えると若干重い
- 本体サイズもそこそこ大きいので、小型バックを持ち運ぶタイプにしては大荷物になるかも
- 本体表面が指紋や皮脂が取れにくいらしく、嫌な光沢感を放つ
使ってもないのにデメリットを並べ立てるのもどうかと思うので、これくらいにしておこう。
結局ポメラDM250はどうなのかという話をすると、ある程度どこでも物書きに集中できるアイテムとしてポメラDM250は優秀!その代わりとして、若干携帯性に難があったり、指紋や皮脂汚れが目立つなど所有欲を満たすはずのポイントが若干マイナスに働くところもあるようです。
ポメラの代替品としてBluetoothキーボードはどうか?
やっと本題にあたるポメラの代替品としてBluetoothキーボードはどうなのか?このことについて話していきたいと思う。
正直ポメラの大きな問題点がデザインの選択余地がないことが結構大きい問題点だと感じる。カラーバリエーションの話をするとDM200が黒一択。DM250がグレー一択で、数量限定で白モデルがあったが数が少なすぎる。という色選べない問題がある。
その点Bluetoothキーボードともなると、いろんなメーカー各社が販売していることもあり、デザイン・カラー・キーボードの打感がかなり自由自在に選べる。そしてポメラの実機を触れていない私が言うのもなんだけど、キーボードピッチと呼ばれるキーボードのボタン配置のサイズ感が小さいという問題をBluetoothキーボードは解決してくれる。
とはいってもキーボードのボタン配置が余裕が生まれるということは、キーボードの本体サイズが大きくなってしまうことに直結する。とはいえ、わざわざキーボードを選択してポメラかBluetoothキーボードかを選んでいることからすると、キーボードサイズの若干のサイズアップは誤差の範囲だと感じます。
正直キーボードを選ぶ際に、フルサイズと呼ばれるテンキー(数字入力するためのボタン)があるものか、テンキーがない文字入力のみのデザインかでサイズ感が分かれる。私個人的にはテンキーがあっても、テンキーで数字入力しないタイプなので、テンキーがないタイプが好みだ。
なんだかんだと書いてはみたが、個人の好みに自由に合わせられるのはやはりBluetoothキーボードかなと思う。
少し話を脱線するが、私の相方もブロガーなので、ポメラをプレゼントしようと検討していました。物書き専門の機械には興味を示してくれていたのもの、実機が触れず購入までに至らなかった。逆にBluetoothキーボードの話をして、実機を家電量販店に見に行ったが、はやり女性ということもあってカラーバリエーションの多さに目を輝かせていた。そのうえ、ボタンの押し心地なんかもチェックできたことで、結局プレゼントするのはBluetoothキーボード(高級タイプ)になったわけではある。
相方には高級タイプのBluetoothキーボードで、対する私は安価タイプのK380という点が若干腑に落ちない点もあるが、これも自分の選択なので仕方ない。
ロジクール K380について
私が買ったK380というロジクールのBluetoothキーボードは、定価で4千円程度と比較的手が出しやすい価格帯だと思う。
商品到着直後に気になったのは、思っているよりも色合いが淡い印象があったこと。私が選んだものがブルーとなっているが、想像のカラーとしては濃紺をイメージしていたけど、実際到着した商品は紺だったという感じ。あまり大差ないじゃんと思われるかもしれないけど、色の印象は案外モチベーションに直結する問題だったりするので注意してほしい。
かくいう私の相方はポメラのグレーと違って、好きなピンクということで商品到着前からウキウキわくわくしていたことからも、色の印象はかなり人に影響を与えることがよく分かると思う。
話が脱線した気がする。K380の話に戻ろうと思う。
K380は安価なタイプではあるものの携帯性で気になるバッテリー問題を軽く解決してくれるアイテムで、1回の電池交換で約2年稼働してくれるという長寿命タイプになっている。
先に気になったことがあるので報告しておく。K380で気になることは2点。
- ボタンが丸型ということで、一般的な四角のタイプと比べて押せる範囲が狭い
- キーボードの入力方式がUSタイプということで、日本語入力で違和感が出る
1つ目に気になってボタンデザインについては、慣れの部分もあると思うので、使い慣れると問題がないような気がする。ただ私みたいにボタン入力が結構おおざっぱで正確性に欠けるタイプからすると、少しボタン入力位置がズレた時の誤動作は正直ストレスに直結する。
私も相方と同様に実際に触ってみて選べばよかったかなと若干の後悔がある。その点相方には自分で見つけた問題点は改善して選んでもらったので、かなり使いやすい買い物になったんじゃないかと考えている。
結構重要な問題の1つがキーボードの入力の認識がUSタイプという問題。なんだかUSタイプで使っている人は特に問題なく使えると思います。なんて書き込みも結構見かけたが、そもそも日本にいながらわざわざUSタイプを選んで使っている人がどれほどいるのか、大きく疑問ではある。
実際に入力してみた感じだと、ひらがな・カタカナ・漢字・英語・数字の入力は特に問題なく使えると思う。ここでトラブルに感じたところはなく、入力で気になったのはボタンの形だけだったので感覚的にも文字入力は問題がない。
何が問題だったかというと、たまーに使うカッコやら各種記号の入力位置がUSタイプは大きく違う点が、操作で戸惑うところではある。ロジクールのBluetoothキーボードにおいてはUSタイプの文字表記もしているので、キーボードの文字をしっかり確認すれば問題が解決すると思う。私の場合にはタッチタイピングがほぼ100%なので、キーボードの文字を確認する習慣がない。そんな人にはいちいちキーボードを確認しながら入力するのは煩わしいことこのうえない。
なんだかK380のキーボードについてダメ出しをしているように感じるかもしれないがとんでもない!Bluetoothキーボード全般でUSタイプの問題があるらしい。なので、Bluetoothキーボードを使うからにはこの問題は乗り越えていかないといけないので気を付けるように。
でも安くキーボード入力をしたいという人にとっては、ロジクールのK380は価格も手ごろで機能性も十分。そのうえカラーバリエーションも豊富で選びやすいというので、Bluetoothキーボードを検討する人には選択肢に入れてもいいと思う。
相方に紹介したキーボード
私が昔システムエンジニアをやっていて、都会でメーカーのエンジニアをしていた経験もあるので、相方は私の意見をかなり尊重してくれる。そんなことから相方に紹介したキーボードはKX700というタイプ。
これはK380であった丸型ボタンではなく、角形ボタンになっていること。そのうえ、ボタン入力が軽くサクサク入力ができるタイプだったことからこれをおすすめした。正直私ももし買えるのであればこれに買い替えたいくらいである。
KX700はカラーバリエーションが3種類とK380から比べると半分くらいに減ってしまうが、そこまでカラーバリエーションが多くなくても、だいたい自分が選ぶ色は限られると思う。そういう点からもKX700はカラーも選べて機能もいいということで、おすすめできる商品だったと思う。
K380のところで紹介し忘れたが、1点かなり気になったことを今まで忘れていた。それが何かというと、K380はボタン入力が結構固めの印象がある。前までiMacを2世代使っていたこともあり、キーボード入力は軽くボタンの厚さが薄いものが好きだった。そんな経験から今使っているマウスコンピューターのノートパソコンもキーボードのボタンが薄く、入力が軽快なものを選んでいる。その点K380はボタンの薄さは軽いものの、押し込みが結構力がいる感じがして、それが個人的には違和感だったりする。
個人的な好みとしては、入力感覚がなく頭に浮かんだ文章を画面にそのまま入力しているようなパソコンと頭の直結感が結構好きなんだけど、それがK380には感じられない。やはりキーボードを使っていると感じるのが個人的には違和感だったりする。
Bluetoothキーボードに使う液晶の話
ここまでずーっと入力に関するキーボードについて話してきたが、そもそもポメラから派生したんだから入力を表示する液晶の話をするのを忘れていた。
私が使用しているのがiPhone SE2という液晶が小型なタイプのスマホです。となると、画面サイズが小さくて不便だったりしないだろうか?という疑問も浮かぶけど、普段使いなれているスマホを液晶にするので、その点は無駄な疑問といった感じ。
もちろんiPad持ちの方や大きなスマホの方もいるとは思うけど、結局自分が使い慣れているものをそのまま利用するにするということで、特に問題は発生しない。
最後に
ここまでポメラの代わりになるものとしてBluetoothキーボードを紹介してきた。正直ポメラが高価なことやいくつかの欠点があることを天秤にかけると、Bluetoothキーボードをスマホの組み合わせで十分物書きとしてのサポートをしてくれると思う。
物書きとしてはやはり自分の手足となって、文章を書いてくれるものなので、手に馴染むもの。使っていて違和感がないものを選ぶようにしてもらいたいと思う。
こんな感じでポメラを検討していたり、Bluetoothキーボードの導入を検討している人の参考になれば幸いです。
またしても書き忘れていたけども、スマホとBluetoothキーボードの組み合わせで使用することから、スマホスタンドも同時に購入していたことを話忘れていた。スマホスタンドに求めた機能は、商品自体の頑丈さ。高さ調整があるのか?角度調整があるか?というところをポイントに商品を選択した。
スマホスタンドについては、価格も安価なものでもしっかり要件を満たしてくれるものもあるので、好みのものを選べばいいと思う。
参考までにこれまで紹介した商品のリンクを下にまとめておく。
ロジクールのBluetoothキーボード K380はこちらから