無料ブログは運営経験あるけど、どうやってWordPressでサイト構築していったらいんだろう?
そんな方を対象に、わたしの経験を踏まえて、必要作業がわかるように情報をまとめました。
この記事を参考にWordPressにサイト移行してもらうことで、運営後のサイト方針のやり直しや、記事の作り直しを減らすことができます。
まずWordPressに移行するときに、必要となる作業項目を紹介します。
WordPressに移行するときに必要な作業項目
無料ブログからWordPressに移行するときに、必要な作業項目は下の6つです。
- サイト方針決定
- サイト設計の準備
- 収益化方法の調査
- WordPressのテーマ選び
- レンタルサーバー選び
- ドメイン名選び
WordPress移行時に必要な作業
WordPress移行時に必要な作業について確認していきましょう。まずは「サイト方針決定」についてです。
サイト方針決定
これからあなたの城となるブログサイトを作るために、まず必要になるのが「サイト方針の決定」です。
サイト方針がズレると、サイト運用中に何を目指したサイトなのかがわからず、サイト運営が迷走してしまいます。
サイト方針を決定するうえで、下の2つをサイトの柱として決めることが大切です。
- 自分が得意なこと
- 好きな分野
サイト運用を継続して続けていくために、大切なことは下の3点です。
- あなたが好きなこと
- 無理せず続けられる
- あなた自身の情報が新しく更新され続ける
「好きこそものの上手なれ」という、ことわざもあります。
あなた自身が好きなことは、無理せず継続できますよね?また好きなことなので、興味関心もあり知らないことでも、新しい情報を取り入れ続けますよね。
ということでサイト運営を無理せず、楽しく継続する項目3点は重要なので、そこを意識してサイト方針を決定しましょう。
次に、サイト設計を準備しましょう。
サイト設計の準備
サイト方針が決まったら、設計図にあたるサイト設計を準備していきましょう。サイト設計の作成を助けてくれるのが、「マインドマップ」です。
マインドマップご存知ですか?下のイメージがマインドマップです。
「マインドマップ」は情報が階層表示されるので、情報の親子関係が把握しやすいのが特徴です。情報の親子関係の階層が、サイト設計に直結します。
「マインドマップ」はサイト設計の経験がない方でも、直感的に情報が整理できるので、情報の抜け漏れも確認できます。
「マインドマップ」を活用すると、サイト設計が効率的に進みます。
サイト方針に沿って、必要な情報を洗い出しましょう。
洗い出した情報に親子関係があるものは階層構造。親子関係がない情報は並行に配置。マインドマップを拡大していきましょう。
「マインドマップ」が最大まで拡張した状態が、サイト設計が完了した状態です。
マインドマップ作成の練習にもなるので、サイト設計に「マインドマップ」を活用して、サイト設計を進めましょう。
次に、収益化方法の調査について紹介します。
収益化方法の調査
サイト方針とサイト設計が完了したら、次はサイトからどのように収益を発生させて、サイト運営していくかを調査しましょう。
収益化の方法は、大きく分けて下の3つに分類できます。
- ASP案件
- Google Adsense(広告リンクのクリック収益)
- ネットショッピング紹介料(Amazon, 楽天市場, Yahoo!ショッピング)
ちなみにASPとは、あなたと広告主の紹介から収益の受け渡しなどの、仲介を行なってくれる広告代理サービスのことです。
それぞれ収益化方法について、特徴を紹介します。
ASP案件は、単価が大きいものから小さいものまで、案件があるのが特徴です。また、ASP(会社)ごとに紹介できる案件に特色があります。
案件の種類以外にもASP専属担当者のつきやすさや、単価交渉のしやすさなどの違いもASPごとに存在します。
収益化方法については、ほかの2つと比べて単価が大きいです。まとまった金額の収益を目的にしている方は、ASP案件をメインで取り扱いましょう。
Google Adsenseは広告リンクのクリックで、収益化ができるものです。利用にあたりあなたのサイトを、Googleが審査します。
サイト審査に合格後、広告サービスを利用できます。
報酬発生難易度が低い代わりに、サイト審査の合格率が低いのが特徴です。また、発生報酬が少ないのも特徴の1つです。
記事に商品紹介リンクを設置して、リンクを利用したユーザーが購入した時に、紹介料が発生します。
紹介料は、各サービスごとや扱う商品カテゴリーによって、報酬が異なります。報酬自体はGoogle Adsenseと同じく、そこまで高額でないのが特徴です。
ただし、ショッピングサイト内にあるほとんどの商品を紹介できることから、紹介商品に困ることがないのも特徴になります。
収益化を目的にブログサイトを運営するなら、報酬の獲得金額が違います。
報酬の獲得金額も意識して収益化の方法を調査してください。
- ASP案件
- ショッピング紹介料
- Google Adsense
次に、WordPressのテーマ選びについて紹介します。
WordPressのテーマ選び
WordPressのテーマを選択しましょう。まず、WordPressについて簡単に説明します。
WordPressはあなた独自のブログサイトを構築するためのソフトを指します。
無料ブログと違いWordPressは、あなた自身の所有サイトになります。文字通り、あなたの好きにサイト運営することが可能です。
無料ブログとWordPressの違いを例として物件でたとえるなら、無料ブログは賃貸物件で、WordPressは持ち家となります。
WordPressだと自由度が高く、無料ブログでは広告掲載ルールやデザインに縛りがあるなど、大きな違いがあります。
WordPressのテーマ選びで、大切なことは下の3点です。
- 見た目の良さ(読者視点、あなた視点)
- 使い勝手の良さ(読者視点、あなた視点)
- テーマ購入費用(無料〜2万円以内程度)
テーマ購入費用はあなたの懐事情によるので、ここでは細かく触れません。
見た目の良さと使い勝手の良さは、「読者視点」と「あなた視点」の2つの視点から、選択する必要があります。
サイトを最終的に利用するのは読者です。
テーマ選びの段階で、読者視点の「サイトの見やすさ」「使いやすさ」は、非常に重要な要素です。
サイトを運営して、記事の作成・更新を行うのはあなた自身です。
あなたの負担が少なくなるように、あなた視点の「サイトの見やすさ」「使いやすさ」は、サイト運営を継続する上で非常に重要です。
WordPressのテーマ数は非常に多いため、ここでは紹介しません。参考までにこのサイトはJINというテーマを利用して構築・運営しています。
次に、レンタルサーバー選びを紹介します。
レンタルサーバー選び
レンタルサーバーを選びましょう。レンタルサーバーは、あなたのサイトを実際に載せるために借りる場所になります。
レンタルサーバーを選ぶ上で、下の重要な3つのポイントがあります。
- サイト表示速度
- サーバー契約費用
- サーバー維持費用
レンタルサーバー選びの重要ポイント3点について、紹介した項目を説明します。
サイトの表示速度は、アクセスしてからページが表示されるまでの時間のこと指します。
サイトを利用した読者の離脱率(サイトからいなくなること)に直結する内容です。
サイトにアクセスしても、ずっとサイト情報が表示されないと、ストレスになりますよね。
見に来てくれる読者のストレスにならないよう、表示速度はなるべく早いサーバーを利用しましょう。
次は、サーバー契約費用について説明します。
サーバー契約費用は、レンタルサーバーを利用する初回の段階で発生する費用です。
サーバーごとに費用が異なりますので、複数の会社を比較しましょう。
レンタルサーバー利用開始にあたって、ASPでセルフバックという契約費用の一部キャッシュバックというサービスもあります。
初回契約のみ利用可能なので、利用しましょう!わたしはセルフバックを知らずに、満額契約金を払いました…..
次に、サーバー維持費用について説明します。
サーバー維持費用は、契約更新ごとに発生する費用です。
費用のだいたいの目安は、契約費用と同等額と考えれば問題ありません。
ただし、サーバースペックをハイスペックなものに更新したり、プライベートサーバーなどを利用すると費用が高くなります。
契約費用と維持費用は、あなた自身の財布の負担になるので、なるべく費用の安いものを選ぶことが必要です。
次に、ドメイン名選びを紹介します。
ドメイン名選び
最後にドメイン名を選んでください。
ドメイン名はGoogleに提供するサイトの住所のようなものです。ドメイン名はあなたのサイト情報を表す大切なものです。
簡単に変更できるものではありませんので、しっかり検討してドメイン名を決めましょう。
ドメイン名を決定する上で、下の3つのポイントが重要です。
- サイト全体の情報を表すドメイン名にする
- ドメイン契約費用
- ドメイン維持費用
ドメイン名選びの重要ポイント3点で紹介した項目について説明します。
ドメイン名は、Googleにとってサイトの顔に相当する情報です。
サイト全体の情報を総括するドメイン名にすることが必要です。
先ほども書いたことではありますが、とても大切なことなので、もう一度念押しします。
ドメイン名は一度決定すると、簡単に変更できるものではありません。しっかりと今後のサイト運営のことも考えて決定してください。
次に、ドメイン契約費用について説明します。
ドメイン契約費用は、ドメインを使用する初回の段階で発生する費用です。
ドメインサーバーごとに費用が異なりますので、複数の会社を比較しましょう。
次に、ドメイン維持費用について説明します。
ドメイン維持費用は、契約更新ごとに発生する費用です。
契約費用と異なり、維持費用が高くなる傾向にあります。使用するドメインの種類やドメインサーバーごとに金額が違いますので注意しましょう。
契約費用と維持費用は、あなた自身の財布の負担になるので、なるべく費用の安いものを選ぶことが必要です。
以上が、無料ブログからWordPressに移行する時に、必要な作業になります。
最後にあとがきを準備しました。良ければそちらもご参照ください。
あとがき
この記事はわたしがブログ運営3ヶ月経過した現在に、始めに教えて欲しかった情報を記事としてまとめました。
この記事を参考にブログ運営を開始すると、少なくとも下の7つのメリットがあります。
- 運営途中でサイト方針がブレない
- サイト情報に合わないドメイン名にならない
- サーバー費用を安く抑えられる
- ドメイン費用を安く抑えられる
- WordPressテーマを買い直すことが減る
- WordPressテーマ買い直しによる、記事の修正がなくなる
ブログ未経験者の方や、まだ無料ブログで運営している方の参考になれば幸いです。
この他にも、実施にブログ運営でつまずいた情報の対策記事を、多数準備しています。お時間がある時に、また見に来ていただけると嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。